2006/02/15 (春一番名付けの日) 春のよう

今日もぽかぽか。
あしたは冷たい雨らしい。
だけど雨はいつも
次の季節をつれてくるからなぁ。



2006/02/14 (ネクタイの日)

ひさしぶりに
春のよう。



2006/02/13 (銀行強盗の日) 問題

いま抱えているものは
ずっと前にも突きつけられたことのあるもので
それは順調にすすむことでうやむやになっていた。
うやむやにしていた。
そこに費やされてきたすべてのものに
こたえないままにしたくない。
筋違いかもしれない怒りをおぼえながらも
きりすてることはできない。



2006/02/12 (ボブスレーの日) 軽すぎる

そのひとは体重がほんのすこし
軽かったから失格になってしまった。
良い跳躍をしても。
自分が知らないうちに
ちょっとだけ軽くなったりすることはある。
それすらも管理するのが選手
といってしまえばそれまでだけれど
こんなことってあるんだなぁ。



2006/02/11 (干支供養の日) ぼうぜん

急にたかい壁が立ちはだかった。
悲観的にならないように
前向きに、前向きに
と言い聞かせてみても
あまり良い案はうかばない。
これをどうにか乗り越えて
ああそんなこともあったねえ
なんて思い出話になるといい。



2006/02/10 (ふきのとうの日) 予定

どことなく予定がつまっている。
たのしいのも大変なのもあわせてつまっている。
つまってくると気持ちもつまりがちで
それはいやだなぁ
と立て直しにかかる。
今日はよいしらせとすこしわるいしらせが
いっぺんに来た。
わたしのちからではどうすることもできないことは
どうしたらいいだろう。
精一杯のことをするのはあたりまえだけれど
それでいいってことはないのだとおもう。



2006/02/09 (風の日) 都会

二日の間降り続く雪を見慣れたら
新宿にもどって雪がないことが
妙に味気なく感じた。
雪が積もりに積もる暮らしはとても大変そう
だけれどとてもちからづよかった。
いろんな工夫が凝らされていた。
そして常に自然の脅威のそばで暮らすのは
とても意味深いことのような気がする。



2006/02/08 (ロカビリーの日) 雪山

さらさらの雪が
これでもかというくらいそこにはあった。
いつまでもいつまでも降っていた。
運転手さんや宿のひとがおちゃめでうれしく
やわらかい雪がすべりやすかった。
あんなに雪あそびをしたのは
もしかしたら初めてかもしれない。



2006/02/07 (北方領土の日) ゾウ

象の絵を今日は描いた。
すると象の印象はとても部分的で
口がどうなっているかさっぱりわからない
ということがわかった。
象だけではないかもしれない。
印象が部分的なのは。
見知ったひとがお店からいなくなってしまうと聞いた。
何度もお世話になっているので
すこしさびしい。
どこかで会えるかな。



2006/02/06 (抹茶の日) すれすれ

自転車で走っていると
強引に車が曲がって入ってきた。
すこし角度がちがったら
きっとおもいきり轢かれていた。
こわかった。
こわかった。



2006/02/05 (聖アガタの祝日) 空気公団ライブ

鳴る音だけを聴いていた曲たち
それが目の前で大切に演奏された。
終始マイペースだったそのひとが最後に
今年のみんなによいことがあるように
音楽で、みんなを守ります
としずかに
ちからづよいことばを残した。
ひとつひとつがゆっくりと焼き付いた。



2006/02/04 (西の日) 修行

ひとに文句をいうなんて
いいことがひとつもない。



2006/02/03 (のり巻きの日) つめ

爪がよくのびる。
ような気がする。
前より頻繁に爪切りをするはめになっている。
ような気がする。
冷たい風にふかれると
北風小僧の寒太郎を思い出すけれど
冷たい風はぜんぶ北風なのかなぁ。



2006/02/02 (バスガールの日) のぞむ

今日はただの木曜日で
2月2日だけれども
今日という日になぜかとても気合が入っていた。
毎日どことなくだらけていたので
絶対今日眠るまでにやりきるぞと
やることリストを何度も頭の中でくりかえした。
気合が入りすぎたせいかちょっとけがをしたり
買い物にもちょっとした事件がおきた。
それでも無事家に帰り
めあての棚を部屋に入れるととてもすっきり。
人間の暮らす部屋らしくなった。
それにしたって長時間がんばってみたものの
パソコンはなんだかんだいって
やっぱりむずかしい。



2006/02/01 (ニオイの日) 目標

今日のわたしはなんとしても
プラスでもマイナスでもないきもちをもって
そこへ行こうとおもった。
それはとてもむずかしく
あまりそうならなかった。
夜にはすっかりごきげんで喋っていると
ぐらぐらと揺れた。
揺れのせいで電車がとまった。
どうしてこんなにもろいのだろう。
京急はしっかり走っていたのに。



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