2012/06/30 (ブーゲンビリア) 夏の予定

海の家のライブが数本
これぞ夏!
7月はライブ少なめだけれど
一本ずつとてもたのしみなライブ。
毎晩が特別な夜になるように
じっくりやっていきたいなあ。
夢のような春がおわって
毎日が夏のにおい
ぐはー!
がんばろう。



2012/06/29 (フェンネル) 関内闊歩

まさかレバ刺しが食べられない日がくるなんて
とおもったのだけれど
よくよく考えてみると
まあ我慢できます。
ただがまんできないひとたちが
もしくはおまつりさわぎで
もつやさんは満員だった。
結局レバ刺しは食べられなかったけれど
飲み終わるとたいへん満足で
だいじょうぶだな、とおもったし
おまつりさわぎに加担してしまって
なんだかしょんぼり。
ひさしぶりに関内を闊歩
移転したというお知り合いの店に行くと
なんとこちらも満員!
すばらしいことです。



2012/06/28 (クチナシ) オレンジ

ふんわりと映画をみていたら
突然知っているひとが映った。
俳優なのだから、ありえるけれど
びっくりして何度も一時停止した。
爪をオレンジに塗ってあったのだ
たまごを割ったら
卵黄とおなじいろだった。
ならんだらまったくおんなじ。
気になったので白も足して
ゆでたまごいろになった。



2012/06/27 (アカンサス) タツロー

昨日からタツローと名付けて
つくっていた曲が
いつのまにかタツローの手をはなれた
迷走中。
こわいものがなくなったよ

ついこのあいだ言ったけれど
やっぱりこわいことばっかりだ。
夜になりサムズアップへ
インストバンド3つ
はからずもよく知るひとたちばかりの演奏
外側からみるとほんとうに刺激的。
バンドは奇跡だなあ
またおもった
ひとりの道もまた、深く長くあるけれど。
たまらなくなって
帰ってからタツローのつづきをやった
朝起きたらびっくりしそうだ。
そういえば髪を坊主というか
剃髪にしているひとがいて
かみそりで剃るのだそうですけれど
1枚刃だと肌があぶない
5枚刃だと髪がひっかかるので
だんぜん3枚刃
それが坊主界の常識らしい。
ふへー
だいたいあんなに頭皮をあらわにするって
なんだか裸みたいでちょっとこわい。
とおもうとやっぱり
髪の毛に守られている感覚があるのだなあ。



2012/06/26 (ざくろ) 美学

この数年、わたしのなかにうずまいている
美学にすなおに従うと
愛だの恋だのをうたっていいのは
おとこのひとだけ
ということになっている。
性別のせいなのかもしれないけど
おとこのひとのいう愛や恋には
なんだかロマンを感じられるのだけれど
おんなのひとが言うと
現実味がつよすぎてびっくりするのだ。
起きるとねこがにゃあと鳴いて
すっかりいい天気。
洗濯に精をだすひとを眺めながら
ぼんやりと午後になった。
陽の沈むあたりは
うたっていていちばん気持ちがいい。
部屋がだんだん青くなっていって
ふと我にかえるともうまっくら。
変わりたい
そのひとはくりかえし言った。
変わったのか、なんなのか
わたしはわからないけれど近頃
じぶんの中身がすごいいきおいで入れ替わっている
ようにおもえてしかたない。
大事だったことがそうでもなくなって
見のがしていたことがだいじになって
やらずにいたことをやって
やっていたことをやめた。
けっきょく外見はおなじ
そんな気がする。



2012/06/25 (ヒルガオ) 白楽のよる

気の向くままに行き先を決める
というのはきっと
ひとりでいるならではのこと。
タイミングがあったので
白楽にSuzKenさんをみにでかけた。
学生以来、10年ぶりの白楽
だったというのに
着いてみたら知り合いがいて
名前だけで会ったのことのなかったひとにも会え
途中演奏に加わったりしながら
あれこれ大笑いして満喫。
終電でさあ帰ろうと腰を浮かしたら
またともだちがやってきた。
ここが藤沢や鎌倉ならわかるけれども
10年ぶりの地白楽での、ふしぎな展開。
帰るのをあきらめたとたん
ぞくぞくと知っているひとが登場
そんなはずないのに。
気がついたらしらないひとの家にあがりこんでいて
ビールをごちそうになる。
そのままちゃんぽん屋へ流れ流れて
夜中の3時に肉ニラ炒めをたべていた。
ふしぎだ
あまりにふしぎだ。
ねこのいる家におじゃま
そらをみていたねこ。
江ノ島の家に雰囲気が似ていて
なんだかすっかり落ち着いた。
ちゃんと目をつむってねむらなきゃ
白楽のしずかな朝。



