2012/04/15 (木蓮) 二宮!

二宮とはいったいどんなに遠いのか
とおもって調べてみると
なんと藤沢から20分だった。
近い!
あまりにも近くてびっくり。
都内よりずっと近いよ。
とはいえ都内からきたひとたちは
やっぱり2時間コースらしかった。
名前からは想像がつかなかった場所
行ってみると
光と風のミュージアム
とかいてあって
ふだんは結婚式場だったりするらしい。
天井のたかいちいさなホールと、庭。
目の前は海とバイパス
高台のホールのおおきな窓からいちめんの海。
わたしは庭での演奏
みんな芝生に体育座りで聴いてくれた。
雨がふりそうな、降ってほしくないこのときに
もうすぐ、雨がきそう
といつもの歌詞をうたってしまって
はっとしたら
みんながくすくすとわらっていた。
そんなにみんながちゃんと聴いてくれていたなんて
びっくりしてうれしかった。
もっと信じていないと。
たくさんの出演者がいたけれど
かわいらしいフラダンスが胸をうった。
ひさしぶりに会ったEARTのふたりから
あたらしいアルバムをかった。
CDを買うのってやっぱりいい。
家に帰って何度もリピートして聴いた。
それにしても酔っぱらったひとたちから
ふらふらの帰り道に電話がかかってくるといつも
平和だなあ、としみじみして
安心して悪い気はしないからふしぎだ。



2012/04/14 (牡丹) 花見?

長く切れ目のない数日間が終わり
ひさしぶりにゆっくり眠った。
夕方からお花見の約束

すんごい雨。
おともだちのくるまに乗せてもらい
桜の咲いていそうな道を経て
葉山のちいさなお店に寄った。
ごはんをたべにいったのだけれど
おうちのようなコロッケに、ひとあじ足したつけあわせ
だしの深いみそしるで
ただただとっても満足な定食だった。
自分の意思でなく連れて行ってもらった店で
おいしいものを食べられると
なんだかすごいプレゼントをもらった気分になる。
ぽつりと
ボウリング行きたい
と言ったら採用された。
いったい何年ぶりだろう
よれよれと投げる
ボウリングのすきなところは
わたしとピンだけになれるところ。
とちゅうギタリストが爪を割り
ちょっと責任をかんじた。
車内で玉置浩二さんと安全地帯が大流行
もともとすきなのだけれど
あらためて聴くとやっぱりすごい。
あの声だけでもう
それだけでいい、とさえおもう。
最近の人生のテーマにひびいて
帰ってからもずっと安全地帯を聴いていた。



2012/04/13 (ポリジ) 飴色

飴色ということばがすきなのだけれど
飴色ってべっこう飴の色で
べっこう飴ってべっこう色の飴で
あれ?あれれ?
ことばのマジックにはまる。
ひさしぶりにべっこう飴のことをおもいだしたら
こどものころをおもいだしてせつない。
わたしはおかあさんに買ってもらったものを
なぜかすぐこわしてしまう子だった。
つまりそそっかしい。
我が家ではけそけそという。
そのたびにとても傷ついた。
リハーサルスタジオに寄ると
やっぱり見慣れたひとがそこにいて
リボンマイクを買ったというので聴かせてもらった。
わたしの持っているお気に入りの
beyer dynamicのリボン版。
わたしのダイナミックマイクも十分繊細なのだけど
リボンはやっぱり全然ちがう。
隅々まで聴こえてきて、うたうのがたのしそう。
客席に細やかさがどこまで届くか、はあるけれど
この気分はうたごえに良い気がする。
それはさておき、リザードのセッション
ライブハウスのセッションというものに
初めて行ったけれど
曲をやるわけではないのに
毎度誰かがリードしてさくさくとテーマが決まる。
こんなかんじで
と。
ふしぎな空間だ。
でもお客さんがたくさんいたので
観てたのしいものにしたいなという気持ちがあった
全員が全員の思惑で動くので
なかなか行く先がみえなくて戸惑う。
いつもとおなじような、ちがうようなところが刺激された。
コンサーティーナのピックアップ案を
真剣に考え始める。
使えないのはもったいない。
合間にひさしぶりの山東にもいった
あいかわらずおいしい水餃子
焼き餃子は中身がちがう!
ああ、じっくり行きたい。
セッションを中座して真夜中ライブへ
ちょうど雨がふりだしてしまった。
夜中にあつまって
わたしののんびりした曲を聴く
というのはいったいどんな感じだろう。
いつもより長い曲がやりたくなった。
帰りにいつものバーに寄ると
病み上がりのひとがそこにいて
やっぱり病み上がり然としたようすだった。
からだをだいじにしてほしい
全然ひとのこといえないけれど。



