2009/05/31 (ルピナス) 帰還

しゃべりすぎている。
よけいなことをしゃべりすぎている。
ごはんをたべても
ライブをしても。
ときどき反省しないと
よくわからないことになってしまう。
ちいさな音でウクレレを弾いて
またこっくりこっくり。



2009/05/30 (つぼさんご) チェーン

おりたたみ自転車が手に入った
というたよりに
おお〜
と歓声をおくっていて
さあ帰ろう
と自分のおりたたみ自転車を見ると
チェーンがはずれている!
というよりは
はずれておかしなところにはさまっている。
前にも後ろにもうごかない。
手をあぶらだらけにして
どうしようもなくてひきずって帰り
しばらくたたかう。
いつもの自転車屋さんの
これくらい自分でやりなよ
みたいに見える顔をおもいだして。
あちこち眺めるうちになんとなく
どうすればいいのかがわかってきて
こんなことでもなければさわらないような
大事そうなねじをはずして
すきまが開いたところをえいと抜いた。
ああ
なおってよかった。
これでこころおきなく泥よけを買う。



2009/05/29 (ルピナス) たより

いつも髪の面倒をみてくれている
美容師さんが産休中で
あかちゃんが元気に産まれたか
ずっと気になっていた。
今日ついにメールを送ってみたら
元気なおんなのこ、とのしらせ。
とてもうれしい。
来月にはもう仕事に復帰されるそうです。
そういえば季節によってなのか
たまたまのタイミングなのか
香水が定期的にかわるひとがいて
今日からちがう香りになっていた。
すずやかで気持ちよい香り。
香りは記憶をくすぐる。
おなじにおいをかいで
だれかのことを思い出したりする
わたしはそういうのがすきだし
ずっと同じ香りを10年ちかくつかっているけれど
こうしてころころとかわるのも
またおもしろい。



2009/05/28 (アマリリス) 大雨

自転車の泥よけを買い替える!
なによりもそれを先にしよう。
今日も全身びっしょり。
アマリリス
なんてかわいい名前だろう。
あたまのなかにアマリリスという曲がぐるぐる。
ちいさいときピアノで弾いた。
曲といえばいまは
林檎殺人事件に夢中。
ふにふに。



2009/05/27 (おおでまり) うたたね

ともだちのライブの録音がとてもよくて
カリンバの音が木琴のようで
これをまねてみよう。
カッティングカッティング
といろんな動画を見たりしていて
なんとなくやりかたがわかった気がして
ウクレレをかき鳴らしていたら
いつのまにか寝ていて
抱えたまま前にたおれていた。
夏がくるとこうなる。
カリンバを鳴らしていても
気がつくと前にたおれている。
暑さがそうさせる。
もう夏なのかあ。
はやく冬こないかな。



2009/05/26 (わさび) また反省をする

2週ぶりのおやすみということで
にぎわっているみなとみらいを散歩。
高額な入場料に首をかしげつつ
パビリオンのまわりをうろうろする。
そういえばマリンタワーがあたらしくなったのを
ふと思い出して行ってみると
おもったよりずっと良かった。
港があって、丘があって。
しかしぼんやりしているところへ
とつぜんめざにゅ〜の取材をうける。
アナウンサーのおねえさんの
顔の小ささにうっとりしながら
ごく普通のうけこたえをふたりしておこない
あとからはげしく反省。
いち芸人たるものこんなことではいけません。
放送されてもされなくてもかなしい。
気をとりなおしてもつやへ。
すっかり日が長くなっていて
明るいうちからビールと焼き鳥
ぜいたくな休日だ。



2009/05/25 (アスパラガス) 反省もする

朝まで飲んだ帰りのホームで
ウクレレを持っていないことに気づく。
お店においてきた。
夜藤沢に舞いもどって楽器を回収
ふたたびモヒートをいただいて帰る。
バーにひとりで飲むのは
そういえばはじめてだった。
昨日の演奏でまばらの
とりあえず行きたいところがみえはじめていて
わくわくとしながら録音を聴いたら
楽器をもった途端おるすなうたをうたっていた。
ありゃりゃ。
だけどやりはじめならではの
ちゃくちゃくとちからがついてゆく感じが
とてもたのしい。
からだにもっとなじんだら
すばらしい世界が待っているような。



2009/05/24 (ムギワラギク) たじろっくフェスティバル

たのしみにしていたこの日
演奏した4バンドすべてが
とにかくすばらしくてうれしかった。
はねまわる音のすべてが
そこにいるみんなのためにあったような。
にっこりしたりきゅんとしたり
そういう曲たちがつぎつぎと現れた。
あの場所と、あそこにいたすべてのひとたちが
いっしょになって音楽をつくった。
顔をつきあわせている場所ならではのうねり。
ありがとう、たじろっく!



