2004/03/15(オリーブの日)ふろく

少し前に、ふろくつきの本を買った。
ピンホールカメラがついているやつ。
ふろくはすてきだ。
ボール紙を折ってうごくおもちゃをつくったり
それこそどうしようもないファイルがついていたり
ふろくの品そのものの良し悪しに関わらず
ついていることに意義がある。
なくならないでいてほしいな。
ふろく。



2004/03/14(数学の日)はと

はとがしんでいるのをみた。
川崎駅のまわりはよくそんなふうに
はとが車に轢かれてつぶれている。
わたしは目をそらす。
どんどん踏まれていく。
あとからあとから流れてくる車たちは
はとに気づかないでどんどんと
タイヤでぺしゃんこにしていく。
わたしはもういちど目をそらす。
あぁ。
はとはすきではないけれど、
あそこでは、分解してもらえない。



2004/03/13(青函トンネル開業記念日)メモ

前にも話題に出たようにわたしは
とにかくなんでもメモする習慣が最近はあって
この日記に書くことも忘れないように
思いついたらとりあえずメモしている。
しかしわすれてしまうのだ。
おくりものに対する見解
という日記用のメモがあって
これはなんだろう?
何を語るつもりだったのだろう。
おもいだしたら、いつか。



2004/03/12(さいふの日)つながり

かならずつながっている。
もう、最近出会うひとは
必ずと言っていいくらい
自分の知っている誰かとつながっている。
うれしいけど、こわい。
こわいけど、うれしい。
まぁ、いいか。



2004/03/11(パンダ発見の日)うなぎ

うなぎっていう漢字はえらそうにみえる。
鰻。
鰻鰻鰻。
ならべるとよくわからないかも。
とにかく、きっと
右側のせい。



2004/03/10(サボテンの日)今日のできごと

晩ご飯をたべようと餃子の王将に入り
席について注文したら
帰ろうとドアに向かって歩いてきたおじさんが
いきなり倒れた。
そして食べたものをたくさん吐いた。
みんなびっくりした。
店のひとが救急車を呼んだ。
でもなかなかなかなかこなかった。
そうするうちにおじさんは
冷や汗をたくさんたらしながらおきあがり
ちゃんと代金を払って
大丈夫だからと歩いて出て行ってしまった。
しばらくして救急車が着いた。
でもすべてがすんでしまった後だった。
きっと救急車は精一杯の力できたのだろうけど
はっきりと間に合っていなかった。
呼ぶだけで安心はできないのだなと、
思ってしまった。



2004/03/09(農山漁村女性の日)おもうこと

わたしはこのまえ22歳になって
これまでたくさんのひととしりあいになってきたけれど
今このときを誰かと共有しているのは
すばらしいことだとおもうのだ。
これからもたくさんのひとと出会うだろうけれど
今のわたしを知っているひとがいてくれることは
とてもすてきなことだとおもうのだ。
だからみんなを、大切にしたいとおもうのだ。



2004/03/08(ビールサーバーの日)学習能力について

人間の学習能力はすごいなと日々感じる。
自分のあらゆる行動は
過去の学習の結果のように思うときがある。
水差しをひっくりかえしたら
次からはふたを指で押さえることだったり。
些細なところまでゆきとどいているちから。
でもいつまでたってもだめなこともある。
二段ベッドの上の段の角に
いつもいつもいつもあたまをぶつける。
きょうもだ。
わかってるのに。



2004/03/07(消防記念日)納豆と甘納豆

納豆と甘納豆はどっちがさきかな。
納豆が先にあって、これは甘いから甘納豆。
となったのか
先に甘納豆があって、これは甘くないから
甘をとって納豆。かな?
全然違うものなのにほとんど同じ名前なのは
なんともいえないきもちになる。
どっちにしろ甘納豆は口に入れられない。



2004/03/06(ジャンヌ・ダルクの日)茶碗

おちゃわんはすごい。
ごはんが冷めない。
レストランでご飯をたのむと皿にひらたくのっていて
あっというまにさめてしまうのに
おちゃわんはかなりがんばる。
今まで気づかなかったけど
すごいな、おちゃわん。



2004/03/05(スチュワーデスの日)まど

電車にゆられながらふと窓をみると
枠のところに
窓から手や顔をださないでください
とかいてあった。
小さい頃はよくやってしまったのを思い出して
どうしてあんなに怖いことができたのだろうと
ぞっとしてしまった。
そして実際首ちょんぱになったわけではないのに
今はそれをやったらそうなるんだと学習していることに
なんだか不思議をかんじる。
予測して危険から身を守る。
おとなだ。



2004/03/04(円の日)flex lifeライブ

最近いちばん気になっていたユニット。
CDがとてもすてきで
でもライブは生ならではの魅力たっぷりで
ほんとうにすてき。
自分がうたをうたうくせに
すぐうたのちからを信じられなくなるわたしは
こういうひとにであえることで、たまらなく
ちからをみなぎらせることができる。
行きはたのしみでわくわくして
帰りは余韻でしあわせになる
お客さんがそんなふうにたのしんでくれる
そういうパフォーマンスがしたい。



2004/03/03(金魚の日)おもうこと

日々考えてしまうこと。
人との距離について。
縮めるにはどうしたらいいのか?
近づくにはどうしたらいいのか?
考えるほどにわからなくなるので
結局ほったらかしにしてしまうのだった。
そうしながらわたしは
誰かとの距離をちぢめているのだろうか。
近づきすぎることってないのかな。
でも離れていきたいとは思わないなぁ。
まとまらない思考。



2004/03/02(遠山の金さんの日)6パーセント

前にも一度気づいたのだけれど
近くのアイスクリーム屋さんで大きな垂れ幕に
「乳脂肪率6%!」
と自信満々にかいてある。
きっと売り文句なのだろうけど
乳脂肪率が6%のアイスってどうなのか
高いのか低いのかなんなのか
わからないわたしにはあまり訴えてこない言葉だ。
そういうものなのだな、とおもう。



2004/03/01(豚の日)うるう年

昨日は閏日。
何度きいてもいまひとつぴんとこない閏年。
つまり少しずつ生じる日付のずれのつじつまをあわせる
ということはわかるのだけど
はたしてそんなつじつま合わせは何に必要なの?
そんなもの合っていようがいまいが
今日は昨日になって明日がくる。
まぁそれはそれとして閏年は
ちょっと特別な感じがしてたのしいけれど。
そもそもうるうってなんだろう?



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