2010/06/30(ブーゲンビリア) 最終日

まばら録音
こんどこそ最終日。
おもいつきを口にしてみたところ
なんだかたのしい仕上がりに。
録音は順調におわったけれども
おどろきのしらせを聞く。
またしてもお酒で
やらかしてしまったひとが。
しかもじぶんがけがをしている。
涙が出そうになってしまった。
夜にあたらしく立ち上がったのを見届け
はりきってレコードを買う。
はやくフォノイコライザーかわなくちゃ。



2010/06/29(フェンネル) おぼれる

失踪したみたいになっていたひとが
突然ひょっこりあらわれて
ことばをうしなう。
よくよく聞いてみると
ずいぶんひどいことになっている。
たった一夜のできことで
人生はくるりと変わったりするのだった。
おそろしい。
お酒には気をつけよう
ひとごとではない気がする。



2010/06/28(くちなし) 80%

まとわりつくような湿気で
洗濯物が全然乾かない。
廊下がいちばん涼しいので
ぼんやりすわってウクレレを弾いてみる。
暑い。
夕方雨がざざあとふって
あがったところを歩いていると
あおくてとてもきれい。
みずたまりにはっきりと
景色がうつっていて
こんなにはっきりうつるものだっけ
とふしぎにおもう。
そうか
いつもみずたまりをみるときは
雨粒が水面をゆらしているのだ。



2010/06/27(ほたるぶくろ) ぶらん

ぼんやりしていたら
どこまでもぼんやりしてしまい
あらゆるお返事がちゅうぶらりん。
夜にともだちのレコ発にいったら
大盛り上がりですばらしく
そこここになつかしい顔が。
うっかりビールをたくさんのむ。
夏はビールだ。



2010/06/26(サギソウ) 冴えない

今日は全然さえないなあ。
とってもなつかしいひとから連絡があって
そのとなりに居たひともとってもなつかしく
なつかしさで胸がいっぱい。
しかしさそってもらった潮干狩りには
いけそうにない。
かなしい。
たのしい予定は重なってしまうもの
そういうものなのです。



2010/06/25(ひるがお) 沸く

朝起きるとサッカー一色
どうやらすごくもりあがったみたいだ!
そうこうするうちに
録画でもう一度試合が放送されていたので
なんだかんだで観てしまった。
明け方にこれを観ていた情熱あるひとは
どんなにこころ躍っただろう
結果を知っていて録画でも
じゅうぶんたのしくて感動した。
たのしみが長引いてなによりです。
ずっとうわさになっていた
jay kayの出ているCMをみた。
それでうっすらと
しかしはっきりと
英語と日本語のひびきのちがいを納得した。
気がつけばもう
夏の予定をどんどん立てている。
あんまり雨がふらない梅雨だなあ。



2010/06/24(バーベナ) ひるがお

家の近くの空き地に
ひるがおがわらわらと咲いている。
ひるがおと言うだけあって
朝や夜はくるくると
ねじれてやすんでいる。
そういえば昔学校で
アサガオをしぼった色水で
ハンカチを染めたりしたなあ
なつかしい。
旅立つひとと晩酌をして
そのあいださんざんサッカーの話をきいたのに
帰る頃にはすっかりわすれて
ぱたんとねむった。



2010/06/23(ベルガモット) BGM

BGMとはなんぞや
やりながら模索中。
でもただ聴いているよりずっと
アイリッシュの息づかいは近づいてきたし
ここはひとつ酒場音楽を追究。
おわったあとは
ふしぎな音楽をたくさん聴かせてもらい
チーフタンズのビデオをみて
男たちのロマンのはなしをおもしろく聞く。
ところどころわからない世界。



2010/06/22(忍冬) はしご

ひさびさひとりの休日だ
前日から息巻いていたけれど
午前中はぼんやりして
午後は練習と掃除を交互にして
気がついたら夕方だった。
アイリッシュに必要不可欠
とわたしは感じている
tripletsのやりかたを模索しているのだけど
これがなかなかむずかしい。
楽器の特性ももちろんあるけれど
やりようはあるのだとおもう。
そろそろアイリッシュのセッションに挑戦したいから
このあたりはなんとしてもおさえたい。
夜からもつやに出かけて行って
子持ちの蜘蛛を眺めるなどしながら
おいしくたのしく飲んで
おわりごろモヒートがのみたくなり
最近お知り合いになれたひとのいるお店へ。
すっかりもりあがってしまい
シェリー酒をのみくらべたり
ピストというペルーのお酒や
紫とうもろこしのジュースやら
パッションフルーツのジュースやら
しゃべりながらいろいろ出してもらって
すっかり飲みすぎ。
しかもなんだか安かった。
このお店がまた
もつやと駅の線上にあるもので
これは危険な予感です。



