2008/11/15 (ローズマリー) 模様替え

折にふれ取り組んでいたお部屋改造
今回は大々的にたんすを導入!
それが明日届くと知っていたのに
とりあえずほうっておいたら
今日になって大規模な家具の移動を強いられる。
今あるものをどかさないと
そんなもの入らないのだった。
やってみると意外におおげさな事態で
その他の予定していた作業がすべてストップ。
もくもくと家具を移動してふきそうじ。
ベッドの上も大惨事。
そしてCDの引き出しを移動するのに
いちど全部出してみたら
もはやおぼえていないようなものばっかり。
音楽はほぼiPodでしか聴かないので
CDで持っているものはずっと寝かしっぱなし。
レコードとともに生き返す約束をする。
音楽を聴く生活よ、来たれ。
しかしよく見るとなにもかも
たいしていらないものばかりなのだが
捨てる気にもならない。
捨てればすっきりするようだけど
別にすっきりしたいわけでもないと気づく。



2008/11/14 (サフラン) ラーメンたべたい

月がまぶしくて眠れない。
これも冬のしるし。
ちょうど部屋の窓に
冬がくると月があかるい。
ちかくにおいしいというラーメン屋ができて
もう2年経っていて
ようやく気が向いて行ってみる。
そこはラーメンを自分でとりにいくところで
熱いのでお気をつけください
とお姉さんに笑顔で言われ
なんだか釈然としない。
そんなことよりも
トレイがすべるのでお気をつけください
という方が適当な気がする。
ラーメンが熱いのは当然ではないですか。
なんて
なんだか毎日文句ばっかり考えているような。
せつない。



2008/11/13 (ブバルディア) おわった

気になっていたひと仕事を終える。
ほんの数日間だったけれど
気の遠くなるようだった。
あとはだまって完成を待つ。
快晴なのにひとけのない文京区を
道路と墓石を交互に見ながら歩いていたら
後ろから来た自転車がききっととまる。
こっちを見ているそのひとを
よく見ると見知ったひとだった。
なんと!
駅までの道をあるくたった数分のあいだ
普段行かない場所と時間と
われわれの知り合ってからの歴史の浅さ
すべてを総合すると
人生でも指折りのばったりだった。



2008/11/12 (白妙菊) 名付け

文房具のなかでもとりわけ
封筒や袋がすきで
気に入るとすぐ買ってしまい
家にたくさんの袋のストックがある。
今日もたくさん買ってしまった。
しかし袋あつめを自覚したのはつい最近。
前から通っている雑貨屋さんが
移転したところに顔をだして
アメリカンな見た目の袋を買おうとしたら
そういえば袋すきだよね、よく買ってるね
と店のひとに言われ
そういえばそうだなと目がさめて
晴れてわたしは袋あつめとなった。
名前をつけられると
存在がはっきりとするなあ。



2008/11/11 (椿/ポッキーの日) 火曜だった

今日は何曜日だ
何曜日だ
なんようび
と悩みこたえの出ないうちに日付がかわった。
今日の腕時計は日付のでないやつだった。
でも今日がポッキーの日だということだけは
なんだかはっきりしていて
わたしの毎日は腕時計だのみ。
あたらしいひとたちの気配に
聴く音楽も読む本もふえている。
渦中のひとの昔の曲をうたった。
これは歌詞ではない
ただひとときの文章なのかも
とおもってしまったために
ふしぎな展開をつくりあげることになった。
よいわるいではなく
とにかくあのひとは時代のものだった。



2008/11/10 (なでしこ) 目をつむる

昨日の胴上げの写真をみたら
いかにもおもたそうな監督にたいし
ありえない高さに舞っている若人!
おもわず新聞を遠くに置き
その高さを検証する。
想像したら背中がぶわっとした。
ひさしぶりにあたらしいひとの本をよむ。
あたらしいのに手を出せるときは
たいていぼんやりと本屋の棚のあいだをぐるぐる
背表紙の柄をながめたり
しているうちにはっと目につくことばがあって
その近所にもすきなことばがちらほらと見つかる。
おなじ著者の作品で
タイトルがいくつもぐっと来た場合は
確信をもっていきなり何冊も買ってみる。
歌詞を書いても聴いても
ことばのならびとおなじくらい
タイトルと中身の関係がいつも気になって
本もそれに似ているような。
なぜだかわからないのだけれども
すきな本にはかならずといっていいほど
なにかを言って目をつむるひとが出てくる。
それともだれもが、なにかを言っては
目をつむるのだろうか。
とにかくその一文をみつけると
うわあとひとりのけぞって
読んでよかった、とおもう。



2008/11/09 (マネッチア) 怠惰

ダウンは着たくない話をまたしていたら
そんなこといってすぐ風邪ひくのに

痛いところを突かれる。
ダウンを着れば風邪をひかないのなら
よろこんで着よう。
そんなこと言ってひいたときのかなしさよ。
たぶん中学生くらいまで
自分はしっかりとした人間で
勤勉な性格で
将来はたらきもののおとなになるだろう
と確信していた。
しかし実際のところ
しめきりの前日まで腰をあげない
たいへん怠惰なおとなができあがる。
社会のことを知らないとおもっていたら
税金とボーナスの話でもりあがる。
ボーナスの仕組みを考えたのは
いったいだれなのだろう。
みんながそれなりに満足しつつ
会社に都合のいい
すごいシステムだなあ。
そんなことを言っていたら
西武が日本一になった。
日頃応援しているチームが4位だったので
昨日までまったく気にしていなかったけれど
今日はとつぜんに西武を応援。
ライオンズのうたならうたえる。



