2005/08/15(刺身の日)地元

毎年家のベランダから見ていた花火大会を
初めて河原まで出かけて見た。
障害物がなくてすぐ近くで
そのうえ練りに練った演出がすばらしかった。
つくっているひとの気迫をかんじた。
それはみんなにもつたわっているようで
今までいろんな花火大会にいったけれど
終わった後みんながくちぐちに
来てよかった、感動したと
なんだか興奮していたのは珍しい。
それにしてもまだ終わってもいないのに
警察のひとたちが帰る際の注意をメガホンで促していて
それがとても無粋だった。
安全の為には仕方ないのかもしれないけれど
だけどすごく無粋だった。
ざんねん。



2005/08/14(特許の日)忌野清志郎ライブ

今年は立ち見だった。
それでもあのうたはちからづよく届いたけれど
斜め前にいた、両親につれられてきていた
小学生くらいの男の子はきっと興味がなくて
後半は曲が変わるたびに
これが終わったら帰ろうねえ
とため息まじりに言っていた。
両親は清志郎の大ファンのようで
とても途中で帰りはしなかった。
そのやりとりが気になって気になって
しかたなかった。



2005/08/13(函館夜景の日)ぶらぶら

歩いていると、本が読みたくなる。
今日はプチ哲学という本を買った。
文と絵はわたしが近頃とても気に入っている
気になっている人がかいている。
そこに描かれた簡単ではっとするようなものごとを
ふむふむと読んだ矢先に似たようなことが起きた。
哲学はごろごろとそのへんに
ころがっている。
帰りにはお友達のお友達たちと
お酒をのんだ。
そんなことが今日起きるなんて
寝坊して飛び起きた朝には考えもしなかった。



2005/08/12(航空安全の日)とぶ

そのひとはまだ見ぬ記録を期待する視線を
一身に浴びてとぶ。
その姿は危なげなくて
とてもとてもうつくしく
なのにとびこえるたびにとてもうれしそうにわらう。
とんでもない高さをとんだあとにも
もっと高くとぶ為にもっともっと努力する
とこともなげに言った。
そこにいるのはとんでもなく努力して
努力し続けてきたひとばかりだから
どきっとすることをいうひとがたくさん。



2005/08/11(ガンバレの日)暇だった

母とゆかたの帯について話し合いながら
そういえば着物の着付けの知識をもつ彼女に
どうして着付けを習ったのとたずねると
若い頃ひまだったから
ときっぱりと答えた。
きっぱり。
あんまりきっぱりだからびっくりした。
しかもテニスもバドミントンもバレーボールも
和裁や機械編みもやっていたらしい。
その機械も持っていたらしい。
もうやらないから捨ててしまったらしい。
どうしてそんなに潔いんだ。



2005/08/10(国民皆泳の日)しごと

かけっこで世界一になりたい
そのひとは言ったかとおもえば
グラウンドコンディションが悪いことや
対戦相手が強いことに言及されると
走るのが仕事ですから
とも言った。
そしてたのしんで走りますと締めくくった。
すきなことを仕事にするのは
そういうことかな、と
なんとなく好感をもった。
スポーツ選手は不思議だ。
直接社会や経済に影響をあたえるわけでもない
大きななにかを動かす歯車でもない。
でも選手たちは一生懸命だし
みているわたしたちだって。



2005/08/09(薬草の日)真剣勝負

ゆかたを着て出かける日には
いつもより2時間おおく準備時間をとる。
今日はそれでも気がついたら
出発時間を大幅に過ぎてしまっていた。
帯をなんとか自分で結ぼうと
結わえたりほどいたりとやっていたら
そうなってしまっていた。
でも自分で着られるようになってからは
しくみがわかってたのしい。
野口さんも無事戻ってきた。
なにより。



2005/08/08(地球歌の日)宇宙

野口さんが帰ってくるはずの今日
わたしはカレーを売りながら
もやもやとそのときを待った。
しかし情報がないのでどうすることもできず
大丈夫かなぁ、と気をもんだ。
結局着陸は明日に延期になったようだった。
明日でも明後日でもいいから
ちゃんと帰ってこられますように。
1600℃なんていったい
どんな温度なのだろう。



2005/08/07(ヤング☆ナッツの日)連休

そのひとと一緒にうたううちに
なんてうたうことはたのしくて
だいすきなのだろうとおもった。
みんながにこにことしていた。
今日の主役たちに至ってはもう
おなかがよじれて痛くなっちゃうくらい
笑ってしまってたいへんだった。
あたたかい。
はからずも、降ってわいたような土日の連休
とてもとてもたのしかった。



2005/08/06(雨水の日)カーニバル

屋上で,花火をみながら肉を焼いて
おいしいお酒と,みんなの持ち寄ったたべものと
手作りのパーティ。
なんだかとっても贅沢で、豪華で
たのしい夜だった。
そこにいたのはみんな音楽がすきなひとばかりだったから
ギターを弾いたり、うたをうたったり。
そのひとたちの音楽がとてもすきだったから
たまらなくうれしかった。



2005/08/05(ハコの日)下北沢

そういえば急におもいだした。
この前下北沢をうろうろしていると
中古CD店がセールをしていて
お店の外に段ボールでばばんとCDが置いてあった。
なんとはなしにそれを眺めていると
くすりゆびで参加したオムニバスCDがあった!
自分の声が入っている音源が中古で売られているなんて。
流通しているってこういうことなのね。
でもなんだか複雑。



2005/08/04(ビアホールの日)大食

ものをたくさん食べるほうだとおもう。
たべることそのものもすきだとおもう。
お酒だってだいすきだ。
わたしは自信を持って大食らいだけれども
ビール好きだけれども
それを良しと見てくれないひとも沢山いる。
だけど幸いなことに、わたしの周りには
食べるよろこびを共有できるひとたちがいてくれる。
ふしぎで、
うれしい。



2005/08/03(ハサミの日)vacation

わたしたちに買われたイソメさんのその後と言えば
体をふたつにちょんぎられ
針を刺され、ぐるっと巻いてさらに刺され
しまいには海に放り投げられる。
お先真っ暗だ。
そんなイソメさんたちなのにまったく釣れず
しかけを替えてからはうそのように釣れだした。
フグ7匹、イワシ4匹、名前のわからないもの一匹。
全体としてはイワシ29匹、タナゴ2匹
なんとも大漁だった。
フライにして食べるときにも
開いてうろこをとって
ほんとうにいただきますの気持ちになった。
ドライブして釣って温泉に入って魚を食べて
今日ははからずもとても
一日とは思えないくらいもりだくさんのレジャー日だった。
ここちよい疲れ。



2005/08/02(博多人形の日)血豆

去年の秋、左足の親指の爪に血豆ができた。
ペットボトルをおとしてできた。
爪の根元からじわじわと上にあがって
ついこのあいだ、血豆の右半分がごろりともげた。
下にはちゃんと次の爪があった。
しかし左半分はいつまでたってもごろりといかない。
一週間ちょっとは経っているのに。
どこで差がついてしまったのかなぁ。
なんにしてもこわくて自分では剥がせない。



2005/08/01(肺の日)the brickライブ

前回のまっくらやみでのライブから
今回は演奏面ではかなり良い状態でできるはずが
なぜだかやはりまっくらやみを強いられた。
なんでだろう…。
普段ライブをしていてあんなにまっくらになったことが
果たしてあっただろうか。
それにしても今日はいろいろと
新しいことに挑戦できたので
またやってみたいことをいくつか思いついた。
楽しいライブだった。



もどる