2010/12/15 （モレア)　３本 今日は本番３本！ 朝からまたまた鎌倉にいる。 クリスマスソングを演奏する サンタがあちこちかけまわる。 英語版でいっぽん 日本語版でいっぽん。 おもしろかったのはみんなの受け止めかた どちらもたのしんでくれていた のだとおもうのだけど それを全身であらわすひとびとと しずかにうけとめるひとびと。 言語のひびきのもつちからはおおきい 日本語ってそういうことばなのだとおもう。 渋谷までごとごと電車で移動 すっかり寝られるくらい遠い。 夜はあしのなかゆび 対バンのふたりがとてもすばらしい。 ひとりはまえからしっていて こころをゆさぶるうたをうたうひと ひとりは初めてみたけれど とてもすきなうただった。 はしばしがきいていて。 わたしたちの３人ぶりも だんだん板についてきた。 これがみんなでやるときにつながるはず。 帰ってきたらおそろしくねむい こんなに眠いのひさしぶり。 2010/12/14 （松)　流れ星 リハ二本立て！ まばらの定期リハーサルを始めて数回 確実に成果をあげている ような気がする。 あたらしい曲をつくろう。 夜のリハの時間まで 間がとてもながくあいていたので 考えごとがはかどった。 きもちがひとつ、きまって あたらしいところへおさまった。 二本目はあしのなかゆび ３人でやる良いかんじの はじっこをみんなつかみはじめていて いいかもしれない。 このあいだひさしぶりに見たばかりの 流れ星がきょうはたくさん。 ２時間ほどのあいだに どんどんと流れおちていった。 流れるとうれしいのだけど むしろ星がいつもおなじ間隔で とどまっていることのほうがよほどすごい なあ、なんて考えていたけれど 結局ながれるのをみると やった！ってなる。 2010/12/13 （やつで)　記憶 ひさしぶりにむきになった 昨日のできごとがぜんぶ 浅く眠って起きたときにはもう 遠い記憶のかなたへおしやられて へんな感触だけをのこして ぜんぶ夢だったような気がする。 はんぶんはわすれているのだし。 ふと気づくとまた鎌倉にいた クリスマス興行の練習日 今年は劇仕立て！ わたしは雪の妖精をやる。 去年のこどもたちの目をおもいだす あのぐりぐりの目にはかなわない。 わたしたちをじっとみて すこしものがさないようにしている。 あさっては全力で夢を見せるのです。 2010/12/12 （デンドロビウム)　鎌倉 こんなに寝た気がしないのは ひさしぶりだ！ というくらい 一瞬で朝が来た。 早い時間から車で出発、鎌倉へ。 とちゅう駅伝にゆくてをはばまれる。 昼間からギター教室の発表会 みんなの緊張がびりびり となりにいてつたわってくる。 わたしはみんなのギターにあわせ うたをうたう係。 去年から数回参加しているので すこしずつだけれど、みんなとのあいだに アンサンブルがうまれているような気が。 すばらしいことです。 空いた時間にバーに寄ったら おもったよりのんでしまって そのままふらふら打ち上げにおもむき その後は近くのお店の４周年パーティへ合流 店内がものすごいことになっている。 ひさしぶりのひとに会ったりするうち つよいお酒をあおったりして いつものことなんだけれど ふらっふら。 2010/12/11 （コーレア)　長野 朝から車で長野！ だというのに すっかり朝までのんでしまいました。 長野はおもったよりずっと ずっと遠かった。 道中聴いていたスーダラ節がよくきくと 身近なひとのことをうたっている！ まさしくこのとおりだ ずっこけてしまった。 着いてみるとおしゃれな街長野 ライブ会場はもとビニール工場で 縦に長い建物のなかにある 築ひゃくねんの蔵。 そこにすっぽりとおさまって 奏でるよしのりくんの音楽は お客さんの熱とあいまって ぐるぐるとうずをまいた。 なんだかんだで３時間近く あっというまのできごとでした。 ばんごはんを食べたバーで 胃の痛くなるような音楽を聴いて ぼうぜんと店をあとにし まっくらやみのなかを善光寺詣り。 でかい。 昼間にいきたかったなあ。 ちょっとこころのこりがいろいろある またこなくちゃ。 2010/12/10 （つばき)　メッセージ 母をつれていつものお店へ ゆくつもりが 電車がとまって長い時間たちつくす。 無事にたどりついてよかった。 お店に着くとうちもふくめて いろんなひとのお母さんが。 ふしぎなタイミングはあるものです。 昨日じまんされてくやしかった あたらしいアルバムのサンプルがあって ちゃんと買うからいいもん なんて言いながら お店で聴かせてもらっていたら それをつくったあのひとが わたしのぶんも置いていってくれていた。 名前と、ひとこと 添えられていることがなんだか とてもとてもうれしくて じーんとそれを眺める。 そこには最後に 気に入ったら買えー！ と書いてあった。 気に入ったからちゃんと買う。 2010/12/09 （つわぶき)　音程 今日は音程が低くきこえる という日はたまにあって 今日まさにそうだったのだけど それをぽつりとつぶやいたら 俺も と 南半球にいるひとも言っていた！ そうなのかあ。 おおきなぽんぽんのついた帽子を かぶって自転車で走っていると サンタさんだー こどもにゆびをさされる。 ちがいますよ。 