2009/09/30(杉) ほろせ

最近はじいちゃんがいっしょに住んでいるので
いろいろ話をする。
いくらやたらと若いとはいえ
やっぱり長く生きているので
こともなげに言うひとことが
ほんとうにそうだなあ
としみじみしてしまうような内容。
そういうのをちゃんと
わすれずにいようとおもうのだけど
もうすでになんだっけとなっている。
メモしておこう。
じんましんのことを山口では
ほろせ
というらしい。
全然聞いたことのないことばなので
何回聞いてもおぼえられない。
それとこれとは別のはなし。



2009/09/29(クジャクアスター) 散策路

写真を撮られに
午前中から二子玉川へ。
いいかげん撮られ慣れてもよさそうなのに
むずかしいなあ、写るのは。
それにしてもその場所がすごかった。
岸辺の散策路
と名付けられていた
そのやぶ。
やぶとしか言えないコオロギ天国。
こおろぎ!こおろぎ!バッタ!ミミズ!こおろぎ!
の世界。
でもきっとおもしろい視界だったから
できあがりがたのしみ。
めったに行けない三軒茶屋でおりて
ひさしぶりのカレーを食べる。
あいかわらずおいしいスペシャル!
そのまま渋谷で派手に散財。
目を付けていたものをかたっぱしから買う。
楽器屋さんで2社をを比較して
自分が買うつもりだったものと逆のを
店員さんがあつくすすめてくる。
それはもうきっぱりしていて
言い負かさないと他のは買えない展開。
というのはおおげさにしても
それほどの固いこだわりがあったわけでもないので
結局すすめられたのを買った。
これでよかったのだろうか
ほんとうはわからない。



2009/09/28(段菊) 声

ふと気がついた
日本語の曲を聴いていると
この声はからだをこうやってつかって出す
という想像がつくようになった。
ひとによって声は違うけれど
のどのしくみはおなじ。
こういうところに向かって出している
という向きがわかるようになった。
けれども
それが再現できるかというと
技術的にできないものもあったりする。
しくみはおんなじなのに
みんな違う声なのはすごいなあ。
そしておもしろいことに
日本語以外のことばではほとんどわからない。
たぶん発音に精通している言語でないと
感覚がつかめないような。
しばらく気をつけて聴いてみよう。



2009/09/27(コスモス) よいん

昨日の余韻で
全身筋肉痛。
長時間船にゆられて
ふんばっていた為とおもわれます。
お客さんは2時間半くらいだけれど
準備を含めると5時間ちかく乗っていた。
おもえばあんなに揺れていて
もしおっこちたりしていたら
ぜったい助からなかったなあ。
こういうときにふと
泳げないのは危険だ
とおもう。
あたらしい話がいくつかすすむ。
たくさん演奏したいです。



2009/09/26(モミジアオイ) 船上パーティ

ふたりとも仲良しの
ともだち夫妻の結婚式とパーティ。
式ではタキシード姿の新郎に涙
自作ドレス姿のうつくしい新婦に涙
芝居がかった神父さんに笑いすぎて涙。
こぶしをきかせて賛美歌をうたうなんて。
夕方からの船上パーティでは
おひさしぶりのharemの演奏。
準備のためにひとあし先に乗り込んで
ひろびろとした船内を満喫!
空も海もあおくてひろくて
やっぱり船はすごいなあ。
こうして海をどんどんすすむ。
風がつよく波があってはげしくゆれる。
ゆれてゆれてコンガもこける。
でもはじまってしまうとそんなことは
全然気にならなくなって
あっという間の時間。
ムーンライズという曲の歌詞を
ずいぶん前に書いて
それがあまりにもぴったりだったから
きっとこの日のために書いてあったのです。
サプライズが満載のこの会
新郎の鉄琴演奏も大成功。
とても書ききれないけれど
すばらしい会だった。
まぶしくて元気で
まさにいつもふたりのような会。



2009/09/25(萩) 緊張感

朝から野毛山へ。
ツガルさんの件で新聞の取材を受ける。
ツガルさんはすっかり冬毛で
ちょっと暑そうだった。
けだるくお昼寝中のところ
これまた好物のくわの葉をみて
目をかがやかせ起き上がる。
食欲があるってすばらしい!
今日はコミュニティFMでも
まばらの曲を紹介していただいたそうです。
その後おひさしぶりのじゃばらレッスン
終盤にさしかかるにつれ
どんどん弾けなくなってくる。
ゆびで弾く楽器のほとんどは
弾いているうちに調子が出てくるのに
コンサーティーナはちがう。
どんどん弾けなくなってくる。
やっぱり脳でひいているのです。
カレーを売りに川崎へ戻り
終わったその足でもつやさんへ。
宮崎へ帰ってしまうともだちと
ひとまず最後のおわかれ飲み会。
着いて20分くらいでまた出発。
宮崎で家業を継ぐそのひとは
ひょうひょうと去っていった。
今度は宮崎に会いにいこう。
あわてて帰ってあしたの準備。
待ちに待ったともだちの結婚式
大さん橋から出港の船上パーティー!
今回もいろいろ準備する側なので
段取りにあたまをめぐらせるうちに
緊張感で目が冴える。
そういえば昼間にも何件か
いよいよですね
というメールが来た。
みんな気合いがはいっているぞ。
またとないうたをうたおう。



