2010/10/15 (バジル) あっちこっち

モーフの旅年内最後のライブ
にひょっこりと顔をだす。
あのひとのぶれないつよさは
あいかわらずまぶしい。
モーフはこれからしばらく海外行脚。
ほかのみんなもすばらしかった!
対バンもすてきそうだったけれど
自分のぼんやりのせいで早々に退却。
しかもすっかりひとを待たせている。
どうせあしたもなのだ
藤沢へゴー。
なんだかいったりきたりの生活。
明け方の住宅街は意外と
わさわさとひとびとが活動している。
みんなは朝で
わたしは夜だけれど。



2010/10/14 (ストレプトカーパス) なまけない

朝方電車にのっていて
もう眠気がピークに達しており
立ったままねてしまう。
そしてドア横の手すりの角で顔を強打。
がけっぷち。
帰ってすこし寝て
怠けない、怠けない
唱えながら一曲できる。
なまけものらしいやりかたでやっていこう。
夜はひさしぶりのもつやにかけこむ!
うまい!
ああ、しあわせです。
オーストラリアに旅立つひとに
昨日おわかれを言いにいったのに
今日も会えてあしたも会えそう。
映像に個性をにじませるというのは
どんなにすごいことだろう。
しかも直接撮ってすらいないのに
そのひとの色をだせることって。
でもたしかにそうだった。
すごいな。



2010/10/13 (アカンサス) 前をむく

今日はわたしにとって
印象深い夜になった。
この数ヶ月のくるしいきもちを
がつんと言ってリセットしてくれたひとと
はからずもこのところばったりとよく会い
励ましつづけてくれるひと
ふたりがわたしをうごかしてくれた。
ようやく視界がひらけて
スタートラインに立ったかんじ。
やれる、という気持ちになった。
対バンのひとたちにもめぐまれていて
共通の知人がたくさん
いままでどうして出会わなかったのか
ふしぎなくらいだ。
演奏もすばらしかった。
胸があつくなるうたを
笑顔のこぼれるうたを
わたしもうたいたい。
帰りに近所のお店を紹介してもらい
まんまと終電をのがす。
ちょうど挨拶にいこうとおもっていたイベントに寄り
その近くのお店に顔をだし
おいしいうどんをいただいて
いつものお店に合流。
今日も熱いよる。



2010/10/12 (とうがらし) ながい

ためいきばかりついていたら
いちにちがものすごく長い。
わたしはいつのまにか
携帯にたよりきりだったのだなあ。
思い知った。
ところで今日
異国のひとにビールをだしたら
おまけの柿の種を
すごくめずらしそうに眺めて
ぽりぽりとちっちゃくかじっていた。
たしかに!



2010/10/11 (よめな) さんまと再結成

もらってから長い間
孤独に出番を待っていた一輪挿しが
ついに日の目をみた。
ねこじゃらしがゆれています。
眠い目をこすりながら河原へ
毎年恒例さんま会!
パイナップルを手に参戦。
あいかわらずさんまはうまいし
それ以外はみょうにおしゃれ。
ふつうに肉を焼いたり
やきそばとかはしない。
おっとなー。
しかもまたケーキでおいわいしてもらった!
みんなみんなありがとう。
草むらに寝ていたら
あんまり気持ちよくって熟睡
からだの上を虫がなんどもあるく。
恒例のラーメンもうまい
来年もかならずやろう。
夜はたのしみにしていた
バンドの再結成ライブ。
ライブに行かずにいたら解散してしまったので
とてもうれしかった。
なみだのにじむうたのかずかず
おとこだらけのバンドをやりたい!
とおもうけれど
わたしがくわわった瞬間だいなし。
せつない。
バンドってさいこうだなあ。
そのあと飲み会に合流
会いたかったひとに会えてうれしい。
でもなんだか
なにかとタイミングがへんだった。
むしゃくしゃ。