最近たてつづけに 地元の駅の近くですきだったお店の マスターがふたり亡くなった。 ふたりとも糖尿病だった。 どちらもこのところ行っていなくて どちらもマスターが亡くなったことで お店もなくなってしまう。 さびしい。 さびしいなあ。 2010/12/08 （リーガスベゴニア)　とまらない 朝起きたらふゆだった ふゆだよ！と言ったけれど 昼にはふゆでなくなっていた。 まだまだだなあ。 あたりまえのように毎日毎日 あたらしい予定がねじりこまれていく うれしいものが多いからか いろんなことが とまらなくなってきている 調子がでてきたぞ！ しわすだ。 とりあえずくしゃみがとまらない。 何ヶ月ぶりのことなのか またうたうのが一段階らくになる このときをまっていたのだ。 ひさしぶりに恋の映画をみている なんだかたまらないよ。 2010/12/07 （ひいらぎ)　ねあう ふゆのすてきさを伝えたいのに なかなかちゃんと冬にならないなあ。 ひさびさにねちがえた。 ふと左手をみると 腕時計がふたつ巻かれている。 いつからだったのかわからない。 ねちがえるってすごいことばだな とあるひとが言った じゃあふだんは寝合うだ とも言った。 そんなふうにかんがえたことがなかった。 ぼんやりしていたら どんどん知っているひとが目の前にあらわれて つぎつぎにいろんなことを言って そのことばがからだにしみこんだ。 ふしぎなきぶんです。 2010/12/06 （ゆきのした）　ただよう 数日間がつながってしまったので ようやくいろんなことをたいらに戻す。 気がついたらとても しずかな気持ちになっていて おもいのほかあたたかくて なんにも心配はないような。 ２月に旅にでるまえに １月は気合いの入るライブをいくつかいれた そこで今のを全部出し切って からっぽになって出発したいとおもう。 そこから先を白紙にしていられること とても貴重だとおもうのだ。 2010/12/05 （シクラメン）　持ち寄りナイト 民宿まえかわではいつも おいしい朝昼ごはんをつくってくれて かんげきしながらそれをいただく。 近くにコーヒーを買いに行って 海のほうへまわったら あおくてさいこう！ すばらしいお天気です。 夜は今年最後の持ち寄りナイト 今回はまたさらにおもしろかった。 朗読、俳句、語り、講演 それぞれに人柄が濃くでていて しかもあたらしい発見がある。 客席もどんどんもりあがる 俳句を詠まれてあんなに気分があがるとは。 わらって、涙して、こえをあげて すばらしい時間。 音楽チームはたぶん この一年のいろんなイベントのうちに だんだんおたがいの音がわかってきて もちろん毎回違うことをしているのだけど そもそも去年のいまごろとは全然ちがう ならではの音楽ができはじめている。 渡辺真知子さんのうたをうたった まっすぐなことばのうたは ちゃんとまっすぐにみんなにとどく。 いつかのだれかみたいに 全然うたい足りなくなってしまって ぽろりとピアノを弾く。 みえはじめているものがあるのだ。 そしてまた朝がくる。 2010/12/04 （葉牡丹）　朝 おとな失格の朝。 もうふりかえるまい とおもったけれど 昨日のひとたちに会うとつい じぶんのようすを確認してしまうのでした。 ぐあいのわるいからだをかかえて うわさのひとのライブをみに戻る。 行ってよかった なんだかすごいものをもらった。 まっすぐなもの。 すっかり慣れた畳のへやから 明け方に起き出してそとにでたら いつもとちがうものすごい星空で ひさしぶりの流れ星をみた。 ひさしぶりのことばを言って おだやかにまた朝がくる。 2010/12/03 （ラベンダー）　しっぱい２ 持ち寄りナイトのリハーサル よい感触。 真知子さんよい曲だなあ。 どうしてもみたい顔があってでかける おもったより元気そうでうれしい。 飲みすすめるうちに なんだかおかしなことになってしまい つよいお酒をあおっていた。 またやっちゃった。 2010/12/02 （ヘリコニア）　しっぱい ぐるぐる考えていたら ひとつつきぬけてしまったようなので もういいたいことをいって やりたいようにすればいいのだとおもう。 カメラではじめての失敗をした。 フィルムを現像にだしたら なにもうつっていなかった。 きっとあそこのおじさんに わたしは問題児とおもわれている。 全部うつってなかったよーーー と ためいきまじりにおじさんはいった。 わたしがわるいのです。 がっくり。 今回は大事なイベントばかりだったのに。 映画でみたばかりのフラメンコのひとが あのひとと同じことを言っている。 2010/12/01 （ドラセナ）　がっしょう ふみきりの音にさそわれて 健康的に目をさます。 しこいわしおいしい しらすおいしい いわし攻め。 なんてぜいたくな朝なのでしょう。 結婚パーティはとても わっかになっていて ごはんがとてもおいしくて あたたかい会だった。 余興らしい余興に涙。 合唱はあんなに練習したのに 最初のひとこえで新婦の目がゆるんで あっというまにみんな泣いてしまった。 のどがふるえた。 わたしはほんとうに そのひとのつくるごはんがだいすきで おなかがやぶけそうなくらい食べた。 帰りに気になっていたことを確認 でもあまりに時間がたっていて いまなにも言うことがなくて なんだかもうしわけなかったなあ。