2009/09/24(フジバカマ) 

ああ
わかっていたことだけれど
気がついたらどんどんと
日にちがすすんでいる
気がついたら秋だし
そのうちもう冬。
たくましいことです。
やるべきことをやる
もう年末が見えてきたのだし。



2009/09/23(リコリス) あつい

暑くなったりさむくなったり
おいそがしい季節です。
昨日パソコンを買った母が
今日にはICレコーダーを買って
ちゃくちゃくと電機生活化をすすめている。
ところで数日前
田口選手がメジャー昇格
うれしくて毎日見ている。
一年間マイナーでやって
マイナーのシーズンを終えた矢先
メジャーに招集された
そんなことがあるのだなあ。
最近よく考える
とにかくやっている
というのはほんとうにたいへんで
そのことだけで満足することではない
けれど
ただそのことだけでも価値がある。



2009/09/22(こばんそう) 母ふたり

家に戻ると母の友人がきていて
ふたりともおおいによっぱらっていた。
小さい頃は家族ぐるみであそんでいて
よく知ったひとだったので
わたしも参戦。
母ふたり、50年くらい生きて
120まで生きるからあと75年。
といってわっはっはとわらう。
途方もないはなしだ。
ひとひとり育てるのはきっと
想像もつかないような壮大さで
だけど
すぐそばで知っている。
わたしもそうして育ったのだし。



2009/09/21(銀梅花) 連休

連休を連休としてすごすひとが
どれくらいいるのかわからないけれど
とくに休みもしない人間にとっては
あんまりかんばしくない日々。
いつからか連休が増えたけれど
連休ってなんだろう。
ほどよい間隔ですこしずつ休むのが
いちばんすてきな気がするけれど。
たまにだからうれしいのではないかな
連休。



2009/09/20(たますだれ) 鎌倉

また鎌倉にきてしまった。
じっさいそんなに遠くはない。
演奏した場所の建物のひびきが
ほどよく気持ち良くて
なんどか演奏したことがあったから
そういうのをふまえたやり方になった。
流動的でいいところと
頑固にかまえていたいところ
ここ最近考えていたようなことが
いろいろと表面化した日だった。
じぶんがこうしたいということ
ちゃんと口にするのはむずかしい
むずかしいからといって
しなくていいということにはならない。



2009/09/19(女郎花) 浅草

最近よく見る顔ぶれで
浅草にておこのみやき大会。
いかにも浅草
ふるい建物でたたみにすわって
鉄板をかこむ。
ビールがうまい!
なんというか食事は
たのしいです。
合奏がたのしいのと似ている。



2009/09/18(おじぎそう) 秋

ああ
毎晩ときめく。
すずしくなって
車のライトがきゅんとして。
空気にのこる暑さのしんみたいなものが
雨でながれてゆけば
秋と冬がやってくる。
ああ
はやくこないかなあ。
このところの反動なのか
昨日のきっかけなのか
がっつり音をだすバンドがやりたい。
できればうただけを見すえて。
いまのもとてもたいせつで
両方やると互いにとてもよい気がする。
あとうそみたいに
運動がしたい。
その気になりやすい性格を
なんとかしたい今日このごろ。



2009/09/17(みせばや) 歌唱

今日はちょっとふしぎな日で
リハーサルが2本
いっぽんめは今まさにとりくんでいるバンド
もうひとつは前がっつりやっていたバンド
印象もやることも全然ちがうふたつの
どちらも馴染み深くてだいじな音。
なにかとわすれてしまっているとか
ひとりひとりのこの2年
ということとは別に
ビジョンがちがうのだとおもう
長く取り組んでいるときとは。
ふしぎだ
みんなそれぞれにおなじ音なのに。
ただやっぱり単純に
みんなの演奏がとてもすき。
わたしは全然体力がなくなっていた。
そのせいなのかなんなのか
なぜか10キロ走る流れがきている。
なんとなく走りたい気がしている。
そんなはずないのになあ。



2009/09/16(ホトトギス) 泥酔

自分の意志でしこたま飲んだあとに
なぜだかごちそうになった
2杯のニコラシカにノックアウトされて
全然家にたどりつけなかった。
こんなに飲んだのひさしぶり。
嬬恋に行く途中
できかかっていたダムの建設が
ついにほんとうに中止らしい。
これまでの数十年
やるやらやらないやら言ってきた場所。
これもまたひとつの傾きで
またやるって言うのかな。



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