2010/03/31(ムルチコーレ) 田尻ナイト

毎度おなじみ藤沢ケインズにて
田尻氏ソロ企画を開催。
それぞれが田尻氏と
ほぼ一対一で演奏。
鍵盤を弾くひとに対して
わたしのやるおもちゃのような楽器たちは
いきいきともするのだなあ。
それぞれのいろがあって
ほとんどお客さんたちもゆかりの方々
アットホームなあつまりとなった。
わたしはなつかしいうたをうたった。
やりたいことがたくさんで
どんな話をしてもはりきっている。



2010/03/30(ウォールフラワー) どろぼう

話がこじれてしまって
なんだかどろぼうのような
気分になってしまった。
そんなことはしていない。
気を取りなおして旅帰りのひととのむ。
会っていない時間はわずかでも
そういうことではないのだ。
遠い場所へいって帰ってきたら
いつものところにいる数日とは
全然ちがっておもしろい。
今夜はブルームーン。



2010/03/29(すもも) 寒気

びっくりするくらいさむい!
体温がうばわれてゆくのをかんじる。
これはすごいにちがいない

まんをじして空を見上げると
期待にこたえる星空。
月はちょうど
なんともいいようのない太さで
明るい夜空だった。
それにしてもふと気をぬいたら
あらゆることが滞っていた。
いかんいかん。
送られてきたデモのうたが
だれかに似ている
とおもっていた。
ついさっきわかった
大瀧詠一さんにそっくり。



2010/03/28(海老根) よみちがえ

劇的にこわれたものだから
なんだかちょっとした事件
のようにわたしはおもっていたけれど
携帯電話のお店にもっていったら
さっさと手はずをととのえてくれた。
そうして代わりの品をつかって
なにごともなかったかのように
ともだちとも合流できた。
生活にしみこんでいるなあ
わかってはいたけれど。
それにしてもライブの時間を
これくらいだろうと
あたりをつけて出かけていったら
あと2曲のところで着いてしまい
あっというまにおわった。
飲みにいっただけになっちゃった。
でもにぎやかでよかった!
そしてうたをうたいたい。



2010/03/27(ノースポール) 苦情

財布を落としてしまった
と電話をしてきたひとがいて
こころあたりがないので
落とし物センターの番号をおしえた
のが昨日のはなし。
そのひとがまたやってきて
財布はみつかったのだけど
中身が入っていなかった
だれに苦情をいえばいいの
と言いにきた。
それって苦情なのかしら
かわいそうだとはおもうけれど。
夜中すぎ
おもむろに携帯電話こわれる。
話し中だったのに。



2010/03/26(かたくり) たまねぎばくだん

ひさしぶりに晴れた
とおもったら
夕方にはまた雨。
季節が重心をずらしている。
生のたまねぎはどうして
あんなにおいしいのに
わたしの胃を攻撃するのだろ。
わかっていたのに
すこしたべすぎてしまって
長い間おなかをかかえてうずくまる。
急にCDの棚の整頓を思い立ち
ファイルを買いそろえる。
思いついたらすぐやらないと
地震のたおれる防止のやつと
おなじ末路をたどってしまいそう。



2010/03/25(ひなげし) リンク

夜おそくになって
建物から外に出たら
なにかなつかしいにおいが。
地面からたちあがる空気と
まわりにただよう湿度が
なにかに似ている。
なんだろう
わかるまで歩いてみよう
とおもっていると
あっさり思い当たる。
スケートリンク!



2010/03/24(ジャスミン) ふゆ?

あまりの寒さにぼうぜん。
昨日は桜のほころぶのをみたのに
冬のようなありさま。
食堂のトイレに入ると
ドアの鍵がまえとちがう
ような気がする。
それがとてもおもしろくて
ものはすごく見慣れている鍵なのに
みたことのない角度でついている。
気に入って何度も
開けたり閉めたりしたあとに
これ、すごい!
と家主に報告すると
ちょうど目の前にそれを
とりつけたひとがいた。
わあ。
鎌倉にいると
行く先々に見覚えのあるひとが。
たのしいなあ
こごえそうに寒くとも。



