2011/09/30 (杉) 新港村

今日は村に行って
髪を切ってもらうと決めていた。
すると昨日の夜になって
ともだちのともだちが韓国に帰ってしまうので
村でセッションしようという誘い。
とりあえず昼いちで髪をきってもらった。
みぎとひだりをばらばらに。
夜にもういちど村に戻ると
おすしやお酒の歓待をうける。
今日は韓国の作家さんが
帰ってしまうのでパーティーの日。
先日よりさらに増えたメンバーで
セッションしながらお見送り。
途中べつの韓国作家チームが
廃材をつかった楽器を披露。
それがとてもよくできていて
いっしょにセッションしようということになった。
みんなのあいさつのあとに演奏
わたしもお囃子のような笛や
うたをうたってまじっていると
おどりのひとたちが乱入!
となりの部屋にいた大野一雄舞踏研究所のみなさんが
鮮烈に舞った。
そこらにかけてあったソファのカバーをまとい
獅子舞のようなおどり。
やっぱりおどりとやるのはたまらない
いいぞ。いいぞ。
終わったあと聞いてみたら
叩いていた楽器のひとつは
コカコーラのペットボトルに自転車の虫ゴム
をつけて空気の量を調節
それで音程をつけていた。
正確な音程。
しかもコカコーラじゃないとだめなんだって。
そういうのある。
いろいろ話しているうちに
わたしもすっかり韓国に行きたくなった。
いくぞ!韓国!
言っているとたいてい叶うと
さいきんはおもっている。



2011/09/29 (ランタナ) 日記

ほんらい毎日こつこつ書いて
毎日書くならではのちっちゃいことを
しるすのがだいごみなのだけど
パソコンのない日がけっこうあって
どうしても日があいてしまいがち。
でもこうなったらもう
いけるところまでいきましょう。
ところで靴の手入れをたまにする。
手入れと言っても、ごみをとって
ミンクオイルを塗るくらい。
やりはじめるまでは面倒なのに
磨き始めるととまらない
ひと晩寝かせるところも気に入っている。



2011/09/28 (段菊) 怒濤

ついに朝がうすぐらくなってきた!
からだがだんだん
いまの生活に慣れてきたのをかんじる。
いいぞいいぞ。
明け方ひさしぶりに家に帰ると
ずいぶんものものしい雰囲気に。
こわれた壁を直すべく
ネットと足場が組んであった。
ついでに調子の悪いドアも
なおしてくれるそうなのです!
意外とこまっていたので、とてもうれしい。
夕方からパソコンとむかいあう
ほったらかしのあれこれを更新。
どうも旅に出るとあれだな
どこかへいってしまうなあ。



2011/09/27 (こすもす) 帰宅後もつや

うそみたいに滞りなく
むしろ1時間以上早く
バスは到着した。
行きのあれはなんだったのだ。
しかもリクライニングがおおきくて
とても快適な7時間。
たいふうこわい。
ひとり時差ぼけ状態になって
実家でぐっすりと眠る。
起き上がっておもむろにもつやへ
大阪のうちあげをそっとやる。
大将がこどもたちにチャーハンを教えていた
まかない用チャーハン、とてもおいしそう。
大阪でずっといっしょにいたともだちが
両手中華鍋がほしいといっていたのをおもいだす。
帰りに藤沢のバーに寄ると
なぜかホラー映画のはなしになってしまい
みんなのこわかった映画の話をきく。
あたりまえのように夜道がこわい。
いただいたじゃがいものガレットが
とってもおいしかった!



2011/09/26 (もみじあおい) 京都

昨日の神戸のミニさにつられて
京都という街を誤解していた。
とってもひろいのです
地図上で歩けそうでも、すごい距離。
そもそも昨日の歩き疲れで昼まで寝てしまい
この旅初のひとりおでかけ。
ゆるゆるでおいしいうどんをたべ
そういえばとじうどんがすきなのだけど
醤油黒いのだとつらくて
だから西のほうに来ると
とじうどんばかりたべてしまう。
この旅二度目のとじうどん。
西本願寺、二条城とみたあたりで
すでに夕方、へとへと。
気合いで教えてもらった喫茶店にいき
おいしいドーナツをたべ
元気をとりもどしあたりを散策。
途中ばったりと新京極にでた
ここには修学旅行できて
外国人観光客に話しかけて写真を撮る
というミッションを強いられた思い出の地。
このあたりは終始だしのにおい。
菊一文字の本店もみつけた
あらゆる刃物がずらりとならんで
あこがれの品々。
いつかぜったい買おう。
そうこうしているうちに日が暮れた。
鴨川にでて川床をながめ
お店も閉まったので大阪へもどる。
ずっと泊めてくれたともだちと
最後の晩餐、ろばた焼き。
わたしは非日常的なかんじでいっしょにいたけれど
この2週間いろんなひとがあそびにきた
というそのひとの家が
今日からひとりきりになるとおもうと
なんだかせつない。
ほんとうに毎日おせわになりました。
見送ってもらいバスにのりこむ
大阪もあそことおなじで
全然違和感のない街だったなあ。



