2011/09/15 (千日紅) リハ開始

浜ホンにむけてのリハ開始。
湘南新宿ラインに乗ったつもりが
ふつうの横須賀線に乗っていたらしく
気がつくと錦糸町。
それはさすがにちがうだろう
過程をしらないとこういうことになる。
石川智さんとは一年ぶり
田中シモンさんとは初共演です。
横浜にちなんだ曲のかずかず
わたしたちは日本人なのだ
どうころんでも。
そうおもわせる曲たちにしっとり。
東映のあれみたいに
というひとことであわせていたエンディングが
その認識だけでだれもぶれない。
からだにしみこんだリズムにさからわない
それもまたひとつの道だとおもう。
同時に自分のジャケットづくりも佳境。
明け方までやった甲斐あって
なんとか体裁がととのいつつあります。
乞うご期待!



2011/09/14 (サルビア) にらめっこ

CDのジャケットをおねがいしたので
こたつをかこんで
むこうがわでは絵を描いていて
わたしはPCで歌詞カードやデータ整理
家内制手工業のおもむき。
しかし使っていた昔のパソコンのソフトが
ついにうんともすんとも言わなくなる。
ああー。
あわててあれこれ検索して
あたらしいソフトを入れてみました。
また一からはじめるのかあ
はてしない。
しかしお金をかけないぶん
自分の手間だけはおしまずにつくりたいと
今度の作品に関しておもっています。
もうすぐ完成。



2011/09/13 (ブッドレア) 寝てはいけない

夜更かしはとくいなのだ
けれども
寝てはいけない、とおもう日中こそ
うっかりねてしまうのでした。
うとうと、こわい。
これから切羽詰まるに決まっている
なんとか金曜日のイベントまでに
CDを発売できるようにしたい。
今回はしっかりと弾き語りアルバム。
同時にトーク番組に向けて
話す内容などを想像する。
どうなることでしょう
しゃべるのってほんとうにむずかしい
会話ならいくらでもなんとかなるけれど
一方的にしゃべりながらも
相手のおもいをはせる余地をつくる
そういう話ができるとのいいのだけれど。



2011/09/12 (イワシャジン) 日本の夏

ひさしぶりに船に乗ったら
すっかり足腰やられてふらふら。
やっぱりいつもとちがう
筋肉をたくさんつかう。
ともだちの働く店を経由して
気をそらしながらなんとか帰宅。
早く帰りたいのに足が前にすすまない
おもしろい状態。
でも帰り道に出店をみつけ
そうだ、今日おまつりだ!
現金なものでいきなり元気。
家の前をとおりがかったともだちをつかまえ
ほんのひとときだけれどおまつりを堪能。
火消しのあれをぐるぐるまわして
のんびりおだやかかっこいい。
境内にはいってみると
ハリケーンポテト!
というなまえのすごいポテトがあって
でもひとりになったあとだったので
急にしょんぼりしてやめた。
おまつりっていうのはあれだな
だれかとわいわいしていないと。
家に帰ってすぐ同居人も帰宅
おまつりにいくというので
もちろんついていく。
火消しのやつが佳境にはいっていて
ものすごいもりあがり。
みんなの歓声にぐっとくる。
やっぱり夏はおまつりだよ!
ここへきて夏をぐっととりもどした。
もしかしたら来年は
あの太鼓たちの輪に入れるかも。
わたしはここへ住んでたった数ヶ月だけれど
どんどん知り合いにばったりあって
すてきなところだなあ、ここは。



2011/09/11 (バーベナ) さんま前哨戦

てっきり恒例さんま会だとおもって
でかけていったBBQが
今回は逗子海岸の開催。
七輪とダッチオーブンで
いつもとちがうパーティになっていた。
浜辺で揚げ物をする日がくるなんて。
ひさしぶりの面々になごむ。
気がついたらみんな結婚していて
こどもができたという報告をうけたりして
話題もすっかりおとな。
出会ってそろそろ十年
とても貴重なひとたち。
わいわい家族が増えていったりするのだろう
すんごくたのしみだあ。