2010/10/10 (金木犀) たんじょうび

今年もみごとに晴れた!
おてんきのかみさまありがとう。
今日はあちこちでイベントやお祝いだから
きっといろんなひとが
晴れをよろこんだとおもう。
つかれをひきずりながら遊行寺へ
ぜんぜんまにあっていなくて
行列のできるビールをのんで
知っているひとにあいさつをしたら時間切れ。
やっぱり朝はおきないといけない。
夜はソンベカフェのライブ
とちゅうケーキとうたで祝っていただく。
とてもすてき!
ソンベの秋はほんとうにきもちよい。
藤沢に移動していつものところへ
今日のわたしと明日のりえちゃん
合同でおいわいしてもらう。
話題のひとの豪華なバースデーソング
ビールにシャンパン
益子焼のブローチ
ねこじゃらしと似顔絵
そしてそして
まさかの松壱ぜんぶのせ!
オーバーではなくてほんとうに
あんなにおいしいラーメンたべたことない。
なによりも立ち寄っておいわいしてくれたみんな
思い出してメールをくれたひと
ほんとうにありがとう!
しあわせだなあ。
明け方とどめに
焼肉までごちそうになってしまいました。
すごいいちにちだった
なにもかもありがたくて涙。



2010/10/09 (ウイキョウ) たいこ

しらないひとの結婚式へゆく。
たいこをたたく新郎
そのリズムでおどる新婦
なんだかたまらない夫婦。
アフリカンダンスが圧巻で
ぞくぞくとなみだがじわり。
わたしはやっぱりおどりの音楽をやりたい
とあらためておもった。
からだがばきばきです!



2010/10/08 (ガーベラ) つめこみ

朝からカレーを売って
夜まずは関内へ。
ライブハウスにはいると
ぞくぞく見知ったひとたちが。
楽器を買うところからみていた
よく見慣れたひとの演奏が
どんどんかがやきを増している。
あんなに弾いているところをたぶん
はじめてみたかもしれなかった。
それがとてもよくて
なみだがぽつりとうかんだ。
もっともっととおくへとんでいけ!
なつかしいバンドもとてもよかった
いいイベントだったのだろうけど
あわてて鎌倉へ移動
ちょうど近くで知っているひとたちが
演奏をしているのでたちよる。
みんなのアンコールにこたえてくれた
ふたりの演奏がすばらしい。
びしびしとたちのぼる音楽。
いつのまにやらはしご酒
あっちこっちで飲んではしゃべる。
ふしぎなもので
あんなに長いあいだ会えなかったひとに
一度会ってしまったらまた会えた。



2010/10/07 (サフラン) すれちがい

おなじ家に住んでいるというのに
母と何日も会っていない。
おたがいに別々の時間に活動しているなあ。
今日もいっぽん映画をみることにきめて
それにむかってがんがん用事をかたづける。
意外と、いいかもしれない
めりはりがついて。
映画や読書を自制しがちなのは
どっぷりはまって時間をかけてしまううえに
あとで全然おぼえていないから。
やっている間はとてもうれしくたのしい。
それにしてもどうして
こんなにすっかりわすれてしまうのだろう。
みたかどうかもわすれてしまうって。
それがどうも何にでも
おたくになれない理由だとおもう。



2010/10/06 (ヤブラン) やらかし

ついにリハーサルに
楽器をわすれていった。
すっとぼけもここまでくると
なんだかそらおそろしいかんじ。
わたしはなにをしにいったのだ
はるばる下北沢まで。
せめてこころをこめてうたいました。
ひさしぶりのひとが来ているといううわさに
おおいそぎで藤沢へ
むかうあいだに
たのしみなライブがきまったり
めずらしいひとから連絡がきたり
今日はいそがしいいちにち
ずっと目をきょろきょろさせていた。
いそがしいついでに
長い間寝かせてあった映画をみる。
さいきんまた映画のはなしをよくして
すっかりその気になっている。
でもそれがおもたい作品で
ねるまえにみる話ではなかった。
どうしようもなくて気軽なのをもういっぽん
いきなりともだちのうたが流れておどろく。
あっというまに朝でした
せっかく家に帰れた日だったのに。