2012/04/12 (ライラック) 車幅

朝から手足がばらばらで
こういう日はたまにやってくる。
はでにこけたり、あちこちぶつけて
でっかい口内炎ができてはひっこみ
舞い込んだ話は予定があわず
ものを落としたり、爪をきりすぎ
やりすごすしかない一日なのだった。
そんなときにおもう
なんだかなにもかもが
雑かもしれない。
ちゃんと目を開けて耳をすませて
手を動かしてものをつくろう。
うれしいことばがあった
かなしいできごとがあった
そうして毎日すごしているのだし。
夜の空気はとてもよくて
いつまでも帰りたくない。
この数日相談を受けていたプレゼントが
なんだかうまくいったらしい。
ものをあげるのって悩むけれど
悩んだだけつよく、つたわるような気がする。



  2012/04/11 (ロベリア) あらし?

嵐がまたきて
桜をさらっていくという噂だったけれど
じっさいはそうでもなかった。
雨と風はやってきたけれど
まだまだふんばりのききそうな木々。
まわりにじわじわと触発され
ずっとちくちくと曲をかいている。
最近たくさんのことばをかわした
ひとつひとつが効いている。
おもえばなにをするにも
時間をかけない傾向がわたしにはあって
それがとてもあだになる。
ならないときもある
そこがむずかしいところです。
今はなんでも時間をかけて
じっくり取り組みたくなっている。
だからこそ時間のつかいかたがむずかしい
ただ追われている毎日はさびしい。



2012/04/10 (チューリップ) 桜満開

ようやっとあたたかい日になり
桜がどこも満開。
がんばっているひとたちを視界のかたすみに
家でもじもじと歌詞をひねっていたけれど
全然ぱっとしなくてふて寝。
寝るつもりはなかったのだけれど
かんがえがまとまらないとなぜかねむくなる。
それにしても乾燥しているなあ
あちこちぱりぱり。
ぱりぱりと書いたら
パリパリサラダ
パリッとチーズ
と予測変換されました。
予測変換の機能ってどんどん
へんてこに進化している気がするのだけれど。



2012/04/09 (アカシア) 春

すんごく良い天気!
おもわずスキップでもしそう。
週末の余韻でからだがみしみし
さむかったせいか、みしみし。
かたや、たのしかったから日常にもどれない
という声がいくつかとどく。
そんなにたのしんでもらえてうれしい
たしかにあの家は住んでいながら
ひとがあそびにくると急に
妙なリゾート感があるからふしぎ。
わたしはというとあたらしくなったごみ収集に
どの順番でごみをだすか
ずっと段取りをかんがえていた。
とても現実。
急なお誘いにより
数年ぶりに会う白い犬といっしょに
夜桜をみにいった。
夏毛にかわるところで抜け毛がすごい!
がさりと袋の音がするたびに
ちょうだいちょうだいと前足をうごかした。
犬とあそぶのがひさしぶりで感無量。
夜の公園に桜が咲いただけで
ぼんやりと明るい気がしておもしろい。
家に帰ってみるとやっぱり
ちょっと風邪の気配がした。



2012/04/08 (ヘーベ) みちると

昨日とまったく同じ顔ぶれで
鎌倉駅に集合。
行き先は北鎌倉なのに
なぜ鎌倉集合?と首をかしげていると
わたしが昨日の夜中に
ロンディーノで朝食を食べると駄々をこねたらしい。
覚えてないけど、正解とおもいます。
が着いてみると、満席でした。
というより鎌倉が大混雑
桜とお祭りが重なって盛り上がっている。
日中は浄智寺というお寺の境内と書院で
フェス形式のイベント。
食べると音楽が寄り添い
友人知人がほうぼうにいて
おだやかで鎌倉らしい雰囲気。
途中からどんどん寒くなってしまったけれど
すてきなイベントだったとおもう。
念願のみそしるをすすり
DaLuaをみにゆくと
なんだか前に見たときとすっかりちがう。
ひとりひとりがどんどん
自分の前へすすんでいるのがみえた。
嘉風くんとしょうこちゃんは
ふたりだとしょうこちゃんのリズムがよくみえる
男らしいイメージが強かったけれど
音響の関係もあって今日は
ずっとやわらかいことをしていると気づく。
いつも一緒に演奏するひとを外から見ると
ほんとうにおもしろい。
UPPONバンドは5人編成
結局おっかなびっくりになってしまって
ちょっと反省が残る。
でも夕暮れどきのとてもいい時間で
うすぐらい木々のあいだで
みんなゆらゆらとたのしそうに聴いてくれた。
なぜか途中、おともだちのご実家で
晩ごはんをごちそうになり
その後大船ハニービーへ
本日二本目の嘉風くんしょうこちゃん。
こちらはがっつりアンプ出し
普段の元気な印象がつよくて
音色の与える影響は大きい。
しかしものすごい盛り上がり
みんながペンライトをふりまわし
悲鳴のような掛け声の中で
三組ともはっちゃけていた。
グルーヴィーなお客さんと演奏者の関係
ライブってこうだよなあ。
最後はすこしだけまざって演奏
ものすごいちからをつかった
しらないみんながビニール袋をぽかんとみていた。
すべてがおわって、ふたりを
見送りながらツアーの帰りのようで
名残惜しくてさびしかった。
やりきりました、おつかれさま!



