2009/11/15 (ラケナリア) よりみち

一週間があっというまだ

この時期はみんな
そうおもっているのではないかしら。
茅ヶ崎でのライブ
以前渋谷にお店をもっていたひとの
ピンク色の壁のカフェで演奏。
わたしのあこがれ
珪藻土、ピンクの壁。
あの壁ならどうしたって
毎日はすてきなはず。
ずいぶんひさしぶりに会ったから
なんだかすごくうれしかった。
あの場所ではそのひとの
気さくな雰囲気がぴったりとしていた。
演奏を終えやきとりをたべて
時間があったので帰りにちょっと電車を降り
藤沢のバーに寄り道。
ひとりでも安心して行けるお店があること
とてもありがたくたのしい。
ちょうど見知ったひとがいて
おとなの手料理をたべたり
地図をみたり募金をしたり
しながら飲んでいると
アイリッシュのバンドの演奏が流れる。
このアルバムを買おう
なにから手をつけていいかわからないとき
まわりのひとびとがそっと
まずはこっちだよと言ってくれる。
すばらしいなあ。
ありがとう、ありがとう。



2009/11/14 (サフラン) 通販

あたまが軽いってすてき。
そういえば昨日美容室で
わたしの髪をぐるぐる巻きにしながら
最近はなんでも通販です
CDはアマゾンだし
薬局もネットですませます
ツタヤもやりますよ
なんて言っていたそのひとの
仕事は人間の髪をととのえることで
そればっかりは通販にはできない。
直接会わないと。
なんだかふしぎだ。



2009/11/13 (センリョウ) かみきり

ひさしぶりの髪切り。
おもたいものを切ってやった!
爽快爽快。
わたしがうかうかしているあいだに
髪はずんずん伸び
おなかが大きくすらなかった梶原さんの
お子さんはもう生後7ヶ月。
時のたつのははやいものです。



2009/11/12 (シロタエギク) 大掃除

ひゃっほう!
寒いぞ!
るんるんと自転車こぐ。
そうして帰るとなんだか動悸がはげしく
そのいきおいで部屋を掃除する。
しはじめるととまらなくて
みぎひだりみぎひだり
ものを動かしつづける。
わたしの部屋はおおむね
譜面、楽器、文房具、写真
の四大ちらかりによって成り立っているもよう。
なのにまたノートを買ってしまった。
歌詞を書くのに全然はかどらないので
ノートのせいにして新調。
仕事にかかわるためよい紙の
リズムのある罫線のものを買った。
軽くてよい紙。
どうやらロシア製のノートです。
ピロシキ。



2009/11/11 (つばき) this is it

よく降るなあ。
気がつけばポッキーの日。
夕方から時間ができたので
だだだと映画館にかけこむ。
まわりのみんなが絶賛する映画
いいに決まっているのだろうと行って
ほんとうにいい。
あの踊りとうただけでもすごいはずが
そういうところに意識がいかなくて
ただあの存在に目をうばわれる。
彼は世界を口にした
わたしが言っても現実味がないけれど
彼にとっては世界は近い現実。
世界中の多くのひとが彼を知っている。
あれがリハーサル。
たしかにリハーサルで
マイケルさんはお客さん用のビームをださない。
でも周りのダンサーやミュージシャンたちは
マイケルさんにむかってぎらぎら
きらきらしたビームを出し続けていた。
そしてダンサーたちが舞台をおりて
マイケルさんの姿を客席で観はじめると
マイケルさんもちょっとビームをこぼれさせる。
ショウってそういうものだよなあ。
あの公演をやってほしかった
あのステージをつくるすべてのひとのために。
序盤はなみだがとまらなくて
途中からは居ずまいをただして
背筋をぴんとのばされたような気がした。
あのひとはもう居ないのだ。



2009/11/10 (グラジオラス) 高円寺

池袋と川崎のひとがあつまって
なぜか高円寺リハ。
そういえば学生時代は高円寺に
すごく住みたくてあこがれていた。
今もうっすらとしたあこがれ。
ここしばらく念願だった
もんじゃ焼きをついに食べる。
たぶん元はスナックだったような気がする店
お好み焼きも安くてでかかった。
楽器というものは
練習したらしただけそれなりに
返ってくるものなのだなあ
だけどみんなが今やっていることは
ここからはるかかなた。
しみじみしてしまう。
秋冬プランをなんとなく達成しつつあったので
あらたに冬プランをたてる。
プランという発想がめばえて
よかったような気がしています。



2009/11/09 (つるうめもどき) くよくよ

数年にいちどおとずれる
なんだかとにかくくよくよする時期
それをくよくよ病と呼んでいて
この数週間ぼんやりとしていた。
そうなるともうどうしようもないので
ぼんやりやりすごすしかないのです。
でも昨日ようやくそんなに
くよくよしない自分をみつけて
どうやら脱出したもよう。
くよくよ