2008/11/08 (ふじばかま) ふゆなのか

急に、さむい!
突然街じゅうに
ダウンやコートを着たひとがあふれる。
こんなところからそれを着て
ほんとうにダウンが着たくなったらどうするのだ。
とこころのなかで問いながらあるく。
だいたいわたしは都会にしかいないので
ダウンを着たいようなときはこない。
しかしあまりに寒いので
マフラーを自分にゆるす。
自販機のコーンスープを横目で見ていて
ああ、ふゆなのか
とおもう。
四ッ谷にはおいしい飲み屋さんがあって
みんなを長く知ってむかえてくれるひとがいる。
ひととひととの歴史はすばらしい。
だんだん共通の話題が増えることとか。



2008/11/07 (マリーゴールド) 更新

2ヶ月も猶予があるというのに
運転免許の更新期限ぎりぎり
あと3日で失効してしまうところだった。
しかし違反をしなかったため
すごいスピードで更新作業がすすむ!
あれよあれよというまに講習をうけ
講習もみじかいものだから
ほいっとあたらしい免許証を渡された。
それなりに乗ってきれいなからだ
というのがちょっとうれしい。
それにしても、運動がしたくて
でもしたくなくて
そんなことを考えているとき
100キロマラソンを走るひとの映像をみて
もはやがっかりする。
9時間走りつづけるって。
体力のへりぐあいと
からだのキレのなさは
ぜったいに運動を必要としている。
うーん。
だれか運動に連れ出して。
動くのはきらいではない。
ただただ面倒なだけで。



2008/11/06 (カサブランカ) 知識欲

心配だった録音をひとつ終えた。
いつのまにかあらゆる録音を
おちついてのびのびやっている。
あとのひとつは曲すら決まっていないけれど
発売は来月。
しんぱいです。
なんだか急にいろんなことを知りたい。
というか知らないことが多い。
記憶力がわるいことを言い訳に
全部を感覚中心にうけとることにして
ごまかしているのかもしれない。
知りたいことからしらべよう。
ちからになることはむずかしい。



2008/11/05 (オンシジウム) ふゆだ

すっかり冬の空気。
薄紫のそらに透明な半月。
これをいままでずっと
生ハムメロンとおもっていた。
今日あらたに
梨の切ったの
という意見が出て
たしかにこの透明なかんじは
梨かもしれない。
なにかをやめるという決断は
つづけるより大変なような気もするし
つづけることのほうが大変という気も。
大変さはやるかどうかには関係ない
という友人のことばをおもいだす。
この問題の本質とはすこしちがうけれど。



2008/11/04 (浜菊) まつりのあと

昨日の余韻とふつかよいで
半日はぼんやりとすごす。
この数日はたくさんのひとに会っていたから
夕方からいつもの場所に行って
ようやく現実がもどってきた。
気がついたら11月になっていた!
気持ちをあらたに
毎日をたのしもう。



2008/11/03 (大文字草) 結婚おひろめパーティ

午前中からの練習を経て
ついにパーティ本番。
当日ならではのハプニングに見舞われながらも
参加したひとびとはみな笑顔で
それだけでたまらない気持ち。
長い間おなじバンドにいたふたりだったから
関わるひとびとに音楽があいまって
いろんな気持ちがよみがえる。
そういえばふたりと演奏をはじめたころは
なんだかしらないひとばっかりのところに来てしまった

ずいぶん遠巻きなかんじでいたというのに
いつのまにか共通の仲間が増えて
ここもすっかり安心できる場所になっている。
新婦へのサプライズの新郎出し物と
新郎新婦へのサプライズ大合唱
あのときこっちを見ていたふたりとみんなの顔を
きっとずっとわすれられない。
あたたかい気持ちのつまった演奏には
どんなものもかなわない。
二次会ではcittaに参加
そしてなつかしharemの曲を演奏。
こうしてうたうことがお祝いになり
みんなにたのしんでもらえるとしたら
こんなにしあわせなことはないなあ。
いきててよかった
とまたおもった。
企画段階からのみんなの情熱と
おいわいに来ていたひとびとの笑顔で
どれだけふたりが愛されているかわかる。
音楽とおしゃべりにあふれたすばらしい会。
やのくん、みえちゃん
ほんとうにおめでとう!



2008/11/02 (風船唐綿) 準備とフラメンコ

おいわいの準備つづく。
みんなの執念に似た情熱により
ますます完璧な出し物になろうとしています。
合間を縫って夜は母のフラメンコ発表会。
今年も先生はすばらしくかっこいい。
男装でおどっていた。
いつも自分の出番の直前まで
舞台上でカンテ・ギターと一緒に
声を出し手と足をたたいて
あたたかい目で見守っている。
あんなにちからを注入されて
たのもしくないわけがない。
帰ってからうたの練習。
おもえばこの一週間ほど
いち参加者としての準備とはいえ
あしたのことがつねにあたまにあった。
ついにあしただ!



2008/11/01 (茶) '08さんま会

毎年恒例さんま会。
ふえたりへったりしながらも
毎年輪がひろがってすばらしいことです。
みな老いるまでがんばろう。
その裏側ではまだまだ
おいわいの準備がすすんでいる。
あと二日だ!
おまつりきぶん。



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