2012/04/30 (山吹) タイトル

いつのまにか夜の空気に
冬の気配はまったくなくなった。
実家に帰ってみるとなぜか
家族が全員集合していた。
めずらしい!
部屋がせまいです。
貸し出そうとおもってひっぱりだした本
なにげなく読み返したらおもしろくて
また最後まで読んでしまった。
気に入っている自伝のような本だけれど
タイトルになることばが出てくるタイミングが
すごくすきなのだ。
自分で歌詞をかくときにかならず
タイトルのことばをそのまま内容に出すかどうか
出すならどのタイミングか
ということをとてもだいじにおもっている。
ああ、また旅をしたい。
このところひととのチャンネルが
なんとなく合いはじめている気がして
きもちが開いているもよう。
からだが移動したくてうずうず
うずまき。



2012/04/29 (ゆすらうめ) 食の野望を

元ハミングキッチンのやすさんが
農園をひらいたのは数年前。
それからなかなかタイミングがあわず
今日やっと訪ねることができた。
なんとも言えないすてきな場所
行ってみればわかる。
序盤は天気がすごくよくて
ぎらぎらの太陽に照らされて
風だけがすずしかった。
ゆうぐれどきになると急に
ひえこんでぶるぶる。
ひのひかりってすごいなあ。
こどもたちや犬ははしゃぎまわり
あっというまに仲良くなっていた。
気がつくとおなじみの顔がちらほら
なかには数年ぶりに会うひともいた。
最初はおたがいわからなくて
記憶の糸をたぐるうちにぴたりと一致。
ひとに歴史あり、交友関係も歴史あり。
わたしはそもそもあそびに行ったのだけれど
やっぱりちゃっかりうたわせてもらった。
最近は嘉風くんの弾き語りにあそびに行っては
数曲参加、というパターンが続いているのだけれど
嘉風くんだけの出す音に寄り添うこの感じは
ぜったいにバンドの演奏に返せるとおもうのだ。
ずっとことばが大事になる。
成果を信じてどんどん入らせてもらっています。
今日はなんだか
別れの多い日でもあった。
みんな前を向こうとする
その気持ちがとてもよくわかる
いろんな日がある、毎日。



2012/04/28 (さくらそう) 歌とチューン

John John Festivalのレコ発ツアー
第一弾の最終日はおなじみケインズで。
たくさんのお客さまがいらしてくれて
とてもうれしかった。
3人というのは絶妙な編成で
なにをとっても過不足ない
これでしかできない音がある人数だとおもう。
ツアーの手応えをかんじる
すばらしい演奏だった。
わたしはせめてものお祝いに
なるのかわからないけれども
セットをひとつ覚えていった。
といってもまだ弾きこなせるレベルではなかった。
おんぶにだっこではない
みんなにミラクルを呼ぶ演奏をしたい。
楽器もうたごえみたいに
もうすこしそばに感じたいのです。



2012/04/27 (カモミール) 旅

まよっている
今きっとそう言っていい。
まよっている
まよっているのだよ。
下北沢は思ったより遠くて
ずいぶん早く出たつもりが、とっくに
終電を逃していたらしかった。
電車のほうも遅れていたので
ことなきを得る。
なにもかもが迷いをふくらませる
それでもあしたはたのしみなライブ
音楽のちからに身をゆだねよう。



2012/04/26 (スカビオサ) 耳と爪

恐怖の耳コピ大会開催中。
恐怖、は言い過ぎだけれども
そして自分でやりはじめたのだけれども。
雨がしとしと帰り道
とつぜんにつつじが咲き乱れていた。
赤、ピンク、白の三色が
とりどりに植わっていて
妙にはで。
あれ、つつじじゃないのかなあ。
それにしても3日にいっぺんくらい
爪を切っている気がする。
なぜこんなにのびるのだ
ひとよりたくさん摂っているものといったら
じゃがいも?



2012/04/25 (マツバギク) 余韻

昨日のエイトビートがずっと
からだのなかをぐるぐるしていて
目が覚めたらたくさん夢をみていた。
まわりのいろんなひとが出てきて
いろんなことを言った。
現実とおなじだ。
エイトビートの余韻でふらふらしながら
ためこんだこまかい仕事と
昨日聞いたやり方で曲の断片をかいた。
昔のクラシックの作曲家がそうしたという。
どういうふうになるのだろ。
帰り道、ついについに
ジャスミンの香りがした。
おもいきりすーはーしながら帰る途中
大音量でサマーブリーズを聴く
ビーサンに続き、例年よりはやめの解禁。
ひとの留守電にあえてメッセージをのこすのが
最近気に入っていたのだけれど
ふと気がついたら自分のところに
全然原型をとどめない声でメッセージが入っていて
ほんとうに誰かわからないくらいの声だったので
すっかりびっくりしてしまってくやしい。
ひさびさにのけぞった。
メールで済むことなのかもしれないけれど
なんとなく声が入っているとうれしいなあ、やっぱり。



