2006/10/15 (女人禁制破りの日) 現在

このところよく聴いているのは
大学時代に何度も聴いた日本人のヴォーカルで
同じ1枚を今もくりかえしくりかえし聴いている。
そのひとはご存命なの?
と聞かれ
そういえばそんなこと考えたこともなかった。
ネットで調べてみると
数年前に30年間の音楽生活を終え
今はジュエリーデザイナーになっているらしい。
一生懸命聴いているうたごえの持ち主が
新たな人生を歩みうたをやめているなんて
なんだかへんなかんじ。



2006/10/14 (世界標準の日) おいわい

誰かを祝うためにこっそりと
みんなで準備をするのは
とてもたのしい。
そしてそれが表に出る瞬間は
胸がどこどこしてしばらく
落ち着かないのもたのしい。



2006/10/13 (引っ越しの日) 確率

この人物がそうでない確率は
250億分の1である
といわれても
まったくぴんとこなかった。



2006/10/12 (パンの日) 結末

勝負のおわるときはあっけなかった。
それまでのじりじりと対照的に
あれーとおもううちに決着がついていた。
引きずられて出て行くそのひとは
とてもとてもがんばった。
どっちが勝ってもきっとよかった。
それにしても最近は
月末のさんまの会にむけて気持ちが動くのか
会うひとやメールの別れ際
じゃあまたさんまでね〜
というのがはやっている。
晴れますように。



2006/10/11 (ウインクの日) 引退

小さい頃から見ていたひとたちが
続々と現役を引退したり
命にかかわる病気にかかったり
他界したりする。
これがおとなになったということかもしれない。



2006/10/10 (トッポの日) 誕生日

ひとつ歳をとった。
お祝いのことばをくれたみんなに
どうもありがとう。
それにしても毎年よく晴れる。
遠くの富士山がよくみえるすばらしい天気だった。
富士山が見えるとなぜか
やった!っておもう。



2006/10/09 (塾の日) 24

そのドラマに占領されて数日
やっと明日にはおわる。
見なければいいのだけど
もはやそうもいかないので
なんとか明日までがんばるぞ。



2006/10/08 (骨と関節の日) 地元

おともだちの地元で
おともだちの地元のおともだちと
いっしょにお酒をのんだ。
なんだかよくわからないけれど
とてもおもしろかった。
人生はいろいろだし
梅パンチはとてもおいしかった。
だってわたしたちは
梅パンチで打ち解けたとおもうのだ。



2006/10/07 (ワイシャツの日) 秋晴れ

早起きの約束を守れず
ぐうぐう寝ていたら
太陽がとてもまぶしくあがっていた。
秋めいたすてきなひかりを教えてくれた
メールににっこりしながらも
部屋の中から青くてまぶしいそらを気にしながらも
めんどうなドラマを見ていた。
24時間かかるやつ。
見るつもりじゃなかったのに
うっかり見始めてしまった。
とばしとばしながらも
あと10時間。
なんだろう、これ。



2006/10/06 (芋名月) 散髪

一年ぶりにそのひとに会いに
というか髪を切りに出かけると
ひさしぶりですね〜
と笑顔で迎えてくれた。
気後れしながら行ったけれども
なんだかんだ話は盛り上がり
髪型もおちついた。
これからもよろしくの気持ち。
夜になると名コンビの片方から
相方の誕生日を知らせる
おもしろすてきなメールが届いてはりきる。
ほんとうにおもしろくて
すてきなひとたちだ。
一日の終わりにパソコンをひらくと
ともだちのブログにとてもとても
だいすきなプリンの写真を見つける。
やられたあ、なんて勝手におもい
うーんとうなりながら
あっという間にそこへ行きたくなった。
あそこが近所なんて、歩いてそこへ行けるなんて
いつでも行けるなんて
すっごくうらやましい。



2006/10/05 (時刻表記念日) 不調

ときどき絶不調の日があって
きっと今日はそれだった。
こわいのはそういうとき
自分が感じているいらだちに気づかないことだ。
誰かといるとわからないのだけれど
ひとりになってみると
誰かとの会話の内容を思い出して
失言だ!と反省したり
普段はぶつけないところにぶつかったり
それで痛いおもいをしたり
ものをうっかり壊してしまったりするうちに
すべてはいらだっているせいだと気づく。
気づいてみるとしばらくはそのまま
ほうっておいたりして
あまりに物事がうまくいかないので
呆然としたりする。
そんなときはいつもとすこし違うことをしてみる。
おふろをわかしながら
つまみを作って
ひとりで晩酌してみたりすると
けろりとなおっていた。
あぁよかった。



2006/10/04 (イワシの日) いわし

今日はいわしの日だったので
いわしを愛してやまないひとのことを思い出す。
べつにいわしの日でなくとも思い出すけれど。
課題を手元にかかえながら
まったくひらめかない日々。
しめきりせまる。
しめきりがなくともあせる。
焦ることはのぞまれていないとおもう。



2006/10/03 (開天節) アンフェア

もうすこしで鼻が治りそうだから
安静にしておくことにした。
でも今日は楽しみにしていた
前にとてものめりこんだドラマの
つづきのスペシャルがあった。
見ていたひとの大部分が
おそらく望んでいて
だけどどうしようもないよね〜
という部分に
うまく応えていたような。
しかしこうして続くたびに
こんな悲しいおもいをしなければいけないとなると
ちょっとつらい。
ドラマだけど。



2006/10/02 (望遠鏡の日) あてずっぽう

ともだちの舞台を見にいった。
しかしなんという場所でやるのか聞き忘れ
たぶんここだろうという場所を割り出して
不安になりながらもちゃんと着いた。
いつ見てもおもう
若いひとたちが力をあわせてつくりあげているものだ。
帰りには勘をたよりに
やきとりを目指して歩くと
ちょうどやきとり屋さんの前で
威勢のいいおじさんに迎えられてそこに入った。
ごはんはおいしく
おばちゃんはかわいく、なにより
社長とよばれるおじさんがそのへんに座っていて
そのひとはお会計のときになると
そろばんでぱちぱちと金額をはじき
かわいらしい古いレジからおつりをくれるのだった。
にっこりとたたずまいがすてきだったので
王子の帰りにはそこに寄ろう。



2006/10/01 (シャウプ勧告の日) 鼻づまり

あたらしいビルの余波で
人手不足のわりにとても混んだ。
それだけならよかったけれども
いかんせんがっつり鼻がつまってしまっていて
終わった頃にはぐったりしていた。
鼻がつまりだすと
鼻をすすりつづける力と
鼻に割く意識とで
よぶんに疲れてしまうらしかった。
しかも味もよくわからない。
まいったまいった。



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