2010/10/05 (クコ) 再会

3ヶ月間海外へ
路上パフォーマンスをしにでかけていた
ともだちが帰ってきたので
ひさしぶりに飲むことに。
わたしにとってはもう
タイムリーすぎる話題。
あれこれと話をきいていたら
7時間ちかくしゃべっていた。
アイルランドへの期待がたかまるとともに
こわい話をたくさんきいてみぶるい。
それにしても毎度のことながら
高校時代あんなにぼんやりしていたそのひとが
こんなにあれこれはっきりしていること
いつまでも慣れずにびっくりする。
当時わたしはそのひとの
ぼんやりはっきりしないところを気に入っていた
ような気がするけれど
はっきりしたからいやということはもちろんなくて
あたりまえかもしれないけれど
ひととの関係はそんなことでできていない。
それにしても
帰れない二人
なんてうたなんだ
ああ。



2010/10/04 (おにゆり) 混濁

朝方駅のシャッターが開くのをまつあいだ
ロンドンの駅で毛布にくるまって
こうして待っていた
というはなしをきいた。
まだ見ぬその場所をおもったら
からだにいっぽん芯がとおったような
期待と緊張がはしった。
わたしはほんとうに行けるのだろうか
こうしてくちばっかりで。
行くんだ!アイルランド。
夜しろくまの番組をみた。
でかい。
そういえば野毛山にもたぶん
むかしはしろくまがいたのだけど
今はその場所はだれもいない。
しろくまのすがたに目をうるませていたら
番組がちょうどそこでおわって
とつぜん現実にひきもどされる。
NHKはいつもそう
いきなり次の話題なのです。



2010/10/03 (ランタナ) 10周年

今年は周年づいていて
茅ヶ崎のたのしいバーの10周年パーティ
だいすきなひとが出演!
と息巻いていたのだけど
ぜんぜんまにあわなかった。
最近こんなのばかりです。
あっというまにそこを出て
うわさにきいていたお店におじゃま。
うわさどおりのたのしいひとが迎えてくれる。
とちゅう話題にあらわれるひとが
どうもわたしが昔から知っているひとと
同一人物
と気づいてがぜんもりあがる。
そしてなんとそのひとが
お店の前をとおりかかる!
いったい何年ぶりなのでしょう
こんなところで会うなんて。
その後もどんどんひとがあつまり
帰るころにはものすごいにぎわいに。
たのしいひとのところには
たのしいひとがあつまるのだなあ。
雨のなかを藤沢へ移動
明け方にかたやきそばをごちそうになる。
昨日名前をきいてからきゅうに
たべたかったのだ、かたやきそば。



2010/10/02 (へレニウム) すっとぼけ

今日こそはまちがえない
とこころに言い聞かせて
念入りに場所を確認してリハーサルへ
まんまと時間をまちがえる。
まちがえ慣れてきているわたしは
前むきに三軒茶屋のまちをあるいた。
意外といいことあるのです。
昼間に話題になっていたひとが
とつぜん目の前にあらわれておどろく
今日のリハーサルはごいっしょだった。
あんまりひさしぶりに会ったので
うれしくっておかしないきおいに。
留置場のおもいでをたのしく聞く。
帰りに江ノ島に寄ろうとおもっていたのに
全然まにあわなくてくやしい。
電車はときどき遠まわり。



2010/10/01 (金木犀) 植物

夏のとちゅうあたりから
あつさのせいだったのか
人間たちばかりみて植物を気にしていなかった。
唯一、さるすべりの花が
やけにながもちだったことだけが
この夏の植物の記憶。
考えてみればそのあたりから
ただぶらぶらあるく
ようなことをいっさいやめていた。
どこかに行って、なにかをして
あとは月ばかり気にしていた。
植物のことは、ふと気を抜くと
いないかのように気にならなくなってしまう
けれども
思い出したとたんそこらじゅうに
気配があふれる。
それがじつはすごいこと。



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