2005/07/15(ファミコンの日）よかった 待っていたお客さんがきた。 そのふたりは半年ちょっと前まではよく来ていて おじいちゃんのふたりづれ。 ふたりであそびに出かけるらしいのだけれど ひとりが病気ですぐにつかれてしまうから と言って一度来るとその日のうちに最低もう一回はくる。 ふたりはコーヒーをのみながら話をする。 あの年になってもあんなともだちがいるのは すてきだなぁといつもにこにこ見守っていた。 でも半年くらいまえに、そのひとの病気が重くなって しばらくこられないかも、と言ったきり ふたりとも姿をみせなかった。 わたしたちはふたりをときどき思い出して 元気だといいな、と話していた。 そのふたりが、ずいぶんひさしぶりに来てくれた。 ほんとうにうれしくて、無事を確認できて ほんとうによかった。 一介の店員であるわたしたちには もしそのときが来たとしてもきっと知ることができない。 だからこうして顔を見せにきてくれることは なによりもうれしい。 よかった。 2005/07/14(求人広告の日）いさかい 関内の大通りを歩いていると すぐそばを歩いていたオバさんと、 交差点に座り込んでいた浮浪者のおばサンが もめだした。 わたしはななめ後ろにいて まもなく信号を待つオバさんと並んだ。 すると座っていたおばサンはがなり立てながら近づいて 手にさげていたビニール袋ですぱーんと オバさんを殴った。 ほんとうにそういう音がしたので すごくびっくりした。 間に入ろうか迷っていたらどうやら 最初はおばサンの一方的な敵意かとおもったのに 彼女が言うには、オバさんが先にあかんべをしたらしい。 斜めうしろにいたわたしはそれが確認できず どっちがなんなのかわからなくなってしまった。 どっちもどっちかなと思った。 2005/07/13(ナイスの日）R 先月買ったテーブルをとりに行った。 車で行った。 狭い道を、お互い譲りながらすすむような場所があって 判断が遅いうえに操作がうまくないものだから がっくりして運転を放棄した。 思いやりのある運転がしたい。 それにしてもテーブルは 部屋に置いたらまだどこか不思議。 馴染むまで眺めよう。 2005/07/12(ひかわ銅剣の日）Gクレフ ライブをしていたら寒川さんという 有名なオルガン弾きさんが現れて 一曲セッションすることになりブルースをやった。 内容はさておき 終わった後話していたら 日本人が英語のうたなんてうたうことない と言われた。 寒川さんが来たから英語をうたうことになったのに なんだか釈然としなくてかなしかった。 でもたしかに日本語のほうがすきなので ますます釈然としなかった。 でもいつも思うけれど有名な人は ばーんとして迫力があって ちゃんと有名にみえるからそこは偉いとおもうのだ。 2005/07/11(真珠記念日）さらに豆知識を得る バンド練習でカラオケボックスに入ると 通信の機械の画面にひっきりなしに豆知識が流れていた。 そのなかに ゾウは一生のうちに六回歯が生えかわり 六本目の歯がだめになると死んでしまう というのがあった！ ほんとうなのか！！ 歯に寿命が左右されるなんて なんてやるせないのだろう。 そんな話をしていたらついでに キリンはこけると死んでしまう ということも聞いた。 寝るときも立っているらしい。 人間の常識なんて全然通用しないんだなぁ。 せっかくだからわたしも豆知識を披露したい。 くらげは死んでしまうとさらりと水に溶けて 養分になるのだそう。 土にかえるのと同じかんじかなぁ。 そんないろいろを考えていたら 帰り道、今年初の蝉の鳴き声をきいた。 まだ寒いのではないかしら。 2005/07/10(納豆の日）ゆうびん話追記 ついでにそのとき聞いた話で ラジオ体操を作ったのは郵政省だ と知った。 理由を聞いて笑ってしまった。 どんなことでも、その場所に 通じているひとの話をきくのはたのしい。 2005/07/09(ジェットコースター記念日）郵政民営化 今朝もたくさんの人々がテレビで 郵政民営化についての見解を述べていた。 この話題になるたびにとにかく 郵便屋さんである友人のことをおもう。 ようやくそのひとに昨日会うことができたので いろいろ質問攻めにした。 すごく身近なようで、すごくひとごとのような気のする話題。 彼にとっては切実な問題で あまりさらりと質問することでもなかったかもしれない。 