2011/01/31 (リカステ) 送別はしご

週末にはハイチを去る。
昼間からだれかがやってきては
餞別にとおくりものを置いていってくれた。
夜はみんなでひさしぶりの焼肉会
タンすじうまい!
仕事あがりの社長を交えてお店をかえる
今までのお店の話をしていても
みんな長くつとめているので
でてくるでてくる。
おちついてかんがえてみたら
長い期間だけでなくて、とても長い時間
ここにいるひとたちと顔をつきあわせていた。
それがとても貴重なことにおもえて
ひっそりとじーんときた。
まだまだ!
おわってから関内で
べつのひとの送別会に合流。
今日はすっかりただめしをいただいてしまって
どこかへ放出しないととおもっていたところへ
関内まで乗ったタクシーの運転手さんが
今日はひまで、もうかえろうかというときで
いやーたすかりました
と言ってくれたので
なんとなく気が済んだ。
送り出すひと以外ほとんどしらないメンバーに
明け方にのりこんでしまったけれど
しばらく会えないだろうとおもうと
行ってみてよかったなあ。



2011/01/30 (ラナンキュラス) よいん

またふみきりの音で目を覚ます。
さむい!
昨日の余韻にひたる間もなく
ハイチにかけつける。
お店にいるのもあとすこし
そうおもうとすこしはせつなくて
あちこちみがいたり
ぐるぐるみわたしたりした。
あとすこし。



2011/01/29 (ボロニア) ふゆの旅

ふみきりの音で目を覚ます
覚ますなり夢を交換。
ひとのみる夢はおもしろい。
今日はパラシュートがふってきて
あたり!とかいてあった。
ふゆの旅はとても
印象深いものになった。
いつのまにかふたりの間で
やっぱりうたを中心に
という共通の認識がうまれていて
それがいいほうにむかったような。
即興の感触はとてもいい
あとはライブ全体をみわたして
いろんなしかけがつくれたらいい。
深いところや広いところへいくことは
ふたりならけっこうらくちんなのだから。
たくさんのお客さんのまなざしがあまりにも
あたたかくそこにあった。



2011/01/28 (ガザニア) とびいり

待望のアイリッシュナイト
マッシュポテトは上出来
もんだいはおんがくなのだけど
正直ちょっと不安がのこった。
そこへふらりとあらわれたひとが
近所に住んでいるのだけど
楽器をもってきてもいいですか
といった。
なんとフィドル奏者のかたでした!
椎野さんはとつぜんやってきて
くるしむわたしたちをひといきに
アイルランドのほうへつれていってくれた。
ひかえめながらするどく
全然ちがう呼吸でもっていく。
やりたい音楽のひとひらを垣間みた。
そうなるとお客さんたちもよろこんでくれ
まだまだたいへんに未熟だけれど
希望はみえたのだった。
辻堂と奄美とアイルランドをつなぐお店のマスターが
レコードをかけながらお話もしてくれた。
このイベントはほんとうに
いまはじまったばかり
かえってきたらかならずまたやろう。



2011/01/27 (ヘリオトロープ) 頭痛

ひさしぶりにあたまががつんがつん。
ケインズ10周年バンドのリハーサル
人数の多いのもひさしぶりで
もりだくさんになりそうです。
わたしの課題は佳境をむかえていて
いかにものみにいったらたのしい夜なのに
はやばやと帰宅。
くやしい。



2011/01/26 (マーガレット) ジャンプ

たいへんひさしぶりな
いかにもクラブスペース。
3人編成がだんだんおちついてきて
あたらしい色がでてきた。
呼んでくれたふたりのリクエストで
予定を変更しておおくりしました。
渋谷の地下でうみをうたう
ふゆのしろいうみ。
うむ。
それにしても渋谷は意外なことに
やさしいお酒をふるまってくれる。
すごくありがたかった。



2011/01/25 (びわ) ごあいさつ

すこしずつ
去る準備をすすめている。
あたらしい曲は
雪のうたになりそうなのだけど
もやもやしたところでかたちがみえてこない。



2011/01/24 (サイネリア) ぎりぎり

アイリッシュナイトリハ
前回うちひしがれていたので
三人ともちょっとはりきった。
マリッジブルーのようなかんじで
ちょっといくのがいやになっていたのだけど
演奏して、また聴いたりしていると
どんどんゆめがふくらんではりきる。
まぶたのうらに想像でひろがる景色が
ほんとうに見た記憶にかわったら
いったいどんな音になるのだろう。



2011/01/23 (ふくじゅそう) 開拓

まえかわライブのリハ
だんだんかたちがみえてきた。
おたがいやりたいことはよくわかる
あとは腕次第なのだ。
おもいついたやりかたは
楽器にわるそうな気がしている。
でもいいかんじに弾ける。
むむ。
二日続けておともだちが
川崎にくるなんてめずらしいのだけど
日曜日はすきなおみせがみんな閉まっているのです。
それにしても
技術の進歩ってあたりまえのようにすごいなあ。
距離なんてかんたんにとびこえてしまって
いつでも会ったような気分になれる。
それでもひととひとは
近くにいたいとおもう
ことのすばらしさといったら。



2011/01/22 (ミニバラ) まとめ

アイルランドに行ったからって
人間がいれかわるわけでも
なにかが終わるわけでもないのだけど
やっぱりまとめようとしている
出発の日までのわずかなあいだ
演奏の機会をふやして
会いたいひとに会いにいって。
このかんじは
年末に似ている
あしたもつながっているのだけど
年内になにかとまとめようとするかんじ。



