2010/07/31(かぼちゃ) 前夜

あしたはたくさんの曲をやる
イメージをもくもくとうかべる。
だれかとあつまって
ひとつの曲をかなでる
これがほんとうにすてきで
とても貴重なことなのだ。
ありがたい気持ちを胸に
明日は演奏をするのだ。



2010/07/30(にちにちそう) 横浜→熱海

山登りのはずが
いろいろあって急遽中華街へ。
昼食をとるためにひとと会う
なんて贅沢なのだろう。
あんまりふたりで会うことのない相手なので
なんだかおもしろい。
夕方あわてて熱海へむかう
新幹線だと熱海はとてもちかい。
天気の心配もありながら
無事花火もライブも開催。
いっしょにやったひとの
新調されたばかりのギターが
ほんとうにとてもよくて
ギターがいっしょにうたっている!
なみだがじわり。
ああ、いいなあ
わたしもそういうふうになりたい
いつまでもおるすでなくて。
帰り道よびとめられて
ずっと行きたかったお店に行き
夜中にピアノ歌謡ショー。
あたらしく出会ったひとびとが
びっくりするようなかたちでつながっていて
おかしな夜だった。



2010/07/29(バーベナ) 雨

ひさしぶりの雨。
明け方まで月がまぶしいのをみていて
うっすら朝焼けまでは記憶しているのに
ふと眠って目をあけたら
まっしろな大雨。
お世話になっているお店に
昨日アップライトが入ったしらせに
あちこち浮き立つ。
わたしもそれをおもっていたら
家でいてもたってもいられず
閉め切ってピアノを弾きまくる。
小さい頃のつまらない思い出と
やめてから全然指がうごかないのとで
つい敬遠しがちなピアノだけれど
弾くとほんとうにたのしい。
あれこれ楽器をやってみた今おもう
ピアノはすごく特殊な楽器なのだなあ。
暑さと月のまぶしさで
毎晩眠りが浅い。



2010/07/28(ダリア) 夏のゆうぐれ

風がつよいせいなのか
富士山がうつくしい!
昼間に予定がなかったので
うだうだとすごしていたら
ほんとうにうだうだしてしまい
昼寝をしているうちに夜がきた。
おともだちが金沢の写真をとどけてくれる。
撮るときにしつこく
景色だけとってもあとでつまらないから
といっしょに写り込まされ
そのときはめんどうだったけれど
あとからみるとたしかにそうなのだった。
金沢またいきないなあ。



2010/07/27(やまゆり) ロングリハ

cittaワンマンにむけてのリハ。
見慣れたひとたちのなごやかなムード。
でもひととおりおわったときには
すっかりぐったり。
cittaではいつも
自由に放られるので
なにをするか、風のように。
とちゅうおいしいおいしいごはんをいただき
ランスルーを経て
のんだビールがさいこうにうまい!
山盛りポテトはしあわせだなあ。
明日お店にピアノがはいるとのしらせ。
いよいよなのです。



2010/07/26(キバナコスモス) すずしい

なんと、きのうの夜から
どうもちょっとだけすずしい。
月がほんとうにまぶしくて
いつまでも月ばかりみている。
こんなにあちこち電気が光っていたって
月はあかるいのだ
ああ。
そういえばきのうの夜
満月の下でいぬとあそんでいて
アスファルトが熱かった。
これだよ、暑さの原因は。
週末のできごとをたてつづけに話す
なんだかもりだくさんだ!



2010/07/25(さぎそう) 熱海

夜になってからあわただしく
熱海へゴー。
あっちこっちへ電話をかけて
ようやく場所をつきとめ
どうも腰がひけてしまうような
美の空間へとうちゃく。
見知ったひとが見慣れないかっこうで
ライトをあびてうたっている。
演奏がおわると目の前で花火大会
高台にある建物なので
なんと花火を見下ろしている。
むむむ。
ここにもおおきな犬がいて
暑そうに浅い息をしているのを
ちかくでずっと聴いていた。
終わって会長さんのお宅へまねかれ
目を疑うような豪邸ぶりに
ほへーとあいたくちがふさがらない。
一曲おねがいしますといわれ
うたっているうちに
いつだかの生声ライブをおもいだし
建物といっしょに鳴ることに専念
うたうことはほんとうにおもしろい。
あいかわらず手はおるすです。
満月がとてもあかるくて
月夜ってこういうのをいうのだなあ
しみじみしながら
龍馬のことをおもいだす。
せっかくの温泉街に見向きもせず
とんぼがえりの帰り道、サービスエリアで
アドマイヤの自販機を前にもりあがる。
この機械はほんとうに
じっとりとたのしいなあ。
おともだちのご厚意でなんとか
深夜のうちに帰宅。
週末はわたしの出番です。
こんどはお風呂に入って帰りたい。



2010/07/24(ほたるぶくろ) 新幹線

こりずに毎日あつい。
夏ってこんなに
暑かったのだっけ。
と今月に入ってから何度おもっただろう。
こりずに毎日ゆうやけがすごいし
毎日かみなりが鳴っている。
あしたは新幹線にのる
いつもとちがう乗り物は
胸が高鳴るなあ。
寝台列車にのって金沢にいきたい
とおもったらもう廃線だった。



