2012/01/15 (胡蝶蘭) 2周年

やりそこなった煮物をつくり
大船へゴー。
学生時代からのともだちが出した店が
めでたく2周年をむかえた。
そこへは一度しかいったことがないけれど
じつはわたしのアイルランド行きのきっかけになった
うちのひとつだった。
そのきっかけを作ってくれたひとにも会えて
モーフの旅に参列
とちゅう手足がばらばらになりながらも
たのしい旅でした。
マスターじゅんくんにはお子さんができるそう
すごい、時間ってすごい。
なんだか信じられません。
大船のバーにともだちたちが演奏に来ていると知り
帰りがけに顔をだすと
ちょうどおわったところだった。
見知った顔ばかりならんで
ぎゅっとした雰囲気
よいライブだったのだろうなあ。
みんなが皿ワンタンを食べに行くというのを
うしろがみ引かれながら帰る。
とちゅうフライヤーを置きにケインズへいくと
たみおもみじがお出迎え。
奥田民生さんのうたごえがひびくケインズ
なんだか不思議だ。
夢の話や、もやしのひげをとるはなしを
していたらもはや朝。
あれ、そんなはずじゃなかったのに。



2012/01/14 (スプレーマム) だし

なんだか寝違えてしまったようだ
ふと気づくと上を向けない。
ひさしぶりだ、寝違えたの。
鵠沼のベトナム料理やさんで
ごぶさたのミュージシャンの皆さんと
新年会をするというのでおじゃまする。
とってもおいしい、大繁盛!
でもつくまでが道なき道でたいへん
鵠沼はいつ通っても冒険だ。
いつのまにか道がまがっているので
たいていおもったのと違う場所に出る。
ひさしぶりのそのひとも
変わらぬ様子で元気そうだし
いつのまにかおこちゃんがふたり。
おねえちゃんはパパっ子で
しばらくしがみついて離れなかった。
女の子はわからない
と両親そろって言う
下の男の子は泣いている理由が明白なのに
女の子はわからない、らしい。
なんだかおもしろい。
家に帰るとにぼしとこんぶを
べつべつの鍋に入れ
だしをとる準備をした。
やっぱりにぼしは一晩くらい
つけておいたほうが味噌汁がおいしい。
こんぶのほうは、煮物用だったので
この先まだまだ手順がある。
といいながら鍋を置き
あまりにさむいので湯たんぽをして
気がついたらうずくまって寝ていた。
あったかいのは紙一重だなあ
だしが取れるのを待つのは
けっこうむずかしい。



2012/01/13 (らっぱすいせん) いのちがけ

来週のイベントzuzuにむかって練習
ドラマーKAZUくんが回数を重ね育てて
ついにDUOという大きな箱でやるまでになった
彼の渾身ぶりはだれの目にもあきらかで
今回は出演者もたくさん
そのすべてのリハーサルをこなし
構成を練っている。
とんでもない夜になりそうです。
あれこれ縁がつながっているひとにも会えそう。
リハ後中華料理を食べながら
あれこれと話す
アメリカに行きたいカー!
いまなら言える、行きたいなあ。
イギリスに行ってアイルランドに寄る
という夢のようなプランも捨てがたい。
なにはともあれ今年もやるぞ。



2012/01/12 (グレビレア) 浅草

やっぱり雪はふらなかった。
うずくまっていた時間が動き出し
あれこれとライブが決まる。
たくさんライブができるときっていうのは
ただただタイミングがいい。
身近なひとのあたらしい仕事がきまった
紆余曲折を経て、なんだか
おさまるべきところにおさまった
そんな決まりかただった。
料理をつくるのだ
浅草の老舗洋食屋で。
みんなそれぞれに夢があって
それを夢だって言わないだけで
そこへもくもくとすすんでゆくのだ。
夜通しマージャンをするというひとたちの
マージャントークを聞いていたら
すっかりやりたくなってしまった。
へっぽこだけれどすきです。



2012/01/11 (チオノドクサ) 予報

雪が降るというけれど
きっとふらないのだろう。
ときどき、いちにちじゅう
なんだかわからないけれどとにかく
ひとに話しかけられる日
というのがわたしにはあって
今日はまさにその日だった。
たのしいので問題ないです。
イヤフォンがあいかわらず好調
むかしのアルバムは音の幅がひろくて
よく聴こえすぎてびくりとするときがある。
最近たのしいお誘いをたてつづけに
間がわるくて乗れずにいる。
タイミングよ、こい。