2012/04/24 (こでまり) 解禁

ものすごく寝た。
よく寝たので朝は早めに起きた。
寝ることの回復力は果てしない
あんなにへろへろだったからだが
今日はすっかり軽くて
なんでもできる気がする。
家の中はさむかったというのに
ドアを開けると外はあったかい!
あわてて家中の窓を全開にすると
なかの空気がすっかり入れ替わり
暑くなった。
すごーい!
家の周りのサーファーたちも冬とちがう。
うきうきしてしまい
都内に行くのにうっかりビーサンを解禁。
はやいよ、はやかった。
ふと思いたって、代官山の
前にお世話になっていたお店に寄った。
そのひとに会いたかっただけなのだけれど
ちかくにあるおともだちのカフェが
今月いっぱいで閉まると教えてくれた。
ロンドンに行ってしまうらしい
あわてて会いにいった。
いつもなら定休日の曜日だけれど
お母さんとふたりでしっとりとあけていた。
わたしはそのひとのケーキの大ファンで
すごくおいしくて、しかも
ただおいしいだけじゃない
気迫のようなものをケーキから感じている。
結婚してロンドンに永住するという
しあわせに暮らせますように!
あっちに行ったらぜったい寄らせてもらおう。
夜はすごいライブを見た
おじさんたちのエイトビートがすごかった
ただシンプルな8つの音
でもただではすまされなくて
胸をえぐった。
ううっ
そろいもそろって泣いた。
なんだろう、あの
強烈なエネルギー。
とても憧れる、尊敬する
でも
それだけでつきすすめないのが今のわたしたちなのだ。
帰り道、全然現実に戻れなくて
何駅分もあるいた。
家にたどりついてふと気づくと
ひさしぶりのビーサン長歩きに足がぼろぼろ。
夜はがーんとなったけれど
一日じゅう、タイミングの良い日で
たくさんおしゃべりをして
なにより天気がよくていい匂いで
ちいさな奇跡がたくさんのいちにちだった。
しあわせな休日。



2012/04/23 (ローズマリー) あめだ

春だなあ
雨ばっかり。
うめぼしのてんぷらなんて!
とおもってたべてみたら
おもいのほかおいしかった。
そのうめぼしを選んだのもすごい。
寝不足も一週間つづくと
気力までもうばわれてきてしまい
午後になってついにちからつきた。
夕方にいちど起きようとおもっていたけれど
けっきょくずっと寝た。
今日は寝ていよう
あしたから元気だ!
14時から朝8時まで
ヨクネタ。



2012/04/22 (マリーゴールド) 鎌倉の夜

息巻いてロンディーノに入ると満席
今日はぜったい入るー!
あとでまた来ることにする。
ひさしぶりに蓮茶をのんだら
すっかり中国茶セットがほしい。
そうしたらコーヒーやお酒がのめないひとも
うちでのんびりできる気が。
道具屋で念願のものを買い
戻ると空席ができている。
プリンありますように
念じながらお店に入ったら
お姉さんがわたしの顔を見るなり
プリンあと一個だけあります!
と教えてくれて
おじさんとうんうんとうなずきあっていた。
泣ける。
おいしいなあ、おいしいなあ
ああ、おいしいなあ。
わたしはしあわせです。
夜はデイジーズでライブにおじゃま。
店長亀山さんの絵があちこちに飾られていた。
ひとつ、雨の134が描かれたものがあって
道路の映るかんじや
雨のかすむかんじを
どうやったらこうして描けるのだろう
見ている視点がきっとちがう。
おおきな窓からそとを眺めると
海と空のあいだにぼんやりと一本の線があって
それだけがふたつのあいだを隔てていた。
雨の日の海はふしぎだ。
ゆったりとライブははじまったけれど
最後は結局やっぱり大盛りあがり。
終わったあとおもむろに
亀山さんがもらったばかりのロックなギターで
嘉風くんの曲を大熱唱した。
まわりのみんなも大合唱
すごい空間だ。
そうして曲がそこにあること
みんなに愛されていること
とても素晴らしいなあ。
昼間会ったともだちがライブにも寄ってくれた
あとでくれたメールがすごく的を得ていて
するどいひとはちゃんと、見るところをみている
とても尊敬する。