なよなよ
に似ているのに全然ちがう。



2009/11/08 (ふじばかま) 弾き語りナイト

今年にはいって急に
ひきがたりをちゃんとやるようになって
さびしさに耐えるところからはじまり
たのしいようなつらいような
よくわからないかんじだった。
今日はそこからすこしぬけだして
すこしはじぶんのうたがうたえたし
あたらしい世界を見た
ような気がした。
すごいスピードで先に行きたいけれど
やっぱりそうはならない。
つみかさねはつよい。
それにしても今日のふたりの
それぞれのうたはよかったな。
そこにいてよかったな。



2009/11/07 (マリーゴールド) まいにち

このところ気を抜くと
あっさり日記を更新するのをわすれる
パソコンばなれがすすんでいる。
先日のロングバケーションに感化され
携帯もパソコンもほったらかし。
すると寝たりほかのことをしたりできるのです。
まあそのうちもとに戻るだろう。
それにしてもあらためてふりかえると
じつにまる6年
毎日日記を更新しているのだった。
当初はブログも今ほどはやっていなくて
まめまめとタグを打つ根性のあるひとしか
こういうことはしていなかったのかも。
ついに7年目に突入のつれづれ
それなのに忘れてしまうのは
なんだかたいしたことがないなあ。



2009/11/06 (野牡丹) うたたね

帰り道に交差点のわきで
花壇にすわってこっくりしているひとがいた。
信号を待っているあいだに
寝てしまったもよう。
それくらいねむいときあるなあ。
季節が季節なので無事をいのる。
ようやくのどのからまりがとれてきた。
長引くなあ。



2009/11/05 (オンシジウム) 鎌倉ハイキング

最近よくあそんでいるひとと
鎌倉でハイキングをすることに。
そのまえにごはんを食べたり
なんだかんだ駅のまわりをうろついていたら
ぞくぞく知っているひとが登場。
鎌倉にすむひとびとは
みんないつも鎌倉にいて
それってけっこうすごいことだとおもう。
わたしは自分の地元にいるよりも
よほど知っているひとに会う街鎌倉。
それにしてもいつもと同じ道でも
ちがうひとと歩くと
目のつけどころがちがっておもしろい。
気づかなかった店や
道や風景にばったりと目がいったりする。



2009/11/04 (サフラン) 快速

ひとに会いに渋谷に行って
あっさりと終えて帰ってくる道で
うっかり通勤快速に乗ってしまった。
あの電車はほんとうにすごくて
品川から大船まで約40分
ぶっとばして走る。
10分でつくはずのところを
1時間以上かかって帰宅。
まわりを観察しているとどうも
うっかり乗ってしまったのはわたしだけではない。
だいたいあんなにとばすのに
普通の電車とおなじかたちで
おなじホームに
おなじようにやってくるのです。
こわいこわい。



2009/11/03 (さざんか) ロングバケーション

ほとんど徹夜明けのような状態で
カレーを売ったのち
いつもの韓国料理屋さんへ。
日本シリーズの観戦があつい。
たらふく食べてはいるのだけど
来はじめたころにくらべたら
食べ方がおとなになった。
帰って早く寝よう
とみんなとわかれたあとに
なぜか朝までドラマを見てしまう。
ロングバケーション
という昔やっていたドラマで
じつに13年前の作品。
これがもうとってもおもしろい。
わたしは確信した
携帯が登場してドラマはおもしろくなくなった。
携帯があるとすべてぶちこわしなのです。
いつでも連絡がとれるけど電話に出ない
というのと
おうちに電話しても出ない
会いたいのでもう走り出してしまった
というのは全然ちがう。
せつなさがちがう。
そういうことをつらつらと考えていたら
携帯を小さいころから持っている
ひとびとのことを不安にかんじる。
あのちょっとした便利が
おもいきってなにかをやるとか
ただ待っているとか
そういう勇気をなくさせているような気が。



2009/11/02 (レナンセラ) 撮影

あしのなかゆびCDが
ついについに完成間近。
ということでジャケットなどの写真撮影を
もつやさんでやらせてもらうことになった。
のみくいしながら撮影
お店のご主人のリクエストにより
ポーズをとったりもする。
ほんとうにありがとうございました。
その後大勢で移動しておうちで飲む。
どうもここだと気がゆるんでしまい
おおいによっぱらう。
またよっぱらって大事なことを言っていたらしい
しかも最近記憶があいまいなことがおおい。
ついにわたしも母とおなじ道へ
確実にゆこうとしています。



2009/11/01 (茶) 日本語再発見ナイト

ひょんなことから参加させてもらった
日本語再発見ナイト。
そこにいる顔ぶれはわたしにとって
めずらしいひとばかりで
ひさしぶりにとても緊張。
ひとりで受けとめるのはほんとうにきびしい。
でもとてもたのしい夜だった。
みんなすてきな曲をたくさん知っているし
音楽がすきで
ひとがすきで
そういう近い感じを味わえる会だった。
またぎのようなかっこうをして
五輪真弓をうたっていたひとが
あまりにもはまっていておもしろかった。
お酒がうまい!
なんてすばらしいお店なのでしょう。



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