2004/05/15(ストッキングの日)しあわせであるように

しあわせであるように
こころでいのってる。
そんなシンプルでちからづよい
なつかしいことばたちを読み返しているうちに
あらためてがつんと打ちのめされてしまって
ぴたりとくることばを探すほどに
こたえはどんどん遠ざかる。
ああ、こまった。



2004/05/14(温度計の日)発見

つねる
という動きは
つまんでから
ひねる。
だから「つねる」
なのかぁ!
ね?



2004/05/13(竹酔日)キャラクターとは

電車の中の広告を何気なく眺めていたら
そこに読売新聞の130周年記念のキャラクターが。
ぱっと見た時は虫が新聞を持っているのだとおもった。
しかし。
よくよくみると、よくわからない!
みればみるほど、よくわからない!
そもそもこれは生き物なのか?
「ボクに名前をつけて」
と言うからには生き物なのだろうけれど
どこがどうなってどうなのか
あのちょびちょびはなんなのか
だいたいどこからどこまでが「ボク」なのか
考えるほどわからない。
というかいろんなものにみえる。
こんなわかりづらい物体を記念マスコットにしていいのか。
でも。こんなに意味不明じゃなければ
こんなに長い時間見てないな。
わたしたちはすこし憤りさえおぼえた。
しかも。
文面をじっくり読んだらこのキャラクターの作者は
宮崎駿。



2004/05/12(袋物の日)

五月病って、なんなのだろう。
よくわからないのに。
なんとなく調子が下がってくるのはなぜだろう。
そしてみんなで伝染しあってしまうのはなぜだろう。
うれしくないぞ。
でもかならず六月がきて夏が来る。
それまで、ちからをためなくちゃ。



2004/05/11(長良川の鵜飼い開きの日)ひといき

やさしくなりたい。
いつもついつい調子にのりすぎてしまうので
ふと思い知らされる瞬間があると
すごくきついけれどありがたいとおもう。
しかもそういう瞬間は大抵たてつづけに来る。
ちょっと待て!って言われている気がする。
だからちょっと待とう。
ちゃんといろんなものを見ていたい。



2004/05/10(コットンの日)どきっ

今日横浜を歩いていたら偶然そのへんで
ドイツフェアというのををやっていて
ドイツ産のなにかたちがわらわらと置いてあり
そこでハイビスカスティーというものを試飲した。
甘酸っぱくて真っ赤なお茶。
生まれて初めて飲んだ。
その何時間かあと、川崎をぶらぶらしていて
紅茶専門店の前をなにげなく眺めていたら
店員さんがすっとお茶をさしだしてくれた。
「よかったら飲みながらご覧になってください」。
カップをのぞくと、真っ赤!
まさか!
「ハイビスカスのお茶なんですよ〜」
店員さんはのんびりと説明してくれたけれど
わたしはどきどきどきどき。
ついさっき生まれて初めて飲んだものを
まさかその日のうちにまた飲むなんて。
へんなの。



2004/05/09(アイスクリームの日)

枝毛の存在はおそろしい。
はじめの一本を見つけてしまったときの戦慄といったら。
そして一本みつけると二本、三本。
もっともっと。
このかんじはちょっとやつらに似ている。
それにしても枝毛のない人にはきっと
想像もつかないような枝分かれのバリエーション。
これは髪の毛なのか?と目を疑うような
よくわからない毛先。
枝毛って。



2004/05/08(松の日)気づかされることについて

自分のことなのに他人から
気づかされることがたくさんある。
些細なことから自分の人格に至るまで。
今日はわすれていただいすきな
たべものをひとつ思い出した。
わたしはあまりにわすれてしまいすぎる。
大事なものをたくさん落としている気がする。
それがたとえマンゴーの干したやつでも。



2004/05/07(コナモンの日)joe sampleライブ

暴れん坊将軍が三人。
やんちゃ坊主が三人。
好き勝手なことを
ぴたり、ぴたりと。



2004/05/06(ゴムの日)納豆その後

かきまぜてみた。
混ぜだしたらとまらなかった。
いつしか納豆はわたしの知っている納豆とはちがう
なにか全然別の物体にみえてきた。
ばほばほになった納豆。
みんなの意見を総合して
何も入れない状態でかきまぜまくり
すこし時間をおいて落ち着かせてから
薬味を入れては混ぜ。
そうして出来上がった納豆ごはんは
そんな苦労をのりこえた達成感の味がした。



2004/05/05(わかめの日)

木は人のようで困る。
人がいろんなポーズをとっているようにみえるので
じぶんでそのポーズをやってみたりする。
長野に行ったときなんか
りんごの木が全部坂本龍一にみえて
見えだしたらもう、そうとしか思えなくなって
ちょっときもちわるかった。
だからなんなのだといわれると
それはそれでこまります。



2004/05/04(ラムネの日)納豆

あしたの朝は納豆を
最低でも5分はかきまぜてみようとおもう。
普段はお茶碗にあけても
四角いパックの形がのこっているくらい
全然まぜないのだけれど。
きっとまぜたやつはあんまりすきじゃない予感がするけれど
まぜてみないとはじまらない。
まぜたほうが絶対うまい!
というひとがいるのだから
ちょっとはみどころがあるのだろう。



2004/05/03(リカちゃんの誕生日)2本

山手線に乗っていたら車内のテレビ画面に
乾電池2本で人の乗った車が走る!
というCMが流れていた。
どうやらアルカリ電池よりすごい電池が出たらしい。
それはすごい!
でも。
すごーくのろいのだ。
人が乗って、電池ちょびっとで車が動いているのは
たしかにすごいんだけど。
すごーくのろいのだ。
すごいけどすごくない。



2004/05/02(鉛筆記念日)ゆめ

一時期ぱったりと見なくなっていた夢
このところよく見る。
しかもかならず焦って目が覚める。
あ、あのひとホットじゃなくてアイスだった!
あ、あのひとにデザートだしてなかった!
うーん、あのひとは目玉ドライのAセット!
コーヒー薄いよ、がーん!
バイトの記憶ばっかりだ。



2004/05/01(扇の日)あい

例のやつを手に入れたら
うきうきとたまらなくなって
バイトの行き帰りに着るだけじゃものたりなくて
おでかけしてみた。
こんなふうなうれしいきもちはひさしぶりだ。
そわそわして。
今日は偶然にともだちにもあえたし
いいきもちのときにはいいことがあるみたい。
あしたもあさっても着ようっと。



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