2012/01/10 (フリージア) 鎌倉

帰ったのがすっかり朝だったので
日が昇ってもしつこく寝ていたら
ずいぶん大きな飛行機が二度
うちの近くをとおりすぎた。
ごおおおとおとを立てて
あばら屋はすこしゆれた。
相談やなにやらで鎌倉へ
1歳をすぎたこどもがひとりで
りっぱにごはんをたべていた。
ごはんを3粒ずつくらい
それでもちゃんとじぶんでたべる。
ふと彼がわああんと泣いた
舌をかんでしまったらしかった。
そのことにわたしはとてもびっくりして
でもたしかにおとなだって
そのときは涙がでるくらい痛い。
でもわああんとは言わなくて
そうか、おとなは
そうしてすこしずつ我慢しているのだ。
仕事あがりのともだちたちと
飲んでいたらそこへ
うわさのミュージシャンがふらりとあらわれた。
藤沢にもどってお店に入ったら
またうわさのミュージシャンがいて
寝ぐせのあたまでむずかしい顔をして
わたしの帽子にものを申し
するめをわけてくれた。
今日は演奏してもいないのに
なんだかミュージシャンづいていたなあ。



2012/01/09 (一人静) ライブ初め

おなじみ野毛のロック酒場にて
新年ライブ初め。
ひさしぶりの弾き語りだったので
ゆったりめのセット。
チカちゃんともひさしぶり
わいわいとスタート。
途中大船チームがどっとおしよせてくれて
いっきに店内もにぎやかに。
ありがとうございました!
すこしだけどあたらしい試みもあり
たのしい演奏になった。
あらためてマイクの重要を感じる
このところ、ハコのマイクがいちばん
という気がしていて
あんまり自分のを持参しなかったのだけれど
場所によってはやっぱり良くなる。
beyerのマイクが映える場所だった。
遅い時間までわいわいと飲み
藤沢へ移動して新年のご挨拶。
あっというまに電車を逃し
まあいつものことなのだけれど
忘年会の写真を振り返ってあちゃーとなったり
音楽すきなひととあれこれかけて盛り上がり
ひさしぶりに朝になってしまった。
あいもかわらず元気です。



2012/01/08 (臘梅) スーパースター

昨日の教訓をさっそくやぶり
よい天気だというのにまた
昼下がりに眠くなる。
階下のストーブをタイマーで起動
灯油がもったいないので起きる
というみみっちい作戦成功
ぶじ昼寝の範疇で起き上がるも
意思がよわすぎてかなしい。
ごはんを食べながら動画をみていたら
サトミスーパースター
気になる動画の内容は
小林聡美さんがインドに行って
あの大勢のインド映画のダンスシーンをやる
というもの。
それがなんだかもうすばらしくって
何回もみてしまった。
どことなく盆踊りのような風情でおどっていて
でもすっかりとけこんでいて
おもしろかったあ。
肝のすわったひとだなあ。



2012/01/07 (雪割草) よくねた

さすがによくねたので
早起きも全然つらくないし
夕方もねむくならない。
せっかく父が帰ってきたというので
実家に舞い戻り
新年のごあいさつをしたのち
ビールやつまみの快適生活。
たまったテレビ録画を見ていたら
黒木瞳さんがアイルランドに行く番組があって
どこへいくのかとおもえば
なんと、モハーの断崖!
そこはわたしのひとつきで唯一といっていい
つらかったおもいでの場所。
たしかにうつくしかった
けれども
行くまでがたいへんで、着いたらさむくて
帰りもたいへんで
そのあとかぜをひいた。
どこもかしこもわたしの入れない
高くて本に載っている場所ばかりで
またアイルランドの違う側面をみた。
旅っておもしろいなあ
どうやって行くかとか
誰となにをするかということで
もう全然ちがうのだ。
なつかしい友人から
とてもうれしい年賀状が届いていた。
ケニヤからの笑顔、びっくり。
そのひとといた時間は短くて
1年間、週に数回だったけれど
時間にかかわらず、距離が縮まるひとがたまにいて
そのひともそうだった。
わたしはそのひとの書く字がすきで
もううたっていないのかもしれない。
おへんじかくのがたのしみ。



2012/01/06 (ゆずりは) 充実?