2011/09/25 (萩) 延泊と観光

夢がジブリだったよ
というと
いいなあ
といわれる。
いきおいで延泊を決定したので
泊めてくれているともだちとともに
神戸のほうにあそびにいってみる。
googleマップを見ると
謎のぐるぐるまき線路があって
それが何かを確認するというささやかな目的。
とちゅうおしゃれショップを経由して
また封筒がほしくなる、ぐっとがまん。
もう封筒はいらないのだ。
いらないのだ。
港町はやっぱりにていて
中華街と、タワーに、おしゃれな店。
地図を見て思っていたより
そうとう神戸はちいさい街で
あっというまにタワーに到着
途中海のおとこに話しかけられたりしながらも
あっさりと歩いて反対側までいける。
メリケン波止場で裕次郎のまねをし
ぐるぐるを確認
子供用のジェットコースターでした。
どうしてあれだけを地図に図形でのせるのだろう
ふたり首をかしげながら去る。
昼ご飯をたべて満腹だったのだけど
神戸にきたから、意地の明石焼!
すんごくおいしかったけど、空腹ならよかった。
まだまだおわらない
大阪にもどってライブをみて
ハワイ庵のちゅうさんやお客さんたちと
そっと乾杯。
そのあと通天閣まであるいてみた。
通天閣の下においしい店あるでえ
といわれていたのだけれど
それがまさか新世界だったとは!
耳慣れた新世界という場所が
とつぜん目の前にあらわれてびっくり。
あるきつかれたわれわれは、どこに入るでもなく
無料バスにのってなんばへ帰った。
今日もおうちで晩酌
よくあそんだ!
ありがたい毎日です。



2011/09/24 (オレンジ) ハワイ庵

昨日の夜、帰り道に
気になっているイタリアンがあるというので
ランチにいってみることになった。
豪遊。
小さなお店で、とてもおいしくて
近所だったらいくらでもいきます。
リム皿というやつにパスタが載ってきて
ともだちが食器にくわしいひとなので
そのお皿のおもしろい話をきく。
これからわたしはきっと
お皿にさいごにのこったオイルをみつめるだろう。
大阪にきてもうひとり、会いたかったひと
高校時代のともだちが結婚して
ご主人の仕事の関係で大阪に移住していた。
聞くともう3年半
月日がたつのはあっというま。
なんのつてもない場所で
きっとたくさんたいへんなおもいをしただろう。
心斎橋で待ち合わせ
なんば、道頓堀あたりまであるくと
久しくみたことのないようなひとごみ!
活気があるなあ。
お茶をのんでカレーを食べて
ハワイ庵へいっしょにむかう。
ご主人なしではあんまり外にでかけないという
彼女がお店のほかのお客さんや
ちゅうさんとたのしそうにおしゃべりしていて
ちょっとほっとした。
演奏の体力がひつようだ
とおもうのはたぶん
すこしは余裕の出てきた証拠。
よくばりにつきつめていきたい。
ハワイ庵もとてもあたたかい店だった
お客さんたちとの距離がちかくて
こういうお店はすごく安心する。
うたをうたうというお客さんに
むりやり一曲うたわせ
終電にとびのって今夜も晩酌。
昼間話題になっていた
リム皿におつまみを盛ってくれた。
のこったかばやきのたれを見つめる夜。
パンフレットをみながらのんでいたので
夢がジブリだった。



2011/09/23 (イチイ) アイルランド

いよいよ大阪ライブいっぽんめ
鶴橋に集合して焼肉!
1ヶ月ぶんくらい肉たべた。
ライブに呼んでくれたちみんちゃん
アイリッシュユニットjohn john festival
会いたかったひとたち。
昼間から事前にわいわい打ち上がる。
鶴橋はもはや異国のようで
えんえんと韓国食材やごはんのお店がつづく
こんな場所があるなんて。
ライブ会場はちみんちゃんのホームグラウンド近く
親戚や友人たちがわんさかきてくれて
あっというまにとってもにぎやかなに。
そこでさらにアイルランド音楽がもりあげる。
あの血がおどるかんじ
やっぱりだいすきだあ。
みんなの演奏がすばらしく
ちみんちゃんのまざったのもすてきで
あの音楽はやっぱり
大勢でわいわいやるのがいいなあ。
わたしの出番はというと
昨日の嵐の道中を話したりしているうちに
お客さんたちがどんどんもりあげてくれて
爆笑のうちにおわった。
こんなのはじめて。
john johnのファンの方が
メンバーのみんなのためにつくっていたクッキーが
ほんとうに愛にあふれていて
とってもおいしそうで
もうすばらしかった。
今日で関東に帰るふたりを
お見送りしていたら
自分の帰るところを想像してせつなくなった。
まだまだ!
おうちで晩酌、へとへと。



