2011/07/15 (茄子) うみ!

この夏初の海の家にあそびにゆく。
あちこち寄っていたら遅くなり
毎度のことだけれども
ライブはもはや後半戦。
森戸は意外と遠かった
浜から見ると近くかんじるのに。
旅帰り初モーフに
とてもとてもひさしぶりの天草こうへいくん
なつかしくもあり
みんなの今すすむ道がはっきりと見える
そんな演奏だった。
ほかにもめくるめくイベントがあり
きゃっきゃいってたのしい夜だった。
明日は茅ヶ崎に天草に会いにゆくことになった。
初天草、たのしみ!



2011/07/14 (ラムズイヤー) さがしもの

コンサーティーナ鬼練
最近手元がかるくてたのしい。
ものがふたつの家にわかれてしまい
探しものにとても手間取る。
みつかったりみつからなかったりしながら
それにしてもパソコンのあれこれは
わからないことが多くて
考えるのにぐったり。
家に帰ってきたらたった一日で
玄関にくもの巣が張ってあり
入るなりひっかかる。
おびえながらあちこち見てまわり
だれも来ていないのでほっ。
生き物の気配がしすぎなのです。



2011/07/13 (ホテイアオイ) 渋谷

昼間のうちに近所をあちこち
今日もおーいい天気。
夏の渋谷はほんとうにつらい
用がなければ近づきたくない。
魔の小田急線にもすこしずつなれてきた。
たじろっく最終リハ
みんなのいろいろがつかめてきて
とてもいいかんじに仕上がったとおもう。
どんどん言い合える環境というのは
とてもすこやかですばらしい
すてきな音楽に近づくことができる。
終わったあともあれこれおしゃべり
みんなでお酒がのみたいです。



2011/07/12 (とけいそう) まるきゅう!

おまちかねの丸久ライブ
おだやかなうたごえと
ダンスミュージックと
ロックンロールの交差する夜になった。
まっすぐなうたはひとを救う。
それにしてもアイリッシュの音楽は
どうやってもあんなふうに
ひとをどかどか踊らせてしまうのだ
さいこうだなあ!
ひとりのひとをとりかこみ
ずいぶん遅くまで語り合った。
そういうことをゆるしてくれる場所
とてもとてもありがたいなあ。



2011/07/11 (るりたまあざみ) どたばた

ついにおそれていたくろいやつが
あらわれひとり騒然となる。
ゴキジェットなら、やれる
ということがわかってよかった。
いままでの苦労はなんだったのだ。
格闘につかれ昼寝。
この数年、睡蓮をたのしみに
のぞきにいっていた鉢が
そういえばもう歩いていけるのだ、と
気づいてからは毎日そこへ
散歩がてらようすをみにいっている。
でもどうしても暑くて
夕方になってから行くので
いつもつぼみがとじているのだった。
あしたは朝はやくおきて
早いすずしい時間をたのしめるといいなあ。



2011/07/10 (ジンジャー) なつだ

寝不足の日に太陽は
ほんとうにからだにつき刺さる。
つかわなくなってしまっていたウクレレを
一本売りにだした。
ひかずにおいてあるのはとても
しのびない気がしていたのだ。
それはとても音のきれいなやつで
でもきれいすぎてあんまり弾かなくて
鼻づまりのような音のするほうが
手元にぽつんとのこった。
帰ってたまらず昼寝
もう冬がこいしい。
夕方海のほうへいったら
もう完全に夏のはじまっているみんなが
腹筋を割って闊歩していた。
みっしりきれいに化粧をして
きゃっきゃしているひとびとをみると
夏にげんなりしてごめん。
夜は鵠沼のほうでごはんをたべて
帰りはひとりで駅まで出なければならず
また魔のゾーンにまよいこんだ。
どこまでいっても同じ景色
どこからともなくふみきりの音。
おしえてもらっていたぼんやりした道順も
合っているのかはずれているのかわからない。
真っ暗でかなしくなってしまい
助けをよぼうとおもっても
自分の現在地がわからない。
でもやみくもにすすんでいたら
ばーんと知っているところにでた!
感動的。
そうこうするうちに慣れるのだろうか。
きっとめでたいにちがいないとおもっていた
ニュースをききにゆく。
おめでとう!おめでとう!