2011/09/10 (ヒソップ) ふめん

ライブのときに譜面をみるのをやめて
しばらくたつ。
しぜんとリハーサルのときも
ほぼ譜面はみないので今日は
ものすごくひさしぶりに
譜面とにらめっこするリハになった。
でも譜面はたのしい
そこには音符がふらふらと踊っていて
ときには整然とならび
なんにもないところにねじれていって
浮かぶすてきな音楽とは
すこし違う深さにたどりつく。
とわたしはおもっていて
だから譜面はいつもすきだなあとおもう。
今日はよむのでせいいっぱいだったけれど。



2011/09/09 (菊) バツ

風はすっかり秋なのに
太陽がぎらぎらと暑い。
夏がしがみついてくる。
せりふのなかにひとつ
ばつがあたったんだ
というひとがいた。
それは
ばちがあたった
と読むのではないだろうか。
でもこれで放送されているのだから
ばつがあたった
でもいいのだろうか。
へんなの。
ぐるぐるそんなことばかり考えていた。
ばつ。



2011/09/08 (センニチコウ) ゆうぐれとおんがく

そんなこといいながら昨夜は
そのあと戦利品を手にした同居人が
ほろよいで帰ってきたので
夜おそい時間までがんがん飲んだ。
まえかわさんが同居人でよかったと
しみじみおもった瞬間でした。
しかも家で飲むののいいところは
家に帰らなくていいところ。
ときどきだけれど
自分が書いた曲のとおりの景色が
目の前にひろがるときがあって
ああ、このときのために
わたしはあの歌詞をかいたんだなあ
なんておもったりする。
夕方になってとつぜん
今日はダイヤモンド富士が見られるかも
というメールをいただいて
せっかくだから浜に出てみた。
すると海岸線にたくさん
三脚をかまえたひとたちが。
見るとちょうどダイヤモンド富士の瞬間!
はじめてみた。
でも山頂にかかっているのはほんのひととき
あっというまに肩にせおって
むこうがわへ沈んだ。
ダイヤモンド富士もすごいのだけれど
もう空が圧倒的にうつくしくて
陽が沈んでからもまだみずいろのそらを
ずいぶん長いあいだ眺めていた。
むかしこういう景色をうたに書いたなあ
なんだかすごいことだ。
みずいろがどんどん濃くなって
いつのまにか夜がきた。
月はしろかったのに
夕陽がしずんだらひかりだす。
すべてがほんとうにきれいで
とてもぜいたくな時間だった。
そんなときにぼんやりと
おんがくのことばかり考えていて
バンドがやりたいなあ
またおもった。



2011/09/07 (すすき) rec終了

テンポの問題はとてもむずかしい。
そのときこれがベストとおもっても
体調や天気なんかに左右されて
なんでこんなに速くしたんだろ
とあとでおもったりする。
きりのないはなし。
自転車をこぎこぎ、録音へむかう道すがら
今度のアルバムのタイトルなど決める。
ひとりでやるっていうのは
そういうのもひとりできめなきゃならない。
もちろん録音はひとにお願いしているし
イラストをかいてもらったり
ひとの手をたくさん借りているけれど
決定権がじぶんひとりにある
という状況が
わたしにはとてもめずらしい。
うたっているあいだにごごーと
おおきなひこうきが通り過ぎて
ひこうきのうなり声にあわせてうたった。
どんな仕上がりになるだろう!
録音の部分はおわったので
あとはしばらくおまかせ。
たまらず帰り道に
いちばん安いビールもどきを買って
ひっそりと打ち上がる。
やっぱりひとりはどうも
そこはかとなくさびしいなあ。



2011/09/06 (友禅菊) rec再開

7月以来予定があわず
ほったらかしになっていた録音再開。
この2ヶ月というもの
よくばってあれこれ、弾き語りのライブを
いろんなところでさせてもらった。
そうこうするうちに、録音のほうも
気持ちがちょっとかわってしまって
ゲストを迎えたり、というのをやめて
やっぱり演奏はほぼひとりでやることにした。
弾き語りアルバムを録るなら、今
という気がした。
案の定今日のぶんは
ふたつき前とは全然ちがう
躍動感のあるものに残せたとおもう。
このまま明日録り終えて
今月のライブには売り始められる予定です。



2011/09/05 (鶏頭) 来客

朝から予定どおりステーキを食べ
結局のんびりと過ごしてしまい
桜木町へ行くと言う母についてゆく。
馬車道でおろしてもらって
うろうろと歩いていると
たてつづけに二度、道を聞かれる。
トリエンナーレの会場どこですか

ふたりとも確信的に聞いてきた。
きっとわたしの前髪が
うずまきだったからにちがいない。
家に帰ってすぐ
藤沢に越してきたともだちから連絡があって
うちで飲むことになった。
雨だったので七輪はおあずけ
この冬初のみぞれ鍋!
というフレーズをとても気に入ってくれた。
暑い暑いといいながら鍋を食べる
これもまたぜいたく。
家にひとがくるっていいなあ
なんだかとってもたのしいぞ。
明日はmoqmoq録音再開!