2010/03/23(はなみずき) しんじゅく

お気に入りのうどん屋さんにいって
おくら天
というのをつけてもらった。
すると食べ終わった帰りに
お店のおばちゃんが
オクラちゃん今日1本しかなくて
ほんとうは2本なんだけど
だから20円にしときました
とおちゃめにいった。
オクラちゃん!
うふふ。
オクラちゃん。
新宿であちこち歩き回って
件のとんかつ屋さんへ突入。
なんだかえもいわれぬ緊張感
がただよっているようないないような
それには理由があったのだけど
それはさておき
日本酒をおねがいしたら
先週行った青梅のお酒があった。
なんとなくうれしい。
大将はいつものようにお茶をのみ
赤貝の肝の煮たのをおまけしてくれ
すこしだけ冗談を言って
見送ってくれた。
またいこう。



2010/03/22(イベリス) なべ

鍋はいいなあ
ふところがふかくて。
だいこんおろしをたくさんすって
鍋に投入してたべる。
あれこれとたのしい企画がもちあがる。
じゃばらの出番だ!
ひさしぶりに楽譜を
すみずみまでじっくりよもう。
大事なことはちゃんと
譜面にかいてある。



2010/03/21(カルミア) せつやく

なんとなくせつない理由で
お店をはしごしてしまい
節約の看板をかかげているわたしたち
結局飲み代がかさむ。
そういう日もあるさ。
ナメダンゴ
という名前のさかなの
生態が気になっています。



2010/03/20(こでまり) きょうふ う

ものすごい風。
つよい風は恐怖心をあおる。
今日はなぜだかみんな
だじゃればっかり言っていた。
日中はまばら撮影会。
ふしぎな場所でとられる。
室内であんなふうにやったのは
ずいぶんひさしぶりだった。
のち目白から茅ヶ崎まで
ぐいっと大移動。
茅ヶ崎のお店も数回目
今回はひとりでしっかりやろう
とおもいきや
まばらのひとがきてくれたので
ありがたくいっしょにやる。
みんなとてもよろこんでくれたようなので
よかった!
再会があったり
あたらしい出会いがあったり
奏でるひとというのは
こうして生きていくのだなあ。
そしていよいよ
ウクレレ二刀流を決意する。
やっぱり毎週たおれるくらい
ライブをしたいなあ。
油断していたら
これからぽっかり間があいてしまう。
しまった。



2010/03/19(しだれざくら) しめじ

目白という場所が
おもっていたよりずっと遠くて
びっくり。
びっくりといえば
しめじは漢字で
湿地
と書くと知りこれもびっくり。
それにしても結婚式は
ほんとうにひとそれぞれ。
ふたりがおひろめするということを
どういうふうにとらえているか
とてもよくわかる。
きっとたくさんの時間をかけて
じっくりと考えてきたことだろうから
いつも結婚式はすてき。
あらためておもった
わたしは音楽のちからが
とてもとてもいとおしい。
ああやって空気をふるわせて
みんなのこころをゆさぶる。



2010/03/18(ゆきやなぎ) ぼんやり

何の気なしに作業をはじめ
気がついたら
ご祝儀袋の内袋に住所を
上下逆さまに書いている。
ただぼんやりしていたのだけど
とりかえしがつかない!
自分のだったらいいけれど
ひとに出すわけにはいかないなあ。
少し前から
あしたばの天ぷらが食べたくて
食べたくてたまらない。
青梅の道ばたで売っていたけれど
大量すぎて買う勇気がわかなかった。
あしたばよ、ぜひ目の前へ。
あしたはともだちの結婚式
今日をどんな気分ですごしているだろう。



2010/03/17(レンギョウ) さくらちゃん

昨日いただいた
道明寺をおいておいたら
部屋中に桜のにおいが充満している。
寝ても起きても桜のにおい。
すてきだなあ。
また寒さがもどってきた。
あらためて音楽を聴く。



2010/03/16(カイドウ) うめちゃん

去年は2度行ってしまった
吉野梅郷ふたたび。
くるまで約3時間
えっちらおっちらたどりつく。
いちめんの梅
結局みるのは一本一本。
梅という木は
枝がごつごつしていて
花は全部上をむいてのびている。
サンシュユもまざって咲いていて
それがとてもうれしい。
道中には木蓮がたくさん咲いていた。
とおもっていたのだけど
よくよく考えてみると
コブシと白い木蓮のちがいが
じつはよくわからない。
華奢なやつはもしかしたら
コブシだったかもしれない。
梅の群れをながめながら
毎年恒例になっている
手作り道明寺をいただく。
あんなのつくってしまうなんて。
そういえば梅郷の斜面で
おもむろに尺八を吹くひとがいた。
ずっとずっと吹いていた。
あれは勝手にやっているのかしら。



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