2012/04/21 (みやこわすれ) モーフと旅

家に帰るとともだちたちがいた。
昨日は良い夜だったみたいだ。
夕方から大船ブロックパーティー
初のこころみということで
藤沢茅ヶ崎ほどの盛り上がりではなかったけれど
どこも満員ですばらしい。
わたしはモーフと旅にでた
モーフの情熱がみんなに伝わった。
もうすぐ絵本付きニューアルバムも完成。
そういえば朝からそばが食べたかったのだけれど
あそびにきたお客さんが
たちぐいそばにいくというので
わたしもわたしも、と話していたら
目の前にいたしらないお姉さんが
おいしい蕎麦屋さんありますよ!
という。
高いそばやさんはむりだなあ
なんておもっていたら
立ち食いだというのでつれていってもらった。
そこがなんと
おもしろくておいしいそばやさん!
こまかいことはさておき
100円のおつまみもおいしく
とてもユニークで、すっかりお気に入り。
大船にきたら寄ろう!
時間帯もわたしの生活にぴったり。
夏の遠征が一本きまった
またまたとってもたのしみです。



2012/04/20 (芝桜) もつや

昨日の演奏の感想がいくつかとどく。
ひびきあう夜になったかな。
結局寝ずに一日が始まってしまったので
ふらふらもうろうとしながら関内へ
ひさしぶりのもつやです。
しらない部位が売られていた
またまたとってもおいしいです。
三十路ミュージシャン3名
最近のうごきや、おもったことを
熱く語っていたらあっというまに深夜。
BBstreetに寄ると
打ち上げをしているところでした。
帰りがけに飲みに寄れるライブハウスって
なんだか貴重だとおもいます。



2012/04/19 (黄しょうぶ) かぶる

今日は観たいライブもたくさんあった
ただの木曜日なのになぜだ。
わたしはpoemusicaに参加
素朴な音の掛け合い。
リハーサルでうたった星めぐりのうた
を聴いて
詩人のカワグチさんが本番に
こどもが星を見にいく詩をよんでくれた。
あとから聞いたら本番になって
大きく内容をかえたらしい。
イベントの軸になるカワグチさんのおかげで
ずっと流れのある内容になった気がする。
ここにLittle Woodyさんがいるのも
なんだかふしぎでおもしろい。
しずかな時間がながれた。
帰りがけに気になるサムズアップに寄ると
ほくほくしたお客さんたちに遭遇
これこれこうだったのよー
と勢いよく今日の様子をおしえてくれた。
盛り上がったようでなによりです!
演奏には全然間に合わなかったけれど
まだみんないる時間につけたので
あれこれご挨拶したり
取り戻すように飲んでいたら
あっさり終電がなくなった。
横浜っていつもそう
近い気がして、油断する。



2012/04/18 (ハナニラ) どどど

ひさしぶりににぎやかな朝ごはん
ちゃんとごはんを食べると
一日がさわやかです。
朝にフルーツ
穀物と肉類はべつべつに食べる
という食事法を聞いて
なんとなく朝にフルーツは採用したい
けれども
30年習慣になかったことをはじめるのは
ほんとうにたいへんだ。
また恋するニワトリを聴いて
胸がきゅんきゅんしました。
複雑なきもちのうただなあ
コイはコイはコイ。



2012/04/17 (わすれなぐさ) そうはく

朝目をさますと
まだお酒がのこっていた。
ふと見ると
ウクレレがない!
一気に酔いがさめた。
夜までお店が開かないので
いつまでも生きた心地がしなかったけれど
無事楽器はみつかった。
こわかった。
あれをなくしたらどうしたらよいのだろ
気をひきしめます。
poemusicaにむかってリハ
ひさしぶりの3人
のびやかでゆっくりなうたを
つむいでみたいとおもっています。



2012/04/16 (アネモネ) 宴スペシャル

ドラマーそしてことばを放つgnkosai
34歳の誕生日を記念して
ゲンキくんの関わるバンドが一同に会した。
WOODYも新作絵本を引っさげて登場
今回は小鳥の役
「おともだちダヨ」
音楽のねっこのところ
こどもたちにも観てもらいたいなあ。
WOODY、きわわ
ヘルメッツ、テリーヌとボンボン
エマニュエルサンフラワー、今西太一と侍
キムウリョン
ゲストにズクナシ
みんながみんなすばらしくて
ほんとうに熱かった。
出番が最初だったのもあって
がんがん飲んで酔っ払った。
ゲンキくんおめでとう!
ひとひとりが歳を重ねてゆくこと
ほんとうにすてきなことだなあ。
たのしい勢いで藤沢チームと帰り
中華料理を食べてさらに加速。
帰りに盛大なわすれものをしたことに
わたしはまだ気づいていなかった。



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