2012/04/07 (ニゲラ) 花見大会

けっこう前から日程をおさえていた
バンド花見大会
みんな多忙なので、どうかな
とおもっていたけれど
結局6人中5人はあつまった
ひとりは夜中に来た。
でもあまりに寒かったので
江ノ島に観光に行き
龍口寺でビールを飲みながら桜を眺めて
あとはうちで飲むことにした。
みんなのセンスが光る差し入れもあり
あいもかわらず盛り上がる。
途中参戦したひとがまた
飲ませ上手でたいへんたいへん。
食べきれないだろうとおもわれた
大量のしらすがぺろりとなくなった。
夜中、デイジーズカフェの11周年イベントに乱入
なぜか一曲うたって帰宅
ワンマンライブを終えたひとがやってきて
ドクターマリオ大会を経て終了。
みんなよくあそびました。
しかしドクターマリオの敵がいない
だれか超とくいなひといませんか!



2012/04/06 (ハナズオウ) 準備

怒涛の週末にむけて
あれこれと準備。
といっても半分はあそびなのだけど
遠くから来てくれるひともいるので
ちからいっぱいおもてなしします。
ひさしぶりに家でプリンをつくった
土鍋でぐらぐらと蒸す。
プリンはもう
無心でつくれるのだけれど
つまりそういうことなのではなかろうか
修練を積むっていうのは。
プリンに人生をおもう夕方。



2012/04/05 (藤) 寝るだけ

みんなにばかにされている
寝るだけダイエット
というやつがあるのだけれど
じっさいは寝るだけというわけではなし
しかも成果が出てしまった。
どちらかというと気持ち良いので
ついつい続けてしまううれしさ。
なにせ腰がらくになる
これたいせつ。
桜がちらほら咲き出している
あさってまでにばばんと咲くかな
家のなかはまだちょっと寒い。



2012/04/04 (マーガレット) プリント

あたらしく買ったカメラで
びしばしびしと写真を撮っていたら
あっというまに数百枚。
写真はどうしてもプリントしたい

これをすべてプリントするのも
なんだかちがう気がする。
かといって取捨選択するのも
なんだか風情がない気がする。
むむむ
やっぱり悩ましい。
けっきょく目をつむって
全部をばばばとプリント。
これ届いて、大丈夫でしょうか。



2012/04/03 (さくら) あらし

この二日間
わたしのこころは嵐のようだったけれど
なんだかつきものが落ちたかのように
すっきりとした気分でいたら
こんどは窓の外が嵐になった。
ごうごう
ごうごう
じぶんの家は揺れてこわいので
りっぱな実家に避難した。
昼すぎに家についた
とたんに風と雨がごうごう。
あぶなかった。
いまも電車は動いていない
きっといまごろたいへんなひとがたくさん。



2012/04/02 (こでまり) アフター

寝ずに出かけて行って
昨日の話があたまをぐるぐるまわっていた。
帰りにまたケインズに寄ったら
カウンターに意外なひとの姿
昨日の主役がひとりでそっと飲んでいた。
寝ていないせいもあって
そうしているとあのときのつづきのようだった
おだやかな空気で。
音楽っていいよなあ
そのひとはいった。
どうしても昨日の話になった
いくつかのことばを交わしたら
なにかがすんなりと飲み込まれて
ずっとなめらかな気持ちになった。
今日の演奏ではいつもより
ずっとずっと注意深くなっていた
そうやることしか今は
できることがない。



2012/04/01 (かすみそう) レコ発

ライブDVD発売記念ライブ
みんなでDVDを見ながら声を上げる
各地での奇跡の記録。
だからこそ
毎晩奇跡を起こすしかないんだよ
そのひとのことばが胸にささった。
イベントは大盛況!
みんな音楽がだいすきだ。



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