2012/06/24 (ホタルブクロ) ひばり

弾き語りはやっぱり
曲なのだ
そこなのだ
最近つよくそうおもう。
みんながいろんな無理をして
ライブ会場にあそびにくる。
すごいことだなあ。
いよいよひばりさんカバーの本番
迷宮入りしたあげく、胃まで痛くなった
そんなに背負わなくてもきっとよかったのだけど
それぐらいの歌唱。
さんざん悩み、あれこれ試して
自分ではなんだか判断ができなくなり
結局最初からこれがいいんじゃないと勧められていた
車屋さんをうたった。
ひばりさんのうたは改めて聴くと
落語のようで
物語があって,表情がたくさん。
ひばりさんは上手い上手いと言われるけれど
いや、ほんとうにうまいけれど
すごいのは、上手いの先。
わけもない涙がでるうた。



2012/06/23 (ベルガモット) はやり病

先週寝込んで以来
もうもとどおり元気ではあるけれど
体力はおちているようで
スタジオで2時間やすみなくうたったら
すっかりぐったり。
ひばりさんの強大さもあるかもしれないが
とにかくからだを慣らさないときびしい。
明日は昼夜音にのまれよう。
リハ後ロビーでぐったりしていると
また知っているひとたちがやってきて
あれこれ言うなかで
高熱を出したというひとがいた。
やっぱり風邪らしき症状はすくなくて
熱だけがばばんと上がったという。
おんなじだ!
インフルエンザだったらしいですよ
そのひとはいった。
夏の口までインフルがきたら
もう生きていけない気がする。
つねづね、ウイルス系によわいわたしは
もしドラマのように細菌兵器なんかつかわれたら
まっさきに倒れるグループだとおもっている。
いやだな。
帰りがけに近所で
ともだちのバンドがインストアライブをするというので
自転車こぎこぎ寄ってみた。
わたしはまっすぐにうたうひとがすきだ
だからそのひとのこともすきだ。
がんばってほしいな
みんなの笑顔がまぶしかった。
今日もいいものみた。



2012/06/22 (スイカズラ) はこ

朝からまっしろな雨。
すごい水の量なのに
妙にしずかな雨だった。
もっとぶあつい箱型だったころから
ばくぜんと見ていたテレビを
いつからか全然みなくなった。
もとからチャンネル権はなかったけれど。
そうして今日という日に
たくさんのひとがテレビはだめだ
こんなに大きな動きが報道されていない
と言っていて
今までもずっとそうだったのかな
おそろしくもおもいながら
でも今日のわたしは食い入るようにテレビをみていた。
すっかりうすっぺらくなったテレビ
こんなに真剣にみたのはひさしぶりだった。
そこにはたしかに夢もあるのだ
うつりかわっていくはかなさとともに。
あれをみてうれしかったひとは
きっとたくさんいる。
うーー
がんばるぞ
ちからがたまった。



2012/06/21 (アカンサス) ゆめ

そういえば昨日は
みんなの夢というか
最終目標を聞く
というコーナーがあった。
みんなそれぞれなのだけれど
やっぱり同じ職業どうし
みんなの目標はそのままわたしのでもよかった。
つづける、つづける、つづける。
そんな想いとうらはらに
突然のさよならのしらせが相次ぐ。
身勝手なきもちではあるけれど
さよならはいやだなあ。
みんなに会いに行かなくちゃ
いつそうなってもおかしくないのだから
真摯なきもちでつづけていこう
一緒にいるひとをだいじにしよう
おそれてばかりいないで。
全部をぜんぶやれないのはわかっているけれど
かなしい。



2012/06/20 (アカンサス) 別荘

すきなひとにただ
すきだすきだと言っていればいいのなら
そんなに楽でしあわせなことはない
とおもってはいるのだけれど
別に楽をしたいわけではないような
ほんとうはただそう言いたいだけのような
そんなことをぼんやり考える今日このごろ。
ほとんど別荘化している我が家に
めずらしいひとをふくむみんながやってきた。
なにをしたというわけでもなく
ひたすらあっという間に時間がすぎていった。
話しているだけで時間を過ごせるのは
おとなの特権だとおもうのだ。
どうも七輪運がないなあ
それでもあきらめきれず
玄関であれこれ焼いてみたのだけれど
ほんとうはやっぱり外でやりたい。
外の空気にあたりながら
火をかこんでぼんやりするのがいいのだ!