ずっと気になっていた大掃除に
ついに着手。
ガスレンジ、オーブントースター
換気扇に洗濯機
ぜんぶ洗って乾かして
まな板やなんやかんやを漂白
あらゆる排水管を洗浄。
いやーやりました!
この達成感の行き場はやっぱり
大晦日であってほしい。
夕方になってついに座ると
すっかり眠くなってしまい
お昼寝をしようとふとんにはいった。
目が覚めると深夜二時!
あきらめて朝まで寝た。
昼寝でふとんに入ってはいけない
という今年さいしょの教訓。



2012/01/05 (ミスミソウ) いっぱつ

今日もスズケントリオrec観戦。
といってもいちおううたう予定ではいた。
ミックスという作業は何度やっても
とても奥深いものだし
演奏をもうひとつプラスするような
そういう感覚になる。
ひとの決断もまたおもしろい。
このところ一回勝負の録音が多い
もともとそのほうがすきだし
こねくりまわしても良くはならない
というのがうたに関してはあるけれど
そもそもなんだって、勝負するチャンスは
一回だけのような気がしている。
スズケントリオの音源はうつくしく完成。
世にでるのがたのしみです。



2012/01/04 (クロッカス) 新年

あまりに日記が更新できないので
方針を変えた。
ところで大掃除のつづきに着手。
かんたんなところからはじめて
やる気を出す作戦だったけれど
時間切れになってへんてこ。
換気扇に手が届かない問題は
いったいどうしたらいいのだろう。
あたらしいイヤフォンが調子良い
これから、密閉がいやなひとたちのあいだで
この手のやつが人気になるとにらんでいる。
夕方から、近所で開催されていた
おなじみSuzKen trioのレコーディング観戦。
ほんとうにみていただけなので
じゃまになっていたのではないだろうか。
今日の太陽ぬ荘のなかで
なにもしていなかったのはたぶん
わたしひとり。
しかしみんなに新年のごあいさつをして
次々に知っているひとがあらわれ
おきらくにたのしんだ。
やっぱり音楽っていうのは
やっている本人たちと、外野では
感じかたが全然ちがうのだ
見ているところが違う。
知っているのだけれど
あらためてそうおもったら
そこはかとなくおそろしい気もした。
あしたはすこし参加するかもしれません。



2012/01/03 (千両) 口調

数日間の食べ過ぎを精算するべく
ただしい朝ごはんを作る。
胃がよみがえった!
近所のスーパーが開いたけれど
夕方あっという間に閉まっていて
なにかと正月の洗礼をうけました。
ようやく借りていた
村上春樹さんのアイルランドの本を読んだ。
わたしとおなじ国に行ったのに
音楽のことがひとことも書かれていない
そのことにすこしおどろき
でもそうだよなあ
その本はお酒のことに着目したものだったし
音楽にふれずにあそこにいることもできる。
おもしろいものです。
おもしろいといえば村上さんの
本を読むとどうしてもしばらくのあいだ
思考がまわりくどい口調になる。
ときどきかっこ書きにもなる。
まったくすごい作家さんなのです。



2012/01/02 (ろうばい) 恒例行事2

年末年始はどうやっても
恒例行事がつづくのです。
とてもしあわせだなあ。
いつものお寺に初詣に行ったら
また厄年がはじまった。
そしてあたりまえのように
おみくじは凶だった。
3人揃って凶だった。
凶であることになれている自分をかんじる。
夜はこれまた恒例の
鎌倉スパイラルで新年会。
できるおとこたちが店を切り盛りしていて
新年いっぱつめだというのに
ひっきりなしにお客さんがきて満員。
すばらしいことです。
またまた食べ過ぎていましたが
毎年恒例のことが増えるのってほんとうにすきみたいだ。



2012/01/01 (福寿草) 恒例行事

正月にはかならず
家族そろってイタリアンをたべにいく
という謎の習慣があって
それはもう食って飲むのだ。
がつがつ。
今回は父が出かけていていなかったので
なぜか焼肉ということになったのだけれど
行きたいお店は当然元旦になんか開いていない。
開けてはいけないとおもう。
あたりさわりのないお店にいったら
あたりさわりのない味で
焼肉を食べたというのに母と弟は
また家で飲み食いしなおしていた。
わたしは年末からの不規則どか食いに
体がついてこなくなっていて
ひたすら寝ていた。
食べて、寝て、テレビ見て
こんな正月は何年ぶりだろう。
こんなことしていてもやっぱり
あんまり正月気分でもないのだけれど。
あけましておめでとうございます。
今年はてぶらでたくさんうたって
工夫と心意気を見せる年にします。
そしてアイルランドにもういちど行きたい。
うたのたびで日本中をめぐりたい。



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