2005/12/15 (権利章典の日) 日課

早起きしたのでとても眠くて
湯船でぐっすりねむってしまった。
ふたをぎりぎりまで閉めて顔だけ出して
つかっていたのでおぼれずに済んだ。
よかった。
そんなに眠いのに上がってみると
いそいそと更新していたりする。
習慣ってすごい。



2005/12/14 (南極の日) そら

このところいつも月がとても遠い。
そういえば昨日あるいていると
ぴかぴか曇るそらを
ごおおおおおおおお
とものすごい大きな音をたてて
戦闘機のような飛行機が横切った。
とおく地上にいるわたしが
うろたえてしまうくらい大きな音で
鳥たちもみんな飛びたってしまった。
雲が大きくて晴れなのに暗いそらだったから
あいまって不気味だった。
すごく大きくて威圧的な音だった。
むこうからわたしの姿は見えないだろうけれど
飛びたった鳥の群れは見えたかもしれない。
たくさんだし
そらどうしだから。



2005/12/13 (双子の日) あそびまわる

ともだちが数人、写真のモデルで参加している
ガンダムの展覧会に行った。
この日の為にDVDをみたものの
わたしの知識はまだまだ足りなかった。
その前に念願の新そばを食べるべく
上野でそばやさんに入ると
なんと1700えんの天そばをあっさり頼んでしまった。
すごくりっぱな海老天がならんでいた。
夕方からはこれまた念願のクライミング。
前回は指をくわえて見ていたので
やる気に燃えて行った。
でも予想通りちからをすごくつかうので
あっというまにばててしまった。
下から見ていると近い石と石が
その局面に達するとすごく遠い。
通いたい。



2005/12/12 (ダズンローズデー) だった

今年さいしょの
よいおとしを
は昨日だった。
大学時代の友人がお店にきてくれて
もう年内はあわないかもしれないと思い言った。
けっこう早い解禁だった。



2005/12/11 (百円玉記念日) アムロ

この歳になってようやくガンダムをみた。
見始めたらおもしろい。
話がたくさんありすぎて敬遠していたのだけど
きっかけがあって見てみている。
アムロは想像と違ってこどもっぽかった。
シャアは想像と違っておとなだった。
おやじにだってぶたれたことないのに!
というアムロはかなりかっこわるかった。
そんなふうにたまに
知っている台詞ががつんと飛び出すので
油断できない。



2005/12/10 (アロエヨーグルトの日) 衝撃

レコーディングの後ひさしぶりに
昔対バンしたひとのライブを見に
御茶の水にいった。
しかし看板に名前が出ていなかった。
日にちを間違えたかと店の人に聞くと
そのひとは交通事故でライブをキャンセルしたという。
大丈夫だろうか。
まだ連絡がとれなくてよくわからない。
おおごとでなくいてほしい。
そのあと楽器店ではたらくともだちにあいにいった。
そのひとはちゃんとそこにいてくれた。
あやうくギターを買ってしまいそうになり
思いとどまった。
むしろ止められた。
でもまだちょっとほしい。



2005/12/09 (障害者の日) ともだちの話

高い建物の非常階段や屋上にいくと
すごく不思議なきもちになる
とそのひとは言った。
人間がそこに建物を建てなかったら今
立っているこの場所はただそらだった、と。
ほんとうだ。
文章にまとめてみるとなんだか普通になったけれど
その話をきいたとき
がーんとなった。
地面はそこにあるんじゃなくて
作ったものの上にわたしは立っている。
がーん。



2005/12/08 (太平洋戦争開戦の日) つたえる

もりだくさんのいちにち。
ことばばかりがそこを占めてもいけないけれど
ことばを交わすことでなにか
つかめたりすることもある。
言っているうちにまとまったり
相手は思ってもみないことを考えていたり
ということだってある。
わたしのおもうところは今日
どれくらいそのままに伝わっただろう。



2005/12/07 (クリスマツリーの日)

あたらしい試みに胸おどるも
あっさり眠気にまけてしまった。
そんなふうに今日がはじまり
昨日の出来事を他人に話してみると
ちょっとした武勇伝のようになってしまって
なんだかおかしかった。



2005/12/06 (ラジオアイソトープの日) 寒中

冬のさなかに河原でバーベキューをした。
豚汁もつくった。
寒さを覚悟してたくさん防寒したので
普段の生活よりよっぽど寒くなくすごした。
宴がすすむと野球大会になった。
できないなりにたのしい。
あおぞらがすばらしくてしあわせだった。
しかし事件はおきた。
河原に止めていた車が閉門時間を過ぎ
駐車場に閉じ込められてしまったのだった。
愕然としたわたしたちは無茶をした。
ちょっと甘かった杭をひっこぬき
ずいぶんと先まで河原を走って出口をさがし
土手のゆるやかそうなところから
むりやり外の道に乗りあげた。
途中車がおもったより傾いて薮につっこみ
スリップしてうごけなくなったりした。
おそろしかった。
しかし外に出てみると何事もなかったかのように
車はしっかりと走った。
ワゴンRは今日もえらい。



2005/12/05 (バミューダトライアングルの日) フジヤマ

今朝の富士山は最高だった。
寝不足なのにがっと目が覚めるくらいあざやか。
もうすっかり雪をかぶってしろい。
そしてずいぶん遠いのにまぶしい。
朝から興奮した。
夜は細くてきれいな三日月だった。
今日はそらがにぎやかだなぁ。
帰ってからはいそいそと
明日の準備をした。
しているうちにすっかりたのしくなってしまった。
寒中バーベキューの準備。
きっとすごく寒い。



2005/12/04 (血清療法の日)

今日は鎌倉でおともだちのライブ。
「空耳」をカバーしてくれるということで
すこし混ぜてもらってうたった。
今まで自分たちの曲をひとがやっているのを
聴いたことはたぶんなかった。
不思議だ。
誰よりもよく知っているはずの曲が
妙に客観的で
でもやっぱり知っていて
おもしろたのしかった。
それにしても琴の定義はなんだろう。
お琴、鉄琴木琴、口琴
琴と名のつく楽器にこれといった
共通点が見いだせない。



2005/12/03 (奇術の日) 知久さん2

ぐっと飲んだビールがトイレくさくてがっかり
などしつつもライブはすばらしかった。
ほんとうにすばらしかった。
でも一曲目の最初の数分
あまりに独特のうたごえにちょっとひるむ。
でも間もなく慣れてここちよくなる。
たくさん弾くわけでもなく、ぐっとくる。
研究のきもちもたくさんでじっくりとたのしんだ。



2005/12/02 (原子炉の日) ふゆぞら

毎朝富士山をさがす。
いつも思ったよりすこし高いところにあって
たいてい霞んではっきりは見えない。
だからたまに綺麗に見えると
なんだかすっきり目覚めて
朝からはりきってしまう。
冬はいいな。



2005/12/01 (鉄の記念日) 季節

今年は師走を待たずとも
駆け足で時間が過ぎていった。
年々そうなっていく、とみんな言う。
季節のせいかなとおもう。
気候がずれてずれてゆくから
感覚と暦がずれた気がしたまま過ぎる。
これからもそうなっていくのかな。



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