ついでに先日のでたらめ住所で 郵便がとどいたことを話すと どうやらそれぞれの局にはなにかと 精通しているひとがかならずいて ちょっとおかしなことが書いてあっても ああそれそっち！ とかわかるひとが指示を出すらしい。 そういうものに支えられているのってなんだか すばらしいとおもう。 2005/07/08(ナンパの日）もりだくさん 今日の出来事 ロンドンで同時多発テロが起き 近所で爆発事故が起き わたしはというと コンタクトレンズにひびが入り ともだちに貰ったブレスレットをして出かけたら そのひとから偶然連絡を貰ったり ひさしぶりのともだちに会い 夏に外国に出かけるともだちにいってらっしゃいを言い 郵便局のあれこれを聞き 二つのなくしものをして ひとつはみつけて ちゃんと話すべきことを先延ばしにして 帰り道には弟のないしょの場面を見てしまった。 ちいさく色々なことが起きた一日。 郵便局の話を明日はしよう。 2005/07/07(七夕）げじげじ このところ毎日見かける。 エレベーターホールで。 もしくは変な素材を使った廊下で。 ピンクのような色をしたげじげじさんは げじげじとねりあるく。 気づいたときは踏まないようにと避けるけれど 酔っぱらっているときなんか 踏んでしまうかもしれない。 うっかり踏んでしまうとおもう。 わたしじゃない誰かの可能性だってある。 いやだな。 無事にどこかへ逃げてください。 2005/07/06(サラダ記念日）異文化 対バンのサックスのひとはオーストラリア人で 四年、日本に居ると言っていたけれど NOVAの先生だし、彼女は英語がぺらぺらだから 日本語はあまり話せない。 日本語むずかしい、とつぶやいた。 ひさしぶりに英語で交流するはめになって つたないなりに結構たのしいのだけれど。 会話には場に応じた正しい間が必要なときがある。 別れ際、なんとなく変な間が開いてしまって それまでの友好的な場面が一転 微妙な空気が押し寄せてしまったのだった。 会話のたのしみは意思の疎通だけではないから そのときの間や、笑顔や 必要なものがたくさんある。 くやしかった。 2005/07/05(ビキニスタイル発表の日）夏のCM 冷やし烏龍茶漬け。 とってもすきなたべものだ。 高校生の頃は、校内に冷房もないし暑くて 夏になると食欲もわかなくなったので 毎日白ごはんだけをタッパーに入れて持って 冷たい烏龍茶や緑茶をかけて食べていた。 ともだちたちにはやめなさいと言われたけれど あれはとってもおいしいたべものだとおもう。 だから近頃烏龍茶漬けのCMを見ると にやりとする。 おもわずにやりとする。 2005/07/04(梨の日）郵便屋さん いつだったかコーヒー屋さんの会員になって 引っ越した後だったので新しい住所を 書いた。 そこから初めてダイレクトメールが届いて でもそれは旧住所からの転送の封筒に入っていた。 不思議に思ってよくよく宛先を見てみると 郵便番号と住所の町名までは前の家のもので 番地から先だけ今の住所になっていた。 うろ覚えだったから間違えて登録したらしい。 どうして届いたのだろう！ はっきり言ってただのでたらめ住所なのに。 そもそも旧住所からの転送の封筒も わざわざ手書きで住所を直して送られてくるのだ。 どういうシステムなのかわからないけれど そんなのを何件もやっているなんて 郵便屋さんってすごすぎる。 2005/07/03(波の日）ミスター そのひとが姿をあらわしたとき みんなは拍手と歓声で迎えた。 それに笑顔でこたえる 長嶋さんはいつだってたくさんのひとに注目され たくさんのひとをよろこばせてきた。 そういうひとが、世の中にはいる。 きっと徳光さんは泣いているだろうな。 そういうひとは みんなに愛されるひとは いつまでもいつまでも元気で そこに居てほしい。 2005/07/02(一年の折り返しの日）練習 レコーディングではずっとばらばらだったから ひさびさに四人で演奏したら なんだかとてもなつかしくてたのしかった。 あたらしいうたをつくろう。 湿った空気の中、おもった。 2005/07/01(童謡の日）ついで もののついでに、秋葉原に ファミコンのカセットを探しに行った。 目当てのものをいくつか見つけて買った。 秋葉原はいつ行っても居心地が悪くて おろおろしては帰ってくるのだけれど 目的がはっきりしていれば意外と大丈夫で 普通に買い物できる場所だとわかった。 でもわたしの前にレジにいた外国人の方は 42万円も買い物していた。 紙袋ひとつだった。 ふしぎ。 もうスパッツは流行っていないみたいだ。