2010/08/31(はつゆきそう) 夏総括

まだまだ日中あついけれど
夜はすっかり秋の風。
毎日のようにだれかが
夏おわる
というけれど
ほんとうにおわってしまいそう。
この夏はとてもたのしかった
かなしいことや、さびしいことも
ふかくあったのだけれども
たくさん演奏をして、ひとに会って
話をして、お酒をのんで
これから歩んでゆこうとおもう人生を
ぎゅっとしたような毎日。
みんなどうもありがとう!
夜はサムシング会議。
秋からもどんどんやります。
自分では聴かないような音楽にふれ
ちょっとどきどきしている。
ちょうどこういうのがしたかったのだ。



2010/08/30(わた) 急展開

考えてもみなかった
家族はいてくれるだけでとても
とてもありがたいのに。
とにかくぼんやり思い描いていた
これからの一年が急に
現実味をおびて目の前にたちはだかる。
いそがしくなるぞ!
なにかを始めるってすごいパワーだ
いろんなことにうごきはじめている
まわりのみんなを尊敬する
こころから。



2010/08/29(さるすべり) うみ、夏のもちより

夏の持ち寄りナイトにむけ
いろいろと案を練って
急遽江ノ島へ移動。
夕焼けにそまる富士山をみながら
ふらふらと海岸へ
たわいのない話をしながら
うすくらやみでビールをのむ。
練習をして藤沢へ移動。
持ち寄りの日は、ならではの雰囲気
というのがあって
低温からじわりとあたたまるかんじ。
今まで観客だったひとも参戦
それが胸をあつくした。
今回はコンサーティーナで一曲
ピアノひきがたりを一曲
急遽用意したうたうたで一曲。
となりにすわる、信頼するうたうたいとは
あんまり決めごとをしないほうがうまくいく。
耳をすませて、とぎすませて
浮かんでいる音をひきよせる。
そういうのがいいかんじ。
みんなにもよろこんでもらえてよかった。
夜中に民宿まえかわに帰還
家がちかいってさいこうだ。



2010/08/28(フロックス) おんがくのたび

嘉風くんライブ二本立て
しかもひとりで初サポート
あわただしく由比ケ浜へむかうと
まだまだ夏まっさかり。
海があおい!
やっぱり浜ごとに雰囲気がある。
わりと平和なおもむきの由比ケ浜
テーブルよりおおきなパエリア鍋をもったひとが
わたしたちの前をよこぎり
あれだ!あれだ!
とさわいでいると
にやりと得意げにわらった。
今日の二本は対照的
ひとつはわたしたちを知らないひとへの演奏
ひとつはアットホームなイベント。
やることはおなじなのに
相手のようすで空気はかわる
ライブはお客さんとともにうごく。
移動の車中、BGMがなかったので
自前でうたいながら移動。
ライブ後もみんなでごはんをたべながら
お店においてあったギターをかきならし
すきなうたたちをつぎつぎとうたう。
ギターとにんげんがいれば
それだけでハッピー!



2010/08/27(夕顔) まきびし

この数日へんな時間に目が覚めて
それがたいてい明け方だから
空がとてもきれい。
夜がむずむずとゆるんでいって
朝になるところを見届けてまた寝る。
きっと月がまぶしいせい。
朝起きるとこんどは
あたまのなかにぽつりと
まきびし
ということばが居座る。
しばらくのあいだ
まきびし、まきびし
と唱えていたのだけど
忍者の夢でもみていたのでしょうか。
持ち寄りナイトの案を練る。
なにをしようかかんがえ中。



2010/08/26(とけいそう) 残暑

夏はおわったかのようなのに
まだまだ暑い。
はやく冬こないかなあ。
だらだらになりながら
楽器の練習大会。
数日のなまけがどんと押し寄せる。
このままではいけません!
なにかと。
おおきいウクレレを弾かせてもらったら
なんとまあ弾きやすい。
いつもむりな体勢でひいている
のかもしれない。
甘えてばかりではいけない
満月がみているぞ。



2010/08/25(われもこう) 縦断

新宿へおともだちの写真をみにでかけた。
ほんのすこしふしぎなところのある
そのひとの写真は
ずっと前に見せてくれた写真家のものに
気配が似ている。
たとえばわたしのとなりにいるときも
このひとはこういうところをみているのだなあ

そこに置いてある写真が
そのひとのやりかたで
つながっている世界から切り取られて
いるものだなあと眺める。
それにしても新宿はひろい
どこまでいっても新宿。
夜がとても気持ちよく
だれともしゃべらずに帰るのももったいなくて
遠回りして知っているひとのお店へ。
いつもあたたかく迎えてもらえるので
だいじょうぶ。
とおもっていたら
ともだちもぞくぞく姿をあらわして
あのまま帰らなくてよかった。
休憩おわり
あしたからまたいつもどおりに。



2010/08/24(ラミウム) バッカス

あたまのなかでがんがん
いろんな音楽が鳴っているけれど
そのままとおりすぎてゆくようです。
ひとしごと終えて
お酒でものみたいのだ
と考えていると
のみともだちがむこうからやってくる。
お酒の神様ありがとう!
ぽつりと言ったり聞いたりするうちに
だんだん調子あがる。
帰って缶ビールをのみながら
恐竜の番組を見ていたら
CGのはげしさに酔いがまわってたのしい。
ワニはつよかった
サイもつよかった。
すっかり博物館にいきたい。



2010/08/23(ミント) 会話

いつも自分のいいかげんなところや
すぐ気が変わるところや
そういうのを残念におもっているのに
だいじなところではかならず
頑固
といわれている。
ほんとうにそうなのだろうか
よくわからない。
まだぎくしゃくしているけれど
みぎとひだりであるいてゆく。
あたたかく受けとめてくれたこと
ほんとうにありがとう。