2011/09/04 (レンゲショウマ) 予定は未定

いろいろと予定どおりにいかない
朝からむりやりうごきだして
川崎に帰ってぐがー。
録音の構想を練る。
夏の間にいろいろと
気が変わってしまった。
録音はやっぱりその都度
そのときのものを焼き付けるしかなくて
だから間をあけてしまわないほうがいい。
気が変わりだすときりがないのです。
全部の荷物をもって
さあ藤沢に帰ろう、というところで
母が冷蔵庫をあけて
ステーキ肉の賞味期限があさってまで
といった。
肉につられて帰宅延期。



2011/09/03 (浜菊) 新港村

トリエンナーレと連携している
新港村
というところに
ドラマーのおともだちがブースをもっている
ということで
楽器をもってあそびにいった。
するとどんどん
ミュージシャンのともだちがあつまってきて
あっというまに
ギターとうた、ブルースハープ、マンドリン
ウッドベース、ドラム、ウクレレに笛
なんとも豪華なセッションができあがった。
寿町をもりあげるちんどん屋さんの
ダンサーのひとがくわわってくれて
まるごとことぶきのテーマをモチーフに
うたったり弾いたりおどったり。
エキサイティング!
フランス人の家族がとおりかかり
一歳半だというちびっこが
ドラム椅子にちょこんとすわる。
ブラシをもつといきいきした目で
気合いの入ったひとならし!
みんなの笑顔がまぶしい。
ウッドベースに合わせてごんごん叩く
なれてくるとこんどは
叩くたびにみんなに拍手をうながす。
大物です!
おとうさんとおかあさんも
ちびっこが飽きるまで、いくわよーなんて野暮はいわず
ずっと見守ってくれていた。
聞けば日仏学院のディレクターで
BankARTとのつながりであそびにきたそう。
ちびっこはやるだけやりきって
バイバイと手を振り
みんなとハイタッチして帰って行った。
すっかり新港村にいりびたり
満喫して脱出
もつやでうちあげる。
ほんとうは藤沢でお店に顔をだして
川崎に帰るつもりでいたけれど
いつのまにかへとへと。
お店のイベントはとてももりあがっていた!
おとなたちのイベント。
ラジオ番組をみんなで担当して
つぎつぎにおもしろい企画をうちあげていた。
わたしはもう電池が切れてしまい
もうしわけないことに途中退場。
無限の体力がほしい
なんて言っていてもしかたがないよう。



2011/09/02 (あまりね) ぼけぼけ

日にちを勘違いしたりしていて
朝からぼんやりしてしまった。
今日するはずだった予定が消え
それもこれも勘違いのたまものなのだけど
とにかく時間ができたので
実家に帰ることにした。
帰るとたまりにたまったHDDから
がんがん映像をみて消去
という途方もない仕事が待っている。
内職仕事をしながら8時間くらい
見ては消し見ては消した。
家にはテレビもないというのに
こっちはゴージャスだなあ!



2011/09/01 (ホテイアオイ) つめ

あっというまに9月
駅前から海水浴のひとたちが消え
駅ももとどおりのシフト
江ノ電は2両になった。
家族連れはぐんと減って
海の家はもぬけのから。
できたときは、もう夏かとおもったのに
終わってみるとすごく早かった。
時の経つ感覚がおかしくなっているのだけれど
つめの長さで時間をおもいだす。
うわさの江ノ島ボウルに
定食をたべにいってみた。
おいしくてやすい。
そしてそうはおもえない店構え。
夜中に光GENJIの動画をみてもりあがる
むかしのアイドルってすごいなあ
キレがすごい、笑顔もからだも。
流行ってあるのだとおもう。



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