2009/05/23 (アマドコロ) みみなり

うっすらみみなりのような状態
もしかしたらみみかきのし過ぎ。
ほんとうにすこし我慢しよう。
ばらばらと曲をかく。
調子がでてきたようだ。



2009/05/22 (タイム) やられている

じゃばらレッスン。
ついにじぶんの楽器を手に入れるめどがたつ。
おそらく肉のたべすぎをふくめて
朝方とても眠りが浅くて
おかしな夢をたくさん見ていたのを
夕方ごろ断片的にだけれど
つぎつぎと思い出す。
夢ってどうしてこう奇妙なのだろう。
思い出してわらってしまうような。
用事があってむかしのメールを
大量に読み返していたら
わすれていた気持ちがよみがえってきた。
がんばろう
ひねくれていないで。



2009/05/21 (カンガルーポー) にくづき

数ヶ月前ついに
楽器を弾きながらうたう
という新たな場所に踏み込んでみた。
なんとなく成り立つようになって
いよいよここからなのだな
とおもうとわくわくする。
世の弾きうたいのひとは
こんなにたのしいおもいをしているのか。
いいな。
それにしても肉づいている。
行きがかり上肉ばかり食べる。
こんなにお肉を食べていると
モー。



2009/05/20 (セイヨウオダマキ) のどいた

ひさしぶりにのどいた到来。
たぶん昨日しゃべりすぎたのでしょう。
だいじにする。
会うひと会うひと親不知のはなしをして
いちいちなぐさめてもらう。
がんばってぬくぞ。
がんばるのはおもに歯医者さんかもしれない。
しかしもう夏なのか。
ぐったりしてきたようだ。



2009/05/19 (くるみ) 魔の手

ついにここへも
親不知の魔の手がしのびよる。
歯茎を切って歯をぬいて
のこりの骨をけずる
という手順を書くだけで身の毛がよだつ。
しかし聞いてみると
みんなよく抜いている。
だいじょうぶ、だいじょうぶ。
それにしても今日は
あちこちに行ったり電話だったり
よくひととしゃべった。



2009/05/18 (ベロペロネ) みなぎる

風がごうごううなり
あめがふって
夏のはじっこをつれてきた。
今日もからだは疲労。
だけどおとといの最後のスピーチと
うたごえが
そうとうひびいたようで
うたたねをしていたら夢にでてきた。
あのときのことをわすれずにいたい。
そんなことをおもっているうちに
沈んでいた時期をぐっと抜けて
からだにちからがみなぎってくるのがわかる。
やりたいことがたくさんある。
ひとつひとつ。



2009/05/17 (じゃがいも) どっぷり

予想通りきのう一日の
なにもかもがたいへんからだにこたえて
なかなか起き上がれない。
でもいい気分。
めずらしいひとともすこし話せて
なんだか気分が高揚している。
なにかをつよく追い求めていると
あるときふと、余計なちからが抜けて
素直になる瞬間がやってくるのかも。
それでかえってとても
つよいかがやきを手に入れる。
わたしよりも先にそのときを迎えている
ひとたちを見るほどにそうおもう。



2009/05/16 (イキシア) おいわいだ

お祝いのはしごなんてはじめてだ。
結婚式はほんとうに
ふたりの人柄が出る。
長いつきあいのひとだったので
ご家族にあいさつできたことも
つながるなつかしいひとに再会できたことも
うれしく、とくべつなきもち。
ひとに出会っておなじ時間をすごすことは
たとえそれがほんのすこしでも
そのひとの人生にかかわることなのだなあ。
こういう日はちょっとおおげさでも
そんなふうにおもう。
のみくいしゃべり、へろへろになって
つぎの会場へ。
長い年月をいっしょに過ごしてきたふたりを
かこむひとびとのやさしいまなざし。
音楽にかこまれたすばらしい会。
みんなのなみだ、なみだ。
たくさんでうたうのは
ほんとうにたのしいな。
今日もよくのんでうたった!



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