2010/06/21(タチアオイ) 遺伝子

あたらしい機械の契約をした。
そのときの自分のしぐさのはしばしが
とても母に似ている。
しかもそれがいつもみていて
どうしてそうなるのだ
とおもっていた瞬間のしぐさ。
ああ、こんなこまかいことまで
遺伝子にはしるされているのだろうか

最近遺伝子組み換えのドラマをみていた
脳が遺伝子遺伝子とかんがえる。
というはなしをしてみると
まあ、見てると似るよね
とクールなお答え。
しかし、しかし
うちの父は仕事で家を空けがちで
弟はそんなにたくさん
父のしぐさを見ているともおもえない
けれども
しゃべりかたからうごきから
すごくよく似ている。
やっぱり!
遺伝子?



2010/06/20(栗) レコ発

あしのなかゆびレコ発。
はじまりにエフェクターがこわれたり
アンプがこわれていたりで
謎の買い物が目の前でどんどん
こんなこともあるのだなあ。
そしてわたしの年の離れたふたりの知人が
とうていむすびつきそうにない知人が
意外な縁でむすばれていたことを知って
くらりとめまいが。
そんなことってあるのかあ!
おもしろいことをしていれば人があつまる

わたしのあこがれのひとは言った。
そのとおりだとおもう。
そのことばをしっかりと
わすれないで生きていく。



2010/06/19(野アザミ) ポール

前日のポールマッカートニーの誕生日
にちなんで
ビートルズカバー特集。
いまさらながら
ビートルズの曲はすごい。
ただ聴いてとてもすてきだし
よく聴くととても練り込まれていて
うたのメロディ以外に
はずせないメロディばかりでつくられている。
ああ
ためいきが出る。



2010/06/18(コンボルブルス) 花柄

よのなかに
小花柄の服を着たひとがあふれかえっている
そのわけがよくわかった。
お店に行くと
小花柄の服ばっかり。
小花柄におもいを馳せていたら
そういえばこのあいだ
5歳の女の子のワンピースと
おとうさんのハーフパンツが
同じ布でつくられていて
並んであるくと高さがちょうどおなじ
2枚の布があるいているみたいで
とてもほほえましかったのをおもいだす。
あれはかわいかった。
そんなわけでほしくなる服はなかった。
あわわ。



2010/06/17(笹百合) かんぺき

もう髪をきりたくてしょうがなく
梶原さんのところへかけこむ。
とにかく切ってください
というわたしの意気込みに
さあどうしよーう!
と梶原さんうでまくり。
なにしろわたしの意思が
切る
一点のみなので
方向を決めるまでおおいになやむ。
とりあえず切りながらかんがえよう
とかなんとかするうちに
もうみえました、だいじょうぶ
梶原さんたのもしくうなずく。
もはやわたしの髪の毛は
わたしのものであると同時に
梶原さんの作品なのである。
想像通りのの仕上がりをみた梶原さん
かんっぺき
ふかぶかとうなずく。
わたしもごまんえつ。
きっとわたしよりも梶原さんは
完成図をはっきりうかべていたのだから
よけいにたのしいのだとおもう。
髪を切るのってたのしいなあ
ふたりでああだこうだ
言いながら決めていくかんじや
風をきってあるく帰り道も。



2010/06/16(チューベローズ) でで

ででお
ででーお
という曲をつくっていたのだけど
その先が見えず保留。
煮詰まったら家のそうじと決めている。
大物小物ぜんぶお洗濯。
昨日のバザールのことをおもいだし
フリマ袋を用意。
全然着ていない服や
小物など
フリマで売れそうなものをわける。
考えてみれば捨てるよりずっといい。
ひさしぶりに英語のうたをうたうので
ことばの練習。
ささやかながらもあった
わたしの英語への理解は
いったいどこへ去ったのだろう。



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