2004/09/15(ヒジキの日）ひとり この選択がわたしたちにとって しあわせをうみだすものでありますように。 泣いてわらってひとつになった時間は これからもずっとずっと たからもの。 2004/09/14(コスモスの日）朝 ひごろから朝に負けてばかりなので 今日は朝を味方につけようとこころみる。 早起きしてライオンを見にいった。 たくさん吠えたから、いろんなものが見えた ような気がした。 あのうたごえと同じようなもの。 キツネザルは口にものを入れては そらをあおいでかみくだく。 朝の動物園はすこし違う顔をしていた。 それにしても朝から びっくりさせられっぱなしでくやしい。 2004/09/13(世界の法の日）いちにち 日中をたのしくわらってすごして 技ありカプチーノに感激して 夜はしっかり働いて 今日はよかったぞーと思っていたら うれしいメールが届いていた。 そこにはすこしせつないことばと 見慣れたみんなの笑顔と 何度も探しに行った花の写真。 なんだかすきだなぁと思っていたふたりは やっぱりしずかの空気のひとだ。 話してみたいことはまだ 教えてほしいことはまだ たくさん、ある。 2004/09/12(宇宙の日）秋と かすんでしまうくらいうすあおいそらが きらきらとまぶしく晴れていても 撫でてゆく風はもう秋だ。 心地よい風。 季節のかわりめはなつかしいきもち。 でもこの秋風のかんじは 長野で見たあの杉林の空気に少し似ている。 つめたくてしずかなの。 2004/09/11(愛国者の日）カサンドラ・ウィルソンライブ そこにいるみんながみんなあまりにすごくて ひとりずつがとてもしぶい輝きで でもやっぱりなによりもあのうたごえ。 声を発した瞬間に、全然違う景色がみえて つちと、みどりと、かぜとそらがみえて あっという間に塗り替えてしまった。 なんだろう、あのうたごえ。 それはあの空間すみずみまでゆきわたって すべてを。 2004/09/10(屋外広告の日）しりとり いつものように誰かのことばに のっかってしりとりをはじめたら いつのまにか曲ができた。 一心不乱にバスのなかで うたってはうなずきあう。 こんなあそびはひさしぶりだなぁ。 たびのおわり。 2004/09/09(温泉の日）発見 くさばなはちからづよい。 いつもはそれほど気にかけていない草花だけれど そこではたくさんのなにかをふりまいているから なんだかとても気になってしまう。 朝早く起きて散歩をすることや コーヒーをのみながらおしゃべりすること 普段なら眠気に阻まれそうなささやかな しあわせをしみじみとあじわう。 星空をいつまでも眺めて 流れ星を待つ時間をいとおしくおもう。 こっちではできてあっちではできないこと。 あっちではできてこっちではできないこと。 2004/09/08(ニューヨークの日）中央線 電車でのろのろ長野をめざす。 だいだい色の電車をなんどかのりついで。 バスとはちがったたのしみがそこにはある。 それにしても電車はすみずみまでゆきわたり どこへもつながっているのだな。 ひさしぶりのロッヂについたら おなじみのひとたちがいて おなじみのにおいがした。 ほっ。 2004/09/07(クリーナーの日）目標達成 今年のはじめ、ささやかに 自分の中で設定していた一年間での目標が とりあえず達成できそうなことが今日わかった。 まだまだすべてはくっきりしていないけれど 去年よりずっと、いろんなものがみえる。 あとさんぶんのいち、がんばろう。 2004/09/06(妹の日）急展開 けっこう先になるかなぁとおもっていたことが 突然ぱっぱっと決まってしまって なんだかぽかんとしてしまう。 こころのじゅんびが。 まだできていないよ。 2004/09/05(石炭の日）たね 種のたねをもらった。 これからしばらくの間それを干して そのうちのいくつかが種になる。 春になったらそれを土に埋める。 そんなたいそうな一連のおしごと わたしにできるのだろうか。 でもとりあえず干してみよう。 2004/09/04(クラシック音楽の日）さけび 今日も昨日も大雨にふられて びしょびしょになりながら自転車をこいでいたら 向かい側からあるいてきたおじさんが いきなりわらいながら あひゃあ！ とさけんだ。 びっくりした。 こういう事件があるとわたしの一日は たとえそれまでにすてきなことがあろうとも これで塗り替えられてしまうからかなしい。 2004/09/03(ドラえもんの誕生日）噴水 噴水を見ると 暑い日はちょっと涼しい気がするし 寒い日はかなり寒々しくなって ということは噴水ってば すずしくする効果抜群ってことだ。 すごいな。噴水。 しかも字にするとなんだかすごく つよくていたそう。 2004/09/02(宝くじの日）カルピス とってもひさしぶりにカルピスを買った。 原液の。 牛乳で割ってのんでみたら、記憶の味とはすこしちがった。 昔はいくらでも飲めたのに、もうだめだ。 おとなになっちゃったんだなぁ。 だからかな、いくらかんがえても 自分でじぶんのきもちが全然わからないのは。 2004/09/01(霞ヶ浦の日）空白 今日一日だけは ぼうっと考えることをゆるそう。 うわのそらでさまよって 明日にはぱりっとするんだ。