2012/06/19 (カラー) 会社

つながりでお呼ばれされた
美容室のオープン前夜祭で
おいわいのうたをうたわせてもらった。
もとあった美容室が拡張オープン
今までのスタッフも、これからのひとも
いっしょくたに一生懸命準備していた。
オーナーはみんなのお母さんで
みんなの会社への愛情とあつい気持ちが
涙また涙をよんでいた。
なしくずしにフリーランスになった自分には
縁遠い、この雰囲気に
おもわずもらいなき。
となりにいた活弁士も涙していた。
活弁士という職業もまたすごくて
日本に5人くらいしかいないという。
まだ生でみたことがないのだけれど
ぜひ行ってみたい、活弁の現場。
声が通って、しゃべり方にひっかかりがあって
あたまの回転がはやい。
今日は書家の方にもお会いした
とても有名な方で、たくさん作品を世に出している
わたしはああいう作品は
一枚入魂!というのか
数を書かない美意識だと勝手に思っていたのだけれど
何枚くらい、書くんですか
というわたしの漠然とした質問に
入口の「美」という一文字は
300枚くらい書きましたね
そのひとはさらりと言った。
今日いちばん印象的なひとことだった。
演奏は短い時間だったけれど
よろこんでもらえたようでひと安心。
コンサーティーナに助けられるいちにちだった。



2012/06/18 (アリウム) 医者

意を決して家に帰ると
外においてあった自転車のかごに
なくしたとおもっていた荷物が入っていた。
何日雨ざらしになっていたのだ
もう、ひどすぎる。
それはさておき皮膚科へゴー
たいへんおすすめだというところへ。
診察は一瞬だった。
どうしてこうなるかを説明して
症状をおさめるためののみ薬と
かゆい時のための塗り薬をだしてくれた。
わたしの質問にちゃんと答えて
まだ言っていない症状も説明してくれた。
薬の塗り方をおしえてもらって
全部で3分程度
不安はとりのぞかれた。
なんだったんだ、あの3時間。
お医者のいろいろ。
夜になってはからずも
お見舞いという名目で
ごうかなすき焼きをごちそうになる。
すごいよー、すごいよー。
これがおとなになったということなのか
いつまでも病気の話ばかりしていた。
ひとをたのしませようとする精神に
あたまがあがらない今日このごろ。



2012/06/17 (ササユリ) いれかえ

デスクワークでもしよう
ということで
永遠に終わらないとおもわれた
じみーな作業がひとつおわった。
やればできるのだ
なんとなく達成感。
熱とともに何かが出ていった
へんに入っていたちからを抜いて
そのぶんのちからをこめて演奏しよう。
なにをしようかわくわくする
話がいくつか舞い込んだ。
しょんぼりしている場合ではないのだ!
鍋やらフライパンやら買って
夏に自分の家に帰る準備を整える。
もはや実家ぐらしのようなふるまいだけれど
もうすこし落ち着いたらちゃんと家に帰ろう。
あしたはいよいよおすすめの皮膚科へ行く
なんだかちょっとたのしみになっている。
原因わかるかな。



2012/06/16 (キンシバイ) メンテナンス

もう自分でできることはやったから
あとはからだがついてくるのを待とう
動きながら待とう
そうおもって昨日から動き出したのだけれど
朝からあれこれていねいになだめられ
生活改善をかんがえはじめる。
そんなに無理をしていたつもりはないけれど
じっさいからだはまだら模様。
月並みなことばだけれど
そういう歳なんだなあ。
それにしても心配してもらえるって
なんてありがたいことなのだろう。
自分の勝手ばかりしてはいけないという
気持ちに自然とさせられる
ひとはうまくできている。
おそるおそるうたと楽器の練習をしたら
あっというまにからだが熱くなり
まだら模様が濃くなった。
なんだかふしぎな気分。



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