2010/07/23(ギボウシ) 茅ヶ崎

ともだちのともだち
と会う確率のすごく高い世界だけれども
今日のともだちのともだちぶりは
とても近かった。
ようやくおちついて
ウクレレとうたをやれるようになった
とおもった矢先
そこにいたミュージシャンふたりが
最後にまざってくれて
すんごくうれしかったのに
わたしひとりすっかり自由が利かない。
くやしい!
ここでたのしくやりたいぞ。
また会いたいとおもうひとに会えて
たいへんよかった。
近所の雑貨屋さんを紹介してもらい
あそびにゆくと
わたしのカリンバをちょこっといじって
ほんとうにちょこっとで
ものすごく弾きやすく
音もまとまった。
すごいすごい!
カリンバキットを購入
これであちこちに押し当ててはじく。
いろいろお話をききつつ
たのしくてすっかり長居。
帰りにもずっとずっと寄りたかった
ちかくのカフェに連れて行ってもらう。
金曜の夜のおとなたち
たのしそうでうれしい。
お店の犬にべろべろなめられ
終電で熟睡しながら帰宅。
いちにちよくはたらいた。
次は熱海!



2010/07/22(ミント) 渋谷

午前中から渋谷へ
ここも暑い。
どこへいっても暑いのだけど。
夏ってこんなに暑かったのだっけ。
そして夜眠れないので
電車にのるたび熟睡。
童謡の相談をする
動物園のライブがちかい!
曲をどんどん書かなくては。



2010/07/21(ねむのき) あっちこっち

暑さのあまり寝坊。
あまりにもあつい。
twitterでフォローしはじめてから
すっかりえのすいのとりこになっていて
ひさしぶりに水族館にゆく。
水族館も動物園と似ていて
さかなたちを働くなかまのように言うのだった。
花火をみたのち
いつものところでともだちのjazzセッション。
わたしたちはそういうサークルだったけれど
いま演奏をつづけているみんな
もれなくジャズ以外のことをしている。
そんなひとたちがあらためて
スタンダードと向かいあっているすがたは
なんだかとてもたのしかった。
この空気、なつかしいなあ。



2010/07/20(トリトマ) 熱帯夜

夏ってこんなに
あつかったのだっけ。
もうあたまがぼんやり。
カリンバといいウクレレといい
暑い中弾いているととてもねむくなるのに
いざふとんで寝ようとすると
全然ねむれないのです。
夜はひさしぶりのもつや。
なんだかあたらしい雰囲気
お店はどんどんうまれかわってゆく。



2010/07/19(ラベンダー) はまゆう

民宿まえかわの朝ははやい。
5時頃から電車は走り出し
ふみきりが鳴って
ひとびとがひっきりなしに通る。
金沢城でみたにょっきりが
はまゆう
なのではないかという仮説のもと
いろいろ検索してみたけれど
やっぱりなにかちがう。
なんだろう、あの
おおきなアスパラのようなつぼみは。



2010/07/18(サンダーソニア) にくさい

おうちで焼肉をしたのは
いったいいつぶりなのでしょう
プレートを前にもりあがる。
じゃがいもを焼いてますますもりあがる。
ちょうど29歳になったばかりのひとも
とちゅうからやってきて
にく祭さらにもりあがる。
こういうとき
夏はいいなあ。
扇風機にあたりながら眠るかんじも。



2010/07/17(はまゆう) 逗子

ひさしぶりに逗子にいって
電車で行って
びっくり。
わたしがおもっていたのよりずっと
ずっと逗子はちかくにあった。
いつも車で行っていたから
かえって距離感がよくつかめていなかった。
ほどよい温度のたてものでのライブ。
外の暑さと中の冷房がつらい毎日に
こういう場所はとてもありがたい。
帰りの電車でズブロッカをあおっていると
向かいにすわるひとたちもまきこんで
なんだかものすごい車両に。
そこへ途中の駅から
偶然ともだちたちが乗り込んできて
渾然一体となってますますものすごいことに。
たいへんおさわがせなわたしたちは
きっと夏のはじまりだから
みんな大目に見てもらっていた。



2010/07/16(ひおうぎ) ミラクル

あたらしいアルバムのジャケットを
すっかりおまかせになっていて
昨日のほぼ完成の状態で
とてもすてきだった。
しかしそれに納得しなかった画伯が
今日になって絵をかきなおす!
しめきりは今夜。
そしてそれをジャケットデザインとしてまとめてくれた
ひとのミラクルを目の当たりにする。
昨日のよりもずっとずっと
しっくりきてすてきになった。
すごい!
音楽を聴いて、視覚にあらわす
そういう感覚があるのだとおもう。
びっくりした。
ほんとうにびっくりした。
絵をかいたひともちょっと
おどろいていたようだった。
とにかくとてもよくなってうれしい!
あわただしく入稿
なんとか動物園にまにあいそうなのです。
レーベルもあたらしいうごきがもちあがる。
わたしたちなりのやりかたが
きっとある。
それをさがしている。



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