2011/06/30 (ブーゲンビリア) singin' in the rain

タイトルの通りというのか
出がけにスコールかのような
雷と白い雨がふった。
雨雲の下を抜けるとあっというまにやんで
その雲が空を悠然とすすむさまを
ぼんやりと想像する。
今日はドラムセットが台を降り
いつもとちがう場所にセッティング。
全然雰囲気の違う鳴りになって
ふしぎな感覚。
とてもやりやすくもあった。
おわったあと、お客さんたちが
勢いのある感想をくちぐちにつたえてくれて
きっと良いステージになっていたのだ。
帰ってみたらまた
気がつくと寝ていた。
でもプラごみだけはちゃんと出してあって
朝おきてびっくりした。
こわー!



2011/06/29 (べにばな) 下北沢

あいかわらず下北沢はわからない
遠回りを承知で、知っている道を
もくもくとあるく。
しかしあついなあ!
何度いってもたりない。
でも私鉄にのっているとよく
中の電気が全部消えているときがあって
最初はびっくりしたものだけれど
外が明るくて中が暗いのは
ちょうどすずしげでけっこう良いとおもう。
あしたのよしのりくんワンマンのリハ
がっつりとまとまってきた手応え。
曲数の多いひとなので
できたての曲とずっとやっている曲
だんだん育っていくのをずしりとかんじる。
すばらしいことなのです。
明日は雨だろうか
タイトルは"singin' in the rain"。



2011/06/28 (スカピオサ) 暑いと

暑くなるとなぜだか
気づくと寝ている。
暑さからの逃避なのでしょうか
今日は目が覚めたら暗くなっていて
がびーん。
おまつりのような曲ができた
ひとりでできるかな。
家のこまごましたことを片付け
夜の海沿いはものすごい湿気。
そりゃあかびも生えるだろうと。



2011/06/27 (アカンサス) 海の家!

海の家にでたいでたい
と言いふらしていたら
ちゃんとさそってくれるひとがいた。
うれしいうれしい!
電話越しにありがとうとぺこり。
今年の夏はほんとうにたくさん
ひきがたりをできそうで燃える。
初登場の場所もいくつか。
あたらしいところへゆくぞ!
家でささやかなリハーサルをしたのち
海外帰りのモーフ氏、念願のもつやへ。
ひさしぶりなのにそんな気もせず
でも旅の話には気持ちがもりあがり
アイルランドをおもいだすことができた。
りゅうちゃんおかえり!
気づけばすごく長い時間滞在
たちのみおつかれさまでした。
帰るなり爆睡。



2011/06/26 (ざくろ) 発表会

母のフラメンコの発表会をみにゆくのも数回目
今回ははじめてうたうのをみた。
家で一生懸命練習していて
わたしも問われて口出ししたりしたので
みていて胃がぎゅうとなった。
緊張していたようだけれど
とてもがんばっていた。
毎回ながら先生は舞台の上で
パルマとよばれる手拍子を入れながら
おどる生徒さんたちにうしろから念をおくり
ころんでしまったひとに手を貸し
衣装がめくれているのをさりげなくなおしたり
影の活躍をつづけ
最後にすこしだけおどってくれた。
みんながみんな緊張していて
練習のとおりにはできないし
そもそもちからも、見せるには足りない
まさに発表会でありながら
先生の構成には、ステージをたのしんでほしいという
つよい気持ちがかんじられる。
はしばしにちりばめられた工夫。
退場もとてもかっこよかった
先生のスピーチに涙。
とんぼがえりして藤沢でmoqmoq
すごくやりやすい音環境で
カリンバにはこだわってマイクを2本たててくれた。
遅い時間になってだんだんひとびとがあらわれ
なぜか延長戦の申し入れ
すべてがおわったあとにもう一度やった
なんだかとてもたのしかった!
possibilityのみなさんともセッション
話せばみんなすぐそばの知り合いだった。
ふだんとちがうところに出ると
おもしろいものだなあ。



2011/06/25 (モントプレチア) 再会

同居人とじつに2週間ぶりの再会
せっかくなので近所のイタリアンに行き
おいしくてがつがつ食べ
藤沢のお店をはしご
ケーキをたべコーヒーをのみ
ふたたびお酒をのむ。
数週間の節約をふっとばす散財に
気分はさいこうです。



2011/06/24 (バーベナ) なつがきた

片道30分の移動を考え
自転車のかごを衝動買い。
へんないろ。
でも便利!
突然暑くなって数日
テラスをばばんとあけて
ビールなんか飲んで
ちゃいろいやつがかさかさ走りまわり
あついー
とか言ったりして
もうすっかり夏気分。
ソンベカフェのテラスで演奏
今年もなつだなあ。
moqqmoqは今日から8月末まで
トウキョウカナガワツアーをはじめました。
毎日たくさんの出会いがある。
一日中風がつよかったけれど
帰り道は最初から最後まで向かい風で
いつまでも家につかないような気がした。
自転車で30分のところを
50分近くかけて到着。
へろへろ。



2011/06/23 (ベルガモット) ワンマンリハ

下北沢という街はどうも
何回も行っているのにつかめなくて
下北沢にかぎらずだけれど
川や線路のまわりを道が
よこぎっていったりきたりする土地では
わたしのささやかな方向感覚がしんでしまう。
ひさしぶりに迷子になった。
そこで道を聞こうと入ったお店で
なつかしのハイレモンを買ったら
ひとつぶだけ笑顔!
こんなのあるんだあ。
会ったらお見せします。
月末の佐藤嘉風ワンマンへ向けてのリハ開始
和気あいあいのムードのなかで
きっとまたいいライブになるに違いないとおもう
曲にとてもなじんでいるみんなだから。



2011/06/22 (すいかずら) 夏至rec

twitterを使うようになってから
今日は夏至だ、というような情報
ふだんだったら忘れてしまうようなことを
誰かがおもいださせてくれるようになった。
暑くてもうげんなりしたけれど
夏至だとおもうと太陽がありがたい。
そんなかmoqmoq録音つづき。
前回のをふまえて方向をきめたり
録りなおしたりの作業。
やっぱりひとりはさびしいなあ
エンジニアの田尻氏がいろいろと
相談にのってくれるのが頼もしいけれど
表面にたつのはわたしひとり。
そのさびしさがにじむ
弾き語りゆえの心意気で
かわいらしいものに仕上げたいとおもっている。
昨日も今日もたくさん自転車にのって
帰って気がついたら寝ていた。
あわててとびおきて
夏至のおわりの太陽をながめる。
おなじことを考えているひと多数
浜辺には夕陽をながめ
ハーモニカをふくひとや
ビールをのむひと。
なんだか急に弾き語りのライブが
たくさん舞い込んできている!
ここでペースをつかみたい
あれこれ妄想して夜がすすむ。



2011/06/21 (待宵草) 5周年ひみつの夜

いつもいろんなかたちでとっても
お世話になっている鎌倉の食堂cobakaba
めでたく5周年!
今日はそのパーティで
夕方からゆるやかに始まり
気がついたら店に入りきらないひとひと
歩道にまでたくさんのひと。
すばらしいことだなあ。
わたしはそのひとのつくるごはんが
ほんとうにとてもだいすきで
食べるよろこびとありがたさをかみしめる。
なんといったらよいものか
とにかくすごくいいにおいがするのだ!
そこへふだんはたらくみんなの合いの手
とってもすてきなお店です。
おとなとこどもが入り交じり
いつまでもおいしいごはんが並んでいて
すごく長い間たべつづけていた。
みんなの合唱やおはなしで盛り上がる
ところに
最初からうわさになっていた
通りすがりのミュージシャンが登場。
学生時代によく聴いていた。
鎌倉にはじめてあそびにきたという
すらりとやってきたそのひとは
借りもの慣れないフォークギターで
じわじわと調子をだしてきて
聴くみんなの真摯な姿勢にこたえて
ずいぶん長い時間うたってくれた。
ふしぎな夜だったなあ
これからもつづいてゆく節目の夜
とても身近にすすんでいた会に
最後ふわっとあたらしい風がふいて。
そのひとはあとで言っていた
鎌倉で秘密のライブをしたって。
とにかくコバカバおめでとう
みんなみんなおつかれさま!



2011/06/20 (クリ) ありがた

やるまえからわかっていたけれど
船にあんまりのりすぎて
すっかりありがたみがない。
しかしそうではないのだ
だまっていて海をすすむのは
やっぱりすごいのだとおもう。
それにしても乗り物酔いのオンパレードだった
幼少時代を考えるともはや
なににのってもほぼ平気になったのに
あのモノレールだけはどうしても
何度のっても酔う。
あんなにいそがなくていいのだ
あんまりがつがつと揺れるから
はらはらして眠れないし。



2011/06/19 (野アザミ) るんるん

朝ふとみると
雨の日に履いたサンダルがかびていた。
かびをみるといつも
るんるんしているなあ、とおもう。
そしてるんるんとふえていくのだ。
それにしてもどうしたらいいのだろう
カビキラーもできないし
じめじめが終わったらかびは去るのでしょうか
よくしらない。
そういえば今までの人生は
どちらかというとからからに
乾燥した家に住んでいたのだった。
夜は結婚式のうちあげ
ってよく考えたらすごいなあ。
夫妻ふたりのサービス精神にあたまがさがる
そしてふたりともとてもたのしそう。
すばらしいことです。
酔ったひとを見て心配になった
心配といってもけっきょく
首の骨さえおらなければいいなあ
とおもうのだ。



2011/06/18 (コンボルブルス) ぶれ

たった二度目だけれど
アメリカ帰りのシスターズは
ずっとがっちりしていた。
ファンクってすごいのだ。
ズクナシエミちゃんは明日で30歳
おめでとう!おめでとう!
20代最後のうた、と言っているのをきいて
そうか、わたしも終わりにさしかかっている。
帰りがけにおいしいチャーハンをごちそうになり
そうか、納豆はあらうのだ。
わすれていた。
さらに帰りに寄り道
おなじみのお店で定例イベント
今日はこちらも誕生日会をかねていた。
もう全然間に合わないだろうと
途中でチャーハンを食べたりしていたのだけれど
ちょうど終わったばかりのところに到着
詩の朗読や演奏があったもよう。
ケーキやうたでもりあがる。
わたしもいつか48歳の
誕生日がくるのだろうか
ぜんぜんぴんとこない。
30だってやっとなのだ。



2011/06/17 (ささゆり) 雨と本

本屋さんでのライブ
紙がしめりけを吸っているのをかんじる。
個人的にはめずらしいことだけれど
嘉風くんのライブでこんなに
ボトムが軽いことはめったにないので
なんだかふしぎな演奏に。
とび道具たちおおいにあそぶ。
おおきな車を運転するって
たいへんだけれどたのしそうだなあ。
日本の道ではいろいろ苦労するだろう。



2011/06/16 (錦糸梅) 雨ばかり

降らないなあ、と思いながらも
やっぱりよくよくみると雨ばかり。
最近はアメダスをしょっちゅう見ているので
雨が降ってもびっくりしない。
アメダスを見るようになったのは
去年の夏に動物園でライブをしたとき
動物園のみなさんがじつによく
天気図をみて動くとしったから。
たしかにそうだ
屋外のイベントばかりなのだし。
そんなわけで雨雲のうごきを見ていると
そうかー降ってもおかしくない
となる。
夜はなんとなく気がぬけて
豪勢にひとりのみをした。
ひとりといってもひとりではないけれど
とにかくごはんがおいしいってさいこう。



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