2010/08/22(クルクマ) 発表会

去年から関わらせてもらっている
ギター教室の中間発表会。
場所はだいすきな寅堂さん。
緊張とたたかう
ことが発表会のおおきな山場だとおもう。
あたらしい生徒さんもやってきて
それぞれの理由でやってきて
とてもおもしろいなあ。
わたしはうたを添える係だけれど
今回は講師演奏もあり
わたしも数曲演奏。
ひさしぶりにソウルの曲をうたったら
なんだかとてもたのしかった。
手ぶらでうたえることのたのしさも
弾き語りをはじめて知った。
建物を鳴らすこつを
じょじょにつかんできた気がする。
帰りにごはんをたべに寄ったら
すっかりよっぱらったともだちにばったり
帰りの電車でグリーン車にのりこむ。
となりのひとにお菓子をわけたりして
わいわいしていたら
あっというまに車掌さんがやってきて終了。
グリーン車って広いんだなあ!
こんどはちゃんと乗ってみよう。



2010/08/21(松葉牡丹) スピーカー

ひさしぶりの都内。
弦をはりかえたら楽器の調子がよい。
ガラス張りのお店を
外からものぞけるように
今日は外にもスピーカを設置。
それがすごく良い音で
カリンバなんてうっとり。
PAウノさんのてづくりスピーカー
ひとがあえて、てづくりするものは
そのひとの意思がはっきりと出ていて
とてもすてき。
はからずも昨日につづき
プロとはこうだ
というはなしになり
これについて考えずにはいられない。
スズケンさんのうたは
弾き語りで意外な展開をみせている。
と、わたしはほんのりおもっていて
わたしよりもっと彼をしっているひとも
共通の認識をもっていたと知り
やっぱり意外だなあとおもう。
音楽はいろんなことに影響される。
昨日みたすばらしい演奏も
わたしのなかにしみこんで
もっともっとふかいところへ行けたら。



2010/08/20(エキナセア) ローリングピアノ

朝からピアノの練習
うー!
夕方からおさそいをいただいた
試写会のため飯田橋へ。
ふたりででかけるのがはじめてだったのだけど
どちらかといえば、そのひとの
だんなさんとお会いすることが多く
ならんで歩いていると気配がおなじ。
なんといったらいいのか
しゃべりかたもすがたも違うのに
間や、手の上げ下げのような
ぼんやりと感じる気配や
うけとる印象がとても似ている。
夫婦ってすごいなあ。
映画にすばらしい音楽をつきつけられ
そのあとのJICAのかたのお話が
これまた凄惨なことをけろりと話す
そこにいたひとならではのやりくち。
カレーを食べて藤沢へゴー。
まちにまったリクオさんによる
ケインズアップライトピアノこけらおとし!
前座としてがんばったが
まだまだ思い切りがたりない。
最近のわたしはきっとそういうこと。
日付がかわったあたりで
リクオさんのライブスタート。
ピアノがよろこんでいる!
ピアノがちいさくみえる!
胸のしめつけられるうたのかずかず
ピアノとリクオさんが一体となって
みんなをまきこんでゆく。
そこにいたひとびと、まちがいなく全員が
リクオさんのとりこだった。
たっぷり2時間くらいの演奏が
あっというまに過ぎてしまい
最後はみんなで大合唱。
こんなにすばらしい演奏は
こんなに興奮する演奏には
きっとめったに出会えない。
余韻にひたりながらまた飲む。
なんだかんだ話していたらまた朝!
いつも以上にあっというまの夜だった。



2010/08/19(たますだれ) 定食

意外と元気に朝が来て
立ち仕事をしながら
ふんふんとメロディがながれこんでくる。
なんとかつかまえてかたちにしたい。
夜になって急にさかなが食べたい
近所に定食屋があったのをおもいだし
揚々とあるいてゆく。
いがいとないのだ
こういう場所は。
つぎつぎとお客さんがやってくる
ひさしぶりにアルコールを抜いて
おだやかな夜。



2010/08/18(ハイビスカス) オールナイト

恒例BGM研
のまえに
いつも飲むところでいっしょになる方の
営むお店にひとりでそっとゆく。
豪勢にごはんをたべて
お酒をのみながら
本を読んだりお話をしたり
なんてぜいたくなのでしょう!
BGM研はだんだん発展中。
別班もでき、この調子で
なにげなく生演奏がある場所として
なじんでいったらたのしいなあ。
わたしたちも腕をみがく。
深い時間になって
うわさのひとがふらりとやってきた。
名前はたくさん聞いていて
ようやくお会いできたそのひとと
みんなでお話をして
おだやかでたのしい人柄に感動
いろんな話をかわすうち
またあっというまに朝。
あさってはそのひとの演奏を
ついに聴くことができる!
ほんとうにほんとうにたのしみ。
わたしは前座としてがんばります。



2010/08/17(ベルガモット) ひとつの

わたしのしたことが
くるしさから逃げることではないと
先へすすむためのものだと
わたしは信じているけれど
じっさいどうなのかは
いまはまだわからない。
それでも
こころからしあわせをいのっている。
夜はだいすきなとんかつやさんで
ビールととんかつ。
おいしく炊いたかぼちゃを
いつものように大将がだしてくれて
アイスクリームまでついてきた。
あいかわらずわかものにやさしいお店
こういう場所がわたしたちには
ありがたいことにたくさんあって
そういうこともすべて
わたしたちのだいじな財産なのだと。



2010/08/16(アジアンタム) 会話

たいせつな話をするときは
泣いてはいけない。
ずっとそうおもっているけれど
なかなかうまくはいかないなあ。
たいせつだからなみだが出る。



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