2011/09/22 (リコリス) 18時間

目が覚めるとバスの中で
時間は9時。
よくねたなあ、とおもったけれど
到着は8時頃のはずだった。
なんとそこは御殿場
まだ神奈川をでてもいなかった。
あんなに混乱していたのだ
仕方ないような気がした。
みんなもとくに混乱することなく
ついたのは夜の六時
じつに18時間のロングドライブでした。
まずははらごしらえにたこやき
そもそもの目当てのライブを観て
大阪在住のともだちふたりと再会!
ひさしぶりでうれしい。
こうしてしらないまちで
よくしっているひとと会うのは
なんだかくすぐったい気分だなあ。
名物かすうどんを食べ
ライブでお世話になるお店にごあいさつ。
すぐからだに馴染むバーだった
うれしいなあ!



2011/09/21 (銀梅花) たいふう!

予想以上に大きい台風だった
めずらしく関東を直撃!
道路に木が倒れてタクシーを直撃したり
みたことのないような被害状況。
とりあえず早い時間のうちに
うみぞいの家に帰って荷物をとり
浸水したら困りそうな荷物を2階へあげる
そんなことをしているうちにも
びゅうびゅうとすごい雨と風。
この家はだいじょうぶなのだろうか
ふきとんでしまいそう。
行きの時点ですでにのろのろの電車
帰りはもっと休み休みになり
途中の駅で線路をのりかえながら
なんとか川崎までもどってきた。
荷造りの最終確認をして出発したけれど
夜行バスの出る横浜まで行くのもやっと。
電車はものすごい混乱ぶり。
しかしすこしの遅れだけで
バスはちゃんと出発した。
いよいよ大阪。



2011/09/20 (たますだれ) もくもくと

昨日の余韻にひたりながらも
とにかく大阪の準備。
CDやフライヤーなどあれこれ用意する。
しかしおおきな台風がくるらしい
あしたは出発だけれど、はたして!



2011/09/19 (ユーチャリス) 浜ホン2011

恒例の嘉風くんイベント
美術館のホールで、横浜にちなんだうたをうたう。
しかし横浜の曲っていうのはどうして
こうぬんめりとしているのだろう。
アダルト。
なつかしの曲をやったときの反応がおもしろい
年代によって、わらったり、目をまるくしたり。
イベントにカラーがあるということは
とてもすばらしいことだとおもう
パーカッション智さんの
はなれわざもすごかった。
手と足が4本、ばらばらに
全部ちがうことをするのです。
ひとりまつりばやし完成。
こうしてこころをこめてつくるイベントに
参加できるのはとてもほこらしいこと。



2011/09/18 (あざみ) 舞浜!

昨日の続きで恒例の
寝ずの一日がはじまりました。
舞浜で結婚パーティの演奏!
結婚パーティはよくそうなるのだけれど
ふだんぜったいうたわないようなうたを
しかもデュエットなんかでうたえるので
単純に演奏もたのしい。
リハーサルを終えると話しかけてくれるひとあり
なんと前に対バンしたひとでした。
世間はどこまでもせまい。
それにしてもドラマー同士のご夫妻
ドレスでドラムをどかどか鳴らす妻!
みごたえばつぐん。
ともだちのアルマーニのスーツがねずみとりにかかるという
不幸としかいえない事件があり
わたしはそもそもねずみとりというものが
べたべたしていると知らなかった。
チーズがあって、近づくと
ばちこーんとはさまるやつだとおもっていた。
レトロ。
パーティーはおちついた様子で、とてもすてき。
しかし家が遠いので終わるなり去る。
千葉なんて、もはや旅。



2011/09/17 (みせばや) ともだちの家

前々から企画しては流れていた
新婚夫妻のおうちへおじゃま。
あまり見慣れないひととともにたずねる
というのも家主のコンセプトのひとつらしい
おとなになるといろいろなことをかんがえるものだ。
ぎょうざをつくってくれていた!
家主はおいしいおつまみを出してくれて
自分はどんどんとよっぱらい
訪ねたわれわれを家につなぎとめ
そのままパンツ1枚でねてしまった。
ゆかいです。
奥様と客人2名
夜中にあれこれもりあがる。
すてきなおうちでした、またいきたい。



2011/09/16 (ほととぎす) 初企画

歌番組のような、イベント
ということで立ち上げた新企画。
会場は徹子の部屋のように
ソファーにテーブルにお花
すてきにかざっていただきました。
このお店では、おしゃべりのイベントがたくさん
ここでやるなら、こういう形かな
とおもったのだけれど
じっさいにおしゃべりを観せるのは
やっぱりすごくむずかしい。
演奏とのかねあいもふくめて
いろいろ練ってゆきたいなあとおもう。
マッシュポテトもいろいろ考えてみよう。
参加してくれた宗田くん、お客さまがた
協力してくれたゲンさん
あたたかくありがとうございました。



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