2011/07/09 (ギボウシ) 観覧車

もともと見慣れていた観覧車が
最近はますます目の前に
あたりまえのようにあるので
どんどんありがたみがうすれていく。
なぜかいつも行動圏が観光地。
しまいには住んでいる。
今まで住んでいたうちはとてもきれいな
マンションで、あたらしくて
そこにいると今の家でしている
ほとんどのことをする必要がない。
必死に窓をあけたり、ごみの日を逆算したり
かびをとったり、むしをとったり
しずかだし、都内に近いし、とても快適。
でもとんびが鳴いたりしない
ほんのりと海の音がきこえることも。



2011/07/08 (ほおずき) 海

すっかり散歩が趣味になり
それは歩きがいのあるたのしい場所だから
なのだけど
ウクレレは海でもあんしんなので
すみっこでぽろんぽろんと弾く。
だんだん陽がおちていくのをながめて
しまいにはさむくなって帰る。
波待ちをするひとびとをみていると
やっぱりオットセイのようだ。



2011/07/07 (アメリカンブルー) たなばただった

昨日ささのはさらさらをうたって
やっと七夕と気づいた。
もう何年も遠ざかっていたのに
今日はライブをしたお店に
笹とたんざくがあって
おねがいごとを書いた。
骨がくっつきますように
という衝撃かつ切実なお願いから
健康でありますように
なんて不変の定番お願いまで
みんなの願いがぶらさがってゆれていた。
ひさしぶりの完全生音ライブ
広さや構造でどうだろうとおもっていたけれど
ちょうどよく聴こえていたようでよかった。
さすがに建物全部鳴るまではいかなかった
けれども
からだをびりびりふるわせてうたったうた
しっかり届いたような気がする。



2011/07/06 (ほおずき) 弾きっぱなし

電車通勤ペダルスチーラー弾きっぱなしナイト
あくのつよい楽器だけれど
すべてのバンドがそれぞれで
聴きあきることはなかった
たぶん。
鳴らない楽器をぶんぶん振り回すような
ふりしぼってやらないといけない日も
たまにはあるけれど
もうちょっと行けるところがある
そんな気がしている。



2011/07/05 (セアノサス) かび

かびとのたたかいは続く
意地でも家に帰り
窓を開けて空気をうごかす。
浴室の目地に突如出現した
かれらにカビキラーを吹きかけ
あれこれ漂白。
それでもまだほんのりかびくさいわが家。



2011/07/04 (ねじ花) 渋谷

なんだか毎日都内に来ている
遠い、遠いぞ。
初顔合わせのリハーサル
そういえばこういうのひさしぶり。
全員がなじみのない曲を
いちから組み上げていく感じ。
このところ、ある程度できあがっているものから
さらに先へ、というのが多かった。
会うのも初めてなひともいて
さぐりさぐりながらも
じつは全員同じ歳ということで集められていて
リハ後はなんだかんだと
ロビーで最近のことを話し合う。
わたしは近い歳のひととやることが多いけれど
それでも全員同じ歳ということはまずないし
なにせ今年30歳くぎりの年。
それぞれあれこれ経験もしていて
まだまだ見えない部分がたくさんあって
似たようなことを考えていたりする。
みんな馬車馬コースだ!
ともりあがって解散。
いいライブができそうです。
帰りの電車の向かいの席に
ギターのハードケースがみえかくれ
そこに知っているバーのステッカーが貼ってあり
顔をみると知っているひとだった。
遠い遠いと言いながら帰る
じつはとってもご近所さん。



2011/07/03 (蓮) 月

でっかい月をしょったステージに
ひさしぶりにのっかった。
なつかしいひとの顔がちらほら
数年前はよくこのあたりに
出演していたのだった。
みんなかわらないなあ
音楽はどんどん動いているけれど。
ほぼはじめてのスズケンバンド
あのふしぎな味わいの音楽に
コンサーティーナの音色はとてもあっていた
と、おもう。
たのもしいひとたちだ
落ち着いた空気と、熱いまなざしで
演奏ができるのはとてもたのしい!
それにしても終わったあとに
とてもなつかしいひとが声をかけてくれた。
対バンを観に来ていたのだって
たまにこういうことがあるから
また縁というのはふしぎなものです。



2011/07/02 (フロックス) ぎくしゃく

梅が丘
というしらない町へゆくのに
モンスター小田急線にのった。
小田急線はこわいのだ
気がつくとおもったのとちがうところへ
さりげなくつれていかれる。
気を抜いてはいけないのだ。
ふんわりとしたリハののち
とんぼがえりで藤沢へ
弾き語りライブ。
最近知り合った宗田佑介氏のうたが
とてもすてきで
マイペースにそこにあった。
わたしはというと朝からずっと
手足ばらばら病の日だったので
前半ずっとそれをひきずっていた。
ごーん。
反省はなくならないけれども
でもとてもたのしかった!
宗田くんはずっとそのあたりに住んでいるのに
お店に入るたびに
ああーこんなにちかくにこんなところが

新鮮なコメントを発しつづけている。



2011/07/01 (睡蓮) 寝なければ

また気づくと寝ている
暑いってこわい。
ぼんやりしてしまうのだ。
はやく冬来ないかなあ。
玄関に水瓶のようになっていた器の
水たまりに赤い線状のうねうねを発見
ひとにたずねてみると、ぼうふら!
ぼうふらってはじめてみた。
ぼうふらってなんだかいい名前。
ぼうふら、ぼうふら。
ふとみるとぞうきんがなめくじ天国
もうしわけないけれど捨てた。
ああ、あちこちに生き物の気配。



もどる