2011/01/21 (ぼけ) 二子玉川

ひさしぶりの二子玉川
駅前がすっかりかわっていておどろく。
初めてのお店ライラ
マスターもちづきさんのおかげなのでしょう
偶然がかさなりひとがあつまって
とてもおもしろい夜になった。
ウクレレを弾きはじめて以来
初めてウクレレ弾きのひとにあった。
ぜんぜんちがう!
たくさんぬすみました
たぶんぬすみました。
あそびにきてくれたおともだちから
旅のせんべつにくつしたもいただきました。
とてもとてもうれしい。
たいへん意外なひとがふらりとやってきて
そういえばお話したいなとおもっていたひとだった
みんなとも盛り上がっていてまんぞく。
また輪がひろがるといいなあ。
夜中にとつぜん
藤沢いる?
というメールがとんできて
昨日もまったく同じメールが別のひとからきたのに
連日期待にこたえられなくてくやしい。
おもいだしてくれてうれしいのです。



2011/01/20 (ストック) リハつづき

毎日のべつべつリハーサルに
あたまがぐるんぐるん。
まばらの直前リハ
もうちょっとのところで新曲完成せず
くやしい。
まばら的にはちゃんと新曲あります!
あしたはぜひ二子玉川へ。
いま局地的に
perfumeがすごく熱い。



2011/01/19 (マダガスカルジャスミン) 2011新年会

ここで飲まないと1年はじまらない
しかも同じひとをよばないと気が済まない
といって鎌倉スパイラルへ。
新年早々、でもないけれど
衝撃の告白などをききながらのんでいると
おともだちがばったりとやってきたり
顔見知りのひとびとがどんどんとあらわれ
なんだかにぎやかだったなあ。
しかし去年から今年はいったいなんなのだ
みんなでざくざくとして。
ひとをみているとはらはらする。



2011/01/18 (パンジー) トリオ

苦悩の末一曲できそうな予感。
息をはくのだ。
夜になって藤沢から三軒茶屋へ
遠い。
時間ぎりぎりだったけれど
どうしてもとおもってカレー屋に寄る。
大根入っているけどいい?
冬はおいしいんですよ、大根
といって出てきたカレーには
ごろごろ大根がはいっていて
とてもとてもおいしかった。
ぴちぴちのおなかを抱えていった先で
みたライブがとてもすばらしかった。
不安定な音程ながらも
3人がびしびしとおたがいを聴いていて
とくべつなものにしていた。
ああいう雰囲気の音楽ながら
いっしょにみていた4人はおわってから
たまらずビールのおかわりをたのんで
すごくよかったーと乾杯。
それはとてもすごいこと。
ぜひまた観たい。



2011/01/17 (なずな) 大移動

早朝から練馬へむかう
いくたびに遠い場所、練馬。
コンサーティーナの初録音
たいへんに苦戦して終了。
いつも気にしないことを気にして
つかわない音域をつかううちに
ふだんいかに
決まったことだけを練習していたのかに気づく。
なにかととても勉強になった。
リハーサルのため一路藤沢
電車いっぽんでいけるけれど
ものすごく遠かった。
なんだかんだとためしたけれど
わたしたちがやるのなら
けっきょくうたでやるのがいちばんなのだ。
わかっていたのだけど。



2011/01/16 (満作) 水戸行脚

アンサンブルズ展をみに
水戸芸術館へ。
おともだちの車に便乗させてもらえることになり
いっしょになった方がなんと水戸出身。
じつにたのもしい旅のはじまり
車内は味の素の話題でもりあがる。
いくつかびっくりしたので、みなさんに会ったらきっと
いいふらすことになるとおもいます。
着いたら即おすすめのおそば屋さんで昼食
けんちんそばと天ざるのはざまで
一同おおいになやむ。
うつくしい庭のあるお店でとてもおいしかった。
初対面をふくめた3人が
旅先で一日中みっちりいっしょにいる、というのは
ちょっとふだんにない状況で
話す時間はいくらでもあるぞ、という雰囲気が
つねにわたしたちのあいだにあって
なんというのか、あせらない。
ふしぎな感触でつづいていく。
肝心の展示はとてもおもしろかった
ひとつひとつ、音の出るものが
部屋中にちりばめられていて
ときどきおおきな音がどこかからするのだけど
あとはよくわからない。
でも2室、3室とすすんでいって
暗いつきあたりにたどりついたときに
なんとなくわかってくる
全体をかんじるのだということ。
そうしたあとに最初の部屋にもどったら
入ったときには聴こえなかったたくさんの音
音がたくさん聴こえてくる。
そのかすかな音がふれあっているのを
ぼんやりと眠るように聴いていた。
なんの説明もなしに
いつのまにかみんなわけがわかっている。
いったん外に出ておやつタイム
しかし目当てのお店がつぎつぎつぶれてしまっていて
なぜかおやつにハンバーグセットをたべる。
地元のおともだちと合流後
戻ってクロージングライブに参加。
展示のある7部屋で
つぎつぎあちこちで演奏がはじまる。
もともと鳴っている音と
あたらしく鳴らしている音
おもむろにはじまっておわるのを
みんなおもいおもいに追いかけて聴く。
すべてがおわったとき
ふと全部の音が止まって
どこからか拍手がおこった。
全部の音がとまったときに急に
すごくちからをつかっていた
と実感する。
とてもおもしろい展示だったなあ!
帰りがけ、意地の晩ご飯
ハンバーグの余韻のなかあんこう鍋やさんへ
めあての鍋以外にもいろいろたのんで
がっつりな晩餐。
ぎりぎりでなんとかわら納豆も買って
もうおもいのこすことはありません。
都内から終電にとびのって帰宅